日 本 林 業 技 術 協 会

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坂 口 : 第 65 回 日 本 林 学 会 大 会 の 記 録 と 所 感
旬
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研 究 部 門 別 ならびに 関 係 職 域 目 朧 演 数
() 朧 %
鮒 : 票 響 | 練 蛎 | 蕊 織 | 識 験 … 庁 | ”
9(22) 21(53) lO(25)lO(0)
8(47) 6(35) 2(12)| 1 (6)
9(29) 18(58) 3(10): 1 (8)
2(13) o(0)
糊 |: 謡
0(0) 7(88)
8(100)
2(18) 9(82) 0(0)lo(0) 11 (100)
3(19) 12(75) 1(6)0(0) 16(100)
0(0) 5(100) 0(0)|0(0) 5(1”)
o(0) 10(91)
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33(21)
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40(100)
17('00)
31(100)
15(100)
154(100)
の 参 考 に 供 したいと 思 ったからである。 種 灸 な 問 題 とほ
例 えばつぎのようなことである。
(1) 沫 学 の 研 究 がどんな 方 向 に 動 いているか。
2 学 佼 , 試 験 場 , 林 野 庁 , 都 適 荷 県 庁 関 係 の 研 究 のと
りあげ 方 にどのようなち 力 くいがあるか。
(8) # 棒 会 誌 えの 投 稿 を 鏡 集 係 は 強 く 夢 窪 しているが,
これと 林 学 会 大 会 の 講 演 とにどんな 関 係 があるか。
しかし,これらの 内 容 はかなり 複 雑 餓 妙 であり,この
数 字 だけで 云 々することば 危 険 であることをしったの
で,この 表 ばその 一 端 の 材 料 を 提 供 したにとどめ,この
考 えはそれぞれの 立 場 にある 読 者 自 身 の 見 解 漣 おまかせ
する。
研 究 動 向 と 所 感
各 研 究 識 演 惟 6 教 室 にわかれた 大 会 場 でおこなわれた
ので,わたくしは,その 一 端 をのぞいたにすぎず,した
がってこの 頃 抵 ,ヨシのズイから 天 井 のぞくの 式 である
ことをあらかじめ 鮪 断 りしておく。
さて*I 錐 のように 長 期 に 亘 る 謝 淡 研 究 の 動 きは1 年 や
2 年 でつかめるものでないともいわれている。しかし,
世 の 中 が 落 ちついてくると1 年 間 の 研 究 のあゆみはきわ
めて 大 きいものがある。そこで,この 項 では 従 来 からの
長 期 謡 の 中 間 報 告 的 のもの,すでに 薙 奏 されたものの
追 試 談 的 なもの, 林 学 の 基 礎 的 な 問 題 をあつかったもの
などを 除 いて, 新 しい 動 きと 思 われるもの2.3をひろ
って 拳 ることとする。ここで,つぎのことについて 所 感
をのべておきたい。すなわち 追 識 的 のものほ, 当 然 従
来 の 文 献 , 研 究 のあゆ 承 を 基 盤 として 行 われているもの
と 思 われるが,これがまったく 追 試 験 として 行 われたの
か, 鍵 寛 のちがう 条 件 で 追 試 験 されたのか,さらに 一 歩
を 進 めたものかを 明 らかにしていただきたいと 思 う。
さて 造 林 ・ 経 営 の 識 演 教 室 をのぞいて 砿 よう。
森 林 の 保 育 iこ 関 する 諸 問 題 を 解 決 するには, 彬 テなら
びに,それを 獺 茂 する 単 木 の 同 イ{ 認 織 と 非 同 化 組 織 の 錐
的 闘 約 な 関 係 を 明 らかにしようとする 傾 向 が 世 界 的 にあ
