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火力関係設備効率化技術調査 報告書(1/2) - 経済産業省

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表Ⅱ.2.2.2.9-14(検査解釈別表 1 参照) 溶接事業者検査に係る検査の方法及び技術基準の解釈の該当条文 (2/2)[案]<br />

あらかじめの確認の種類:イ 溶接施工法に関すること(溶接施工法検査)<br />

溶接事業者の工程 溶接事業者検査の方法 技術基準の解釈の該当条文<br />

②透過試験(フィルム)を観察器により観察を行い欠陥の有無を調べ、技<br />

術基準に適合することを確認する。<br />

③透過試験(フィルム)の溶接部の濃淡の程度により、必要な場合は余盛<br />

りの高さ、継手の仕上げ程度について確認する。<br />

(2)超音波探傷試験<br />

主に割れ、溶込み不良、ブロホール等の内部欠陥の有無を確認する。<br />

①超音波探傷装置を使用して、対比試験片による校正を行ったのち、溶<br />

接部について欠陥指示の有無を調べ、技術基準の解釈に適合することを<br />

確認する。<br />

②探傷方向は、超音波が溶接部全体に伝播するように行う。斜角法の場<br />

合は可能な限り溶接線に対し直交及び平行方向について両側から行う。<br />

(3)浸透探傷試験<br />

表面に開口した欠陥の有無を確認する。<br />

溶接部について欠陥指示の有無を調べ、技術基準の解釈に適合すること<br />

を確認する。現像ムラ、洗浄不足、洗浄過多が認められる場合には前処<br />

理から再試験を行う。<br />

(記載省略)<br />

溶接後熱処理確認<br />

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溶接終了後、機械試験前に確認する。<br />

第 107 条(溶接施工法)、第 108 条(判定基準)<br />

溶接部の断面マクロ試験、断面ミクロ試験を行い、溶接部の状態が技術基準<br />

に適合するものであることを確認する。<br />

なお、材料などの専門的知識、経験などを有しなければ判定できない評価項<br />

目については、その有識者等による判定によるものとする。<br />

断面マクロ試験、ミクロ試験<br />

断面マクロ試験、ミクロ試験が必要なも<br />

のについては溶接終了後に確認する。ただ<br />

し、溶接後熱処理を実施した場合は、溶接<br />

後熱処理終了後に確認する。<br />

(記載省略)<br />

機械試験確認<br />

溶接終了後に確認する。ただし、溶接後<br />

熱処理が必要なものについては、溶接後熱<br />

処理終了後に確認する。<br />

(判定) 以上の全ての工程において、技術基準に適合していることが確認された場合、<br />

当該溶接事業者検査に係る溶接施工法は技術基準に適合するものとする。<br />

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