06.09.2016 Views

日 本 林 業 技 術 協 会

mri171

mri171

SHOW MORE
SHOW LESS

Create successful ePaper yourself

Turn your PDF publications into a flip-book with our unique Google optimized e-Paper software.

I<br />

』<br />

、<br />

〃<br />

■<br />

<strong>日</strong><br />

牡<br />

杜<br />

』<br />

R<br />

己<br />

雪<br />

I<br />

u<br />

r<br />

も<br />

一<br />

ざ<br />

画<br />

室<br />

r<br />

l<br />

I<br />

I<br />

4<br />

乗<br />

戸<br />

「 <strong>林</strong> <strong>業</strong> <strong>技</strong> <strong>術</strong> 」は, 現 に 第 一 戦 で 活 躍 している 人 公 に 対 して,あるいは 次 代 をになう 人 なに 対 しての 挿 鱗 誌 であ<br />

り,また 啓 蒙 誌 であって 欲 しいと 念 願 してきた。 最 近 聞 くところによれば,「* 礫 <strong>技</strong> <strong>術</strong> 」もそのような 層 をねら<br />

って 編 集 されているようである。 私 ばそのような 人 灸 に 対 しては, <strong>日</strong> 頃 から 限 りない 期 待 を 寄 せている。 幸 いに<br />

I<br />

J<br />

1<br />

』<br />

ロ<br />

ロ<br />

・<br />

』<br />

▽<br />

抄<br />

、<br />

万<br />

ユ<br />

■<br />

陛<br />

巳<br />

1<br />

℃<br />

I<br />

;L<br />

↓せ&<br />

口<br />

凹<br />

任<br />

せ<br />

旬<br />

d<br />

j<br />

r<br />

匡<br />

同<br />

F<br />

B<br />

L<br />

み<br />

■<br />

F<br />

Q<br />

け<br />

p<br />

守<br />

込<br />

鳳<br />

込<br />

二<br />

E<br />

配<br />

宙<br />

尽<br />

d<br />

B<br />

r<br />

p<br />

歴<br />

、<br />

.<br />

’<br />

8<br />

‐<br />

碑<br />

N<br />

p<br />

〕<br />

■<br />

届<br />

聞<br />

ド<br />

ヒ<br />

戸<br />

腿<br />

睡<br />

旧<br />

門<br />

胆<br />

時<br />

凶<br />

鷹<br />

随<br />

4<br />

L<br />

四<br />

4<br />

画<br />

画<br />

切<br />

図<br />

晒<br />

1<br />

画<br />

凸<br />

乙<br />

■<br />

〃<br />

閉<br />

面<br />

、<br />

叫<br />

刷<br />

型<br />

u<br />

西<br />

川<br />

○<br />

叱<br />

切<br />

内<br />

制<br />

M<br />

H<br />

冊<br />

凹<br />

H<br />

門<br />

出<br />

■<br />

呵<br />

吋<br />

M<br />

旧<br />

一<br />

例<br />

財<br />

閥<br />

N<br />

N<br />

u<br />

畠<br />

盟<br />

酬<br />

巳<br />

、<br />

阿<br />

両<br />

昭<br />

同<br />

月<br />

明<br />

印<br />

M<br />

蝿<br />

■<br />

■<br />

山<br />

■<br />

岡<br />

凶<br />

同<br />

M<br />

H<br />

願<br />

Ⅷ<br />

町<br />

制<br />

凹<br />

品<br />

凹<br />

匡<br />

・<br />

岡<br />

引<br />

別<br />

刷<br />

卯<br />

閃<br />

句<br />

醐<br />

H<br />

M<br />

Ⅷ<br />

“<br />

閃<br />

囚<br />

N<br />

M<br />

m<br />

H<br />

凶<br />

園<br />

山<br />

岫<br />

師<br />

川<br />

.<br />

〃<br />

r<br />

卜<br />

可<br />

凸<br />

Ⅱ<br />

1<br />

4<br />

ザ<br />

ロ<br />

ム<br />

■<br />

も<br />

幻<br />

甲<br />

b<br />

■<br />

甲<br />

I<br />

して, 今 その 機 <strong>会</strong> が 与 えられた。 以 下 私 のささやかな 体 験 と 智 識 を 通 じて,これからの 掛 謂 麦 <strong>術</strong> 者 はかくあって<br />

欲 しいとする 読 塁 の2,3を 述 べることにする。<br />

少 し 理 屈 ぽくなるが,「 <strong>技</strong> <strong>術</strong> 」とか「 剃 祭 <strong>技</strong> <strong>術</strong> 」とは, 何 かといったことを 復 習 して 蕊 よう。「ある 目 的 をなし<br />

とげるのに 適 当 瓶 手 段 の 体 系 」が「 識 I『」であるとすれば, <strong>林</strong> <strong>業</strong> <strong>技</strong> <strong>術</strong> は「 木 材 その 他 の 満 埋 吻 を 生 産 ずるため<br />

