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Debian GNU/Linux 4.0 (“etch”) (Alpha ) - ftp2.piotrkosoft.net

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章 5. etch で 知 っておくべき 問 題 点 40<br />

LVM を 使 っている 場 合 は、2.6 系 カーネルで 再 起 動 する 前 に lvm2 パッケージもインス<br />

トールしてください。2.6 系 カーネルは LVM1 を 直 接 はサポートしていません。LVM1 のボ<br />

リュームにアクセスするには、lvm2 の 互 換 レイヤ (dm-mod モジュール) が 使 われます。 初<br />

期 化 スクリプトがどのバージョンのカーネルが 使 われているかを 検 出 し、 適 切 なバージョン<br />

を 実 行 するので、lvm10 はインストールしたままでも 構 いません。<br />

/etc/modules ファイル (システム 起 動 時 にロードされるモジュールの 一 覧 ) 内 に 記 述 をし<br />

ているなら、いくつかのモジュール 名 が 変 わっているかもしれないことに 注 意 してくださ<br />

い。 変 わっている 場 合 は、ファイル 内 の 記 述 を 新 しいモジュール 名 で 更 新 しなければならな<br />

いでしょう。<br />

2.6 系 カーネルをインストールした 後 、 再 起 動 を 行 う 前 に、 復 旧 手 段 を 用 意 するようにして<br />

ください。まず、ブートローダの 設 定 に 新 しいカーネルと 稼 働 中 の 古 い 2.4 系 カーネルの 両<br />

方 の 記 述 があることを 確 認 してください。ブートローダの 設 定 が 間 違 っていたために 古 い<br />

カーネルで 起 動 できなくなる 場 合 に 備 え、“レスキュー 用 の” フロッピーか CD-ROM が 手 元<br />

にあることも 確 認 しておくべきでしょう。<br />

5.2.1 キーボードの 設 定<br />

2.6 系 カーネルでの 最 も 劇 的 な 変 化 は、 入 力 レイヤの 基 本 部 分 の 変 更 です。この 変 更 によ<br />

り、すべてのキーボードは「 普 通 の」PC キーボードのように 扱 えます。これは、 現 在 異 な<br />

るタイプのキーボード ( 例 えば USB-MAC や Sun キーボード) を 選 択 している 場 合 、 新 しい<br />

2.6 系 カーネルで 再 起 動 後 にキーボードがまったく 動 かない 状 態 になってしまう 可 能 性 が 非<br />

常 に 高 いということです。<br />

別 のシステムからそのマシンへ SSH を 使 ってログインできるのなら、dpkg-reconfigure<br />

console-data と 実 行 して「 完 全 なリストからキーマップを 選 択 」オプションを 選 び、そ<br />

こから “pc” キーボードを 選 択 することでこの 問 題 を 解 決 できます。<br />

コンソールで 使 っているキーボードが 影 響 を 受 けたということは、X Window System のキー<br />

ボードも 再 度 設 定 する 必 要 があるでしょう。dpkg-reconfigure xserver-xorg を 実 行<br />

するか、/etc/X11/xorg.conf を 直 接 編 集 することになります。‘ 再 起 動 の 前 にすべきこ<br />

と’ on page 32で 参 照 されている 文 書 も 読 んでおいてください。<br />

USB キーボードを 使 っているのなら、「 普 通 の」PC キーボードか USB-MAC キーボードと<br />

して 設 定 されているでしょう。 前 者 の 場 合 、この 問 題 による 影 響 はありません。<br />

5.2.2 マウスの 設 定<br />

これも 入 力 レイヤの 変 更 によるものですが、2.6 系 カーネルへアップグレードした 後 でマウ<br />

スが 使 えなくなったなら、X Window System と gpm を 再 設 定 する 必 要 があるでしょう。よ<br />

くある 原 因 は、マウスからのデータを 受 け 取 るデバイスが 変 わったせいです。 別 のモジュー<br />

ルをロードする 必 要 もあるかもしれません。

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