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走行準備<br />
ラップカウンターをご使用になる前には、全てのマシンがエン<br />
コードされていなければなりません。各マシンのエンコードの<br />
方法はコントロールユニットの取扱説明をご覧ください。<br />
スタートミス<br />
スタートシグナル発信時にマシンの手動コントローラを動かす<br />
とスタートミスとして見なされます。スタートミスの原因とな<br />
ったマシンは少々移動し、該当するマシン、またはその手動コ<br />
ントローラのLEDが点滅します。その場合はレースやトレーニ<br />
ングのスタートが許可されないため、リスタートが必要です。<br />
トレーニング・モード<br />
トレーニング・モードでは走行練習をしたり、レースのスター<br />
トポジションを決める時、周回数や時間の設定をせずにスター<br />
トが行えます。トレーニング・モードの設定は以下のように行<br />
ってください。<br />
1. コントロールユニットのON/OFFスイッチをONにします。<br />
2. 約1秒間後にコントロールユニットの中央にあるLEDが点灯<br />
し、短いシグナル音が鳴ります。<br />
3. 電子制御式ラップカウンター・カレラDIGITAL 124/132が<br />
自動的にトレーニング・モードを起動します。<br />
4.コントロールユニットのスタートスイッチを一回押すと、全<br />
てのLEDが点灯します。<br />
5.エンコードしたマシンをコンタクトスロットに置きます。<br />
6.最後にスタートスイッチをもう一度押します。そうすること<br />
でスタートシーケンスが発信され、LEDが点灯してシグナル音<br />
が鳴ります。<br />
7.スタートシーケンスが終るとトレーニング走行がスタートし<br />
てトータルタイム (“TIME”) のカウントが始まります。<br />
トレーニング走行中、またはその終了後にスイッチAを押すこ<br />
とで各マシンのスイッチを入れることができます。そこでは選<br />
択したマシンのポジションが縦線で表示されます。そしてディ<br />
スプレイには各マシンの以下のデータが表示されます。<br />
• ベストラップタイム<br />
• ラストラップタイム<br />
• トップとのタイムラグあるいは、周回ラグ<br />
• 走行済周回数<br />
ト レ ー ニ ン グ 走 行 を 終 了 す る に は 、 走 行 中 に ス イ ッ チ C<br />
(“ESC”) を一度押します。メニューに戻るときは再度スイッ<br />
チC(“ESC”) を押します。<br />
注意:トレーニング・モードが終了すると全てのデータが消失<br />
します。それぞれの09:59:999以上のラップタイムはディスプ<br />
レイには表示されません。<br />
ラップレース<br />
ラップレースに設定するにはメニューのスイッチC(“ESC”)<br />
を押します。そうすると表示が選択モードに変わります。<br />
表示“TRANING”が点滅して、チェンジ(変更)のために<br />
は“CHA”が、セレクト(決定)には“SEL”と表示されま<br />
す。スイッチA(“CHA”)を押してモードを“<strong>LAP</strong> RACE”が<br />
点滅するまで変えます。<br />
スイッチB(“SEL”)でそれを決定し、次の入力ステップに移<br />
ります。<br />
次のステップでは周回数を設定します。基本的に設定は一の<br />
位、十の位、百の位、そして最後に千の位の順に行います(デ<br />
ィスプレイに該当の桁が点滅)。スイッチA(“UP”)を押すと<br />
数値が増えます。次の桁に移行するときはスイッチB(“SEL”)<br />
を押して上記のように数をセットします。前回設定した周回<br />
数を変更しない場合は、周回数の表示が消えるまでスイッチ<br />
B(“SEL”)を押し続けてください。<br />
周回数の設定が終わったら、次にファイナルラップのモードを<br />
決定します。それには“F1”または“SLOT”がスイッチで選<br />
択できます。<br />
F1モード:<br />
トップランナーが最低走行周回を完走した後は、それに続くマ<br />
シンは当時点の周回数のみが計測されます。<br />
スロット・モード:<br />
全てのマシンはレース終了まで最低走行周回を完走します。<br />
このモードを選択すると表示はスタンドバイ・モードになって<br />
スタートシグナルを待ちます。<br />
コントロールユニットの“START”スイッチを一回押してか<br />
ら、マシンをコンタクトスロットに設置します。それから改め<br />
てスタートスイッチを押します。スタートシークエンスが終わ<br />
るとラップカウンターのタイムのカウン<br />
ラップレースの走行中、またはその終了後にスイッチAを押す<br />
ことで各マシンに切り替えることができます。そこでは選択し<br />
たマシンのポジションが縦線で表示されます。そしてディスプ<br />
レイにはマシンごとの以下のデータが表示されます。<br />
• ベストラップタイム<br />
• ラストラップタイム<br />
• トップとのタイムラグあるいは、周回ラグ<br />
• 走行済周回数<br />
一台のマシンがレースを完走するとそのポジションがディスプ<br />
レイに点滅して表示されます。完走後にはシグナル音が鳴り、<br />
ディスプレイの点滅がはじまります。<br />
走行中のラップレースを中止する場合は、その途中にスイッチ<br />
C(“ESC”)を一回押します。<br />
表示 ラップレースポジション<br />
タワー<br />
ポジションタワー30357をラップカウンターに接続して使用す<br />
ることで、設定した周回数のセグメントを表示することができ<br />
ます。それはレース中、0にむかってトップランナーがレース<br />
を完走するまで減算カウントされます。<br />
2桁のラップ表示はセグメント表示を使って最高250周までの<br />
表示ができます。この際、百の位は各セグメントの右下の点で<br />
表示されます。<br />
1<br />
1 a<br />
1 b<br />
1 ラップ数の表示のための2桁LEDセグメント表示<br />
1 a 100ラップ(周)表示<br />
1 b 200ラップ(周)表示<br />
2 最高6台までの車のレースポジションのための1桁LEDセグ<br />
メント表示<br />
250以上に設定された周回数は上部のセグメント表示に2つの<br />
チェックマークで表示されます。必要走行周回数が250以下に<br />
なった時点で、はじめて0に向かって減算します。<br />
タイムレース<br />
タイムレースを設定するにはメニューでスイッチC(“ESC”)<br />
を押します。そうすると表示が選択モードに変わります。その<br />
後スイッチA(“CHA”)を表示に“TIME RACE“の文字が点滅<br />
するまで押します。<br />
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