らわれている。このような 考 え 方 が 本 大 会 にも 急 にあら
われている。 山 田 氏 らによるrポイ 山 に 鐺 ける 蓄 談 材 の
材 積 と 重 量 の 関 係 」,「ポイ 山 における 幹 と 枝 の 重 量 分 配
関 係 」, 千 葉 による「 林 木 の 戊 蔓 の 逓 的 並 びに 質 酌 鋳 討 」
などがこれiこ 属 する。これらの 解 析 は 鎚 来 ほとんど 未 蒲
手 であるので 今 後 活 溌 に 研 究 が 展 測 するものと 思 われ
る。しかし,この 問 題 を] 反 扱 う 共 通 的 な 悩 みは 目 的 とす
る 試 験 纐 料 が 直 ちに 得 られないことである。したがって
既 存 の 天 然 林 や 人 工 林 の 制 料 を 用 いるため 重 要 な 本 数 密
度 の 決 定 比 較 がすこぶる 困 難 となる。これを 比 較 し 得 る
ものにするには 本 数 密 度 試 験 地 を 新 たに 設 定 しなければ
ならぬこととなるが, 熱 菱 階 で 得 られるものはオー 〆 一
の 高 い 比 較 においてきわめて 貴 重 なものである。
四 手 井 氏 は「 巣 植 の 苗 木 の 虚 長 に 及 ぼす 効 果 」をスギ
1 年 生 承 しよう 苗 を 用 いて 識 羨 した。これは 巣 植 による
本 数 密 塵 効 果 を 検 討 したもので,この 試 験 の 発 展 を 大 い
に 期 待 するものである。
育 苗 の 問 題 は 苗 畑 における 現 地 調 査 に1 段 階 を 終 っ
て, 苗 木 の 栄 養 生 理 学 的 研 究 に 一 歩 を 進 めたかに 思 われ
る。なを 栄 養 生 理 の 問 題 は 育 苗 に 限 らず 林 木 や 竹 につい
ても 活 溌 に 行 われている。 発 表 者 と 演 題 をつらねると 長
くなるので 割 愛 する。ただ 放 身 罐 の 林 業 えの 利 用 に 多 大
の 関 心 がもたれているが, 上 田 氏 らによってrササの 素
面 撒 布 によるP 躯 の 移 動 について」の 報 告 がある。
林 木 育 種 は 現 在 ひろく 関 心 をもたれているにかかわら
ず 本 大 会 には1つもあらわれていない。これは 産 業 面 え
の 積 極 的 な 育 菰 試 験 というものが 発 足 当 初 であることと
試 験 事 業 の 体 系 に 主 力 がそそがれているためであろう。
いわゆる 遺 伝 学 的 な 基 礎 的 研 究 えの 段 階 にあるものであ
ろう.しいてひろえば, 育 種 の 手 段 としてサシ 木 の" 匪
が 江 藤 ・ 石 崎 。 飯 塚 ・ 斎 藤 の 諸 氏 によって 報 告 されてい
る。しかし,ツギ 木 についてはまだ1つもあらわれてい
ないe
林 木 の 短 期 育 成 という 共 通 のテーマの 中 に 肥 培 の 問 題
があるが, 茨 木 らが 林 地 肥 料 試 験 と 題 し 経 過 報 告 をおこ
なっている。その 他 山 崎 らは 麺 凹 の 面 から 孵 悪 地 造 林 の
検 討 をおこない, 茨 未 らは 小 坂 鉱 山 煙 害 地 の 復 旧 を 土 壌
肥 培 の 面 から 研 究 している。 倉 田 は 同 鉱 山 煙 害 地 の 復 旧
に 侵 蝕 防 止 の 必 要 なことを 強 調 し 新 肥 料 木 草 について 述
べている。
木 梨 ば 統 計 学 的 立 場 から 林 分 成 長 量 の 推 定 , 収 穫 表 の
調 製 および 材 穣 表 の 検 討 など 新 しい 動 向 を 示 している。
ここで 観 点 をかえ 施 業 問 題 の1つをとりあげて 熟 よ
う。 昨 年 長 野 営 林 局 は, 従 来 主 として 択 伐 作 業 級 によつ
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