に,その 生 誕 葺 戯 径 において 各 種 の 生 獲 要 素 一 熟 練 労 働 者 , 未 辮 東 労 働 者 の 労 働 , 苗 木 , 伐 木 並 び 運 材 用 具 等 の 賓 太<br />

それに 土 地 一 を 組 合 せる 方 法 」だといえよう。つまり 接 茄 とは,いろいろの 意 味 にとられるが, 嵩 勝 の 始 まりは<br />

生 産 <strong>技</strong> <strong>術</strong> であり, 今 <strong>日</strong> でも 鐵 侭 の 根 幹 をなすものは 生 産 痴 街 である。したがって,この 生 産 <strong>技</strong> <strong>術</strong> はある 人 が, 国 民<br />

経 済 の 中 で 生 活 しながら,<br />

ある 組 合 せをえらぶことを<br />

決 意 することによって, 現<br />

実 の 生 産 活 動 に 役 立 ちうる<br />

こととなる。つまり 限 られ<br />

た 智 識 に 基 いて,ある 意 味<br />

でその 人 にもっとも 適 当 し<br />

た 結 果 が 得 られそうだと 思<br />

われる 生 産 要 素 の 組 合 せ<br />

を,いくつかの 生 産 方 法 鵲<br />

・ 巻 頭 言<br />

<strong>技</strong> 鱸 人 えの 期 繕<br />

☆<br />

藤 <strong>本</strong> 和 平<br />

〔31.4.20 受 理 )<br />

器 の 中 からえらぶことを 決<br />

意 するところに, 詞 際 の <strong>技</strong><br />

<strong>術</strong> が 生 れてくるのである。<br />

ここでメ 率 なことは,この<br />

『 限 られた 智 職 」から 生 れ<br />

る 生 産 舜 厨 が, 現 実 の 生 産<br />

漣 動 にどのように 役 立 つか<br />

ということである。この<br />

「 限 られた 智 識 」が「より<br />

詮 な 智 識 」に 近 づくため<br />

には, 広 汎 な 智 識 と 豊 たかな 耀 羨 をもたなくてはならない。いわゆる <strong>技</strong> <strong>術</strong> 者 を 目 して「 鍵 等 は 単 なる <strong>技</strong> ’{ 渥 だ」<br />

とし, 時 あってば 糟 饗 され, 時 あっては 利 用 されるというのは,「 極 く 限 られた 智 識 」の 中 で「 生 産 鐵 府 の 研 さ<br />

ん」に 没 頭 しているため, 異 論 室 においては,ひとかどの <strong>技</strong> <strong>術</strong> 者 として 通 用 しても, 一 歩 外 に 出 れば「 国 民 経 済 」<br />

という 嵐 に 軽 く 吹 きとばされてしまうわけである。<br />

ふつう「 科 学 」と「 <strong>技</strong> <strong>術</strong> 」とは 並 び 称 せられる。しかし 雅 浮 は 認 識 された 自 然 の 法 則 の 体 系 であるが, <strong>技</strong> <strong>術</strong> ほ<br />

このような 意 味 での 学 問 ではない。したがって, 極 言 すれば「 <strong>技</strong> <strong>術</strong> 者 」 臓 稗 学 的 癖 篭 を 必 要 とするが「 科 挙 昔 」<br />

ではない、それはむしろ「 掛 <strong>会</strong> 人 」であり「 経 潜 入 」でなくてはならない。<br />

これからの「 搾 繕 掻 訓 『 者 」に 望 むところは 多 いが,「 <strong>技</strong> <strong>術</strong> 者 」の 運 葬 として, 惟 人 も 口 にし 自 らも 認 めながら<br />

も 一 向 にその 反 応 のないものの 一 つを, 特 にとり 畠 して, 私 の 考 えを 皇 貿 菖 にのべ 結 びとしたい。すなわち,それ<br />

は 通 俗 的 な 言 い 方 をすれば「 小 さい 殻 から 脱 皮 」することである。<br />

盲 人 が 象 をなでた 話 はだれでも 知 っている。「 象 の 脚 をなでた 盲 人 は 象 は 大 きな 木 の 幹 象 たいだといった。 体<br />

をなでた 盲 人 は 象 は 壁 みたいだといった。また 鼻 をなでた 盲 人 は 象 ほ <strong>本</strong> 当 ば 曲 った 大 きな 鉤 承 たいだといった」<br />

というのである。たんにある 一 つの 局 部 だけにもとづいて 結 論 を 下 し,そのことの 智 識 の 深 さに 満 足 し, 潅 嘉 足<br />

れりとしていた 嫌 いが「 <strong>技</strong> <strong>術</strong> 者 」には 特 に 多 いようである。 一 つの 事 物 は, 他 の 多 数 の 喜 鋤 と 毯 課 脚 遮 りない 有 壌<br />

的 な 関 連 をもっている。だとすれば,その 関 連 の 一 つ 一 つは 単 なる 一 面 にしかすぎない。あらゆる 関 連 の 繕 和 で<br />

あってはじめて 全 面 となる。しかし「 科 学 者 」の 研 究 の 目 的 ほ,ある 局 部 的 な 翻 丙 を 明 らかにすること 漣 ある 場<br />

