13春年度 種子リスト

ユキワリソウ 等 々、 順 次 種 子 が 送 られて 来 ます。
これらの 種 子 が 集 まり 次 第 リストに 纏 めて 希 望 者 に 送 っています。 特 にセツブンソウなど
乾 燥 させると 発 芽 率 が 著 しく 低 下 するものがあります。ケシ 科 やメギ 科 ・キンポウゲ 科 等 の 早 春
に 咲 く 品 種 は「 採 り 播 き」で 容 易 に 発 芽 します。
昨 年 度 は4 回 ほどリストを 発 行 して 好 評 でした。 今 年 も 発 行 を 予 定 していますので、 希 望 者
は 登 録 して 下 さい。 年 間 の 登 録 料 は1000 円 です。(12-13 年 度 の 種 子 提 供 者 は 無 料 )
種 子 代 金 納 入 用 の「 振 り 替 え 用 紙 」に 記 入 欄 がありますのでご 利 用 下 さい。
「お 尋 ねの 節 分 草 の 播 種 について」
節 分 草 の 実 生 は 蒔 くのが 遅 くなると 発 芽 しないようです。 採 取 後 、 直 ちに 蒔 くか 短 期 間 であっても 湿 めら
せた 砂 ・ミズゴケ・ピートモスなどで 保 管 すべきとあります。
私 の 経 験 でも 播 床 が「 水 はけ・ 水 もち 良 い」 用 土 としており、 採 り 蒔 きをしています。
深 さ5cm 程 の 浅 鉢 に 蒔 いて、2 年 目 は 新 球 がほとんど 鉢 の 底 に 潜 っていますので、 深 さ1cmほどに 植 え
替 えています。 以 後 球 根 は 潜 らずそのまま 大 きくなります。
5 年 も 育 てて 球 根 が1センチ 以 上 ともなれば 随 分 強 くなると 感 じていますが、それ 以 下 の 球 は 夏 の 水 枯 れ
に 弱 く、 全 滅 した 経 験 があります。 用 土 に 工 夫 が 必 要 かもしれません。 夏 は 鉢 の 上 に 赤 玉 土 ・ 小 粒 をてん
こ 盛 りにして 乾 燥 防 止 に 役 立 てたり、 二 重 鉢 で 栽 培 しています。
イカリ 草 ( 落 葉 性 )と 相 性 が 良 いようで、 地 植 えは 一 緒 に 植 えていますが、イカリ 草 の 根 に 包 まれて 水 加 減
が 丁 度 良 いのかと 考 えています。 最 大 球 は 高 さ・ 奥 行 き3cmで39 花 咲 いてくれました。
種 は 親 球 同 様 に10 月 上 旬 ( 早 ければ9 月 下 旬 )には 地 下 茎 ()が 動 き 始 め、 花 時 期 の1 月 ~2 月
に 一 枚 の 丸 葉 (カイワレ 状 )が 展 開 します。 球 根 は 地 下 茎 ()の 先 が 球 根 となり、 根 も 少 し 伸 びます。
10 月 以 降 に 蒔 いた 種 子 の 発 芽 については 試 していません。 地 下 茎 ()は 石 灰 岩 の 自 生 地 では
雨 水 などで 侵 食 された 岩 の 割 れ 目 などに 入 り 込 み、 僅 かな 腐 葉 土 層 を 捜 すのか20~30cmも 入 り 込
んでいます。
種 子 は3 月 下 旬 から4 月 中 旬 に 実 ります。 希 望 が 多 いようですので 来 年 の 新 鮮 種 子 の 配 布 時 には、 極
極 力 乾 かさないよう 手 配 して2 回 に 分 けてお 送 りします。
1000 花 ぐらいは 咲 きますので、2000 粒 程 はお 送 りできると 思 います。
以 降 の 配 布 は 小 さなポットに 予 め 蒔 いておいて、 花 苗 同 様 にして 秋 に 配 布 できれば 良 いのですが。
( 本 文 は 愛 知 県 で 実 生 栽 培 に 成 功 されている 方 からのものです。) 栽 培 大 株 の 写 真 が 貼 付 さえれ
ていますので、カラーページをご 参 照 下 さい。
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