合 がある。 例 えば 生 理 鐸 者 が 人 体 の 心 臓 を 研 究 するが 如 きである。そしてこの 場 合 心 臓 が 人 体 の 有 機 的 櫛 戊 の 一<br />

部 分 であることを 忘 れていても「 奉 岸 者 」としての 華 礎 研 究 はできる。しかし 心 臓 病 を 治 療 するときに, 心 臓 が<br />

人 体 の 一 部 分 であることを 忘 れたならば,その 患 者 は 生 命 を 失 うかもしれない。 私 が 云 う「 鐡 <strong>術</strong> 者 」 妹 ,ここに<br />

云 う「 科 学 者 」ではなく,「 医 者 」の 立 場 にたって, 物 を 考 えかつ 実 行 しなくてはならないということである。<br />

蟹 は 己 が 甲 羅 に 似 た 穴 を 堀 り, 人 は 自 ら 課 しうる 課 題 しか 自 己 の 諜 電 となしえない。 専 門 家 = <strong>技</strong> <strong>術</strong> 者 が 自 らの 特<br />

殊 知 識 , 龍 力 , 問 題 をすべてのものだと 考 え,その 背 後 にさらに 大 きい 世 界 が 横 たわっていることを 自 覚 しなけ<br />

ればならないわけである。<br />

一 口 に <strong>林</strong> <strong>業</strong> といっても, 他 の 産 <strong>業</strong> の 如 く 単 純 なものではない。 農 <strong>業</strong> 的 性 幡 をもちながら 鉱 工 <strong>業</strong> 的 な 性 絡 も 併 巷<br />

て 有 しており, 仲 ☆に 複 緬 生 をもっている。したがって, 考 えようによっては,「 <strong>林</strong> <strong>業</strong> 按 <strong>術</strong> 者 」ほど 円 満 な 常 識<br />

と 広 汎 な 知 識 をもっているものはないといえよう。 然 るに, 事 実 はこれと 異 なって「 樹 木 をみて 森 <strong>林</strong> を 象 ない」<br />

人 々が 多 いことば 遺 憾 である。「1 <strong>本</strong> 1 <strong>本</strong> の 木 を 皆 細 かに 数 え 研 究 したあとでなければ 森 <strong>林</strong> はわからない」とい<br />

う。つまり「 局 部 の 集 計 が 全 局 」だとする 経 験 主 義 的 なやり 方 ないし 考 え 方 から 脱 しなくてはならない。 各 局 部<br />

が 集 って 一 つの 全 局 を 構 成 する 理 由 幟 , 必 ず 各 局 部 のあいだに, 密 接 な 相 互 連 関 一 有 穰 豹 連 関 があるからであ<br />

る。 関 連 のない 若 干 の 事 楠 を 強 いて 一 つにあつめたところで, 決 して 一 つの 全 局 とはならない。<br />

つまり 吾 を「 <strong>林</strong> <strong>業</strong> <strong>技</strong> <strong>術</strong> 者 」は, ー 小 さ.な 殻 から 脱 皮 」して「 視 野 を 広 く」したいものと 念 願 するものである。<br />

( <strong>林</strong> 野 庁 <strong>業</strong> 務 部 長 )<br />

I<br />

I<br />

I<br />

帆<br />

凶<br />

』<br />

。<br />

■<br />

■<br />

■<br />

5<br />

2<br />

且<br />

q<br />

L<br />

■<br />

r<br />

R<br />

D<br />

F<br />

も<br />

■<br />

ロ<br />

ロ<br />

乃<br />

垂<br />

■<br />

■<br />

■<br />

可<br />

■<br />

ユ<br />

羽<br />

判<br />

庁<br />

、<br />

ひ<br />

と<br />

二<br />

■<br />

〃<br />

■<br />

ず<br />

8<br />

時<br />

切<br />

間<br />

?<br />

〃<br />

唾<br />

丘<br />

訊<br />

ゼ<br />

ダ<br />

凸<br />

、<br />

亨<br />

犀<br />

曲<br />

小<br />

伸<br />

盈<br />

■<br />

も<br />

字<br />

い<br />

ぶ<br />

砲<br />

?<br />

剛<br />

凹<br />

伊<br />

昭<br />

一<br />

哺<br />

併<br />

、<br />

■<br />

R<br />

h<br />

r<br />

h<br />

別<br />

阿<br />

肌<br />

閏<br />

名<br />

幻<br />

岬<br />

旧<br />

、<br />

哩<br />

蝿<br />

用<br />

四<br />

用<br />

凹<br />

咽<br />

咽<br />

型<br />

別<br />

四<br />

m<br />

m<br />

同<br />

吋<br />

内<br />

銅<br />

列<br />

強<br />

0<br />

1<br />

9<br />

冊<br />

晒<br />

町<br />

丙<br />

吋<br />

n<br />

M<br />

唖<br />

山<br />

■<br />

門<br />

K<br />

咄<br />

叩<br />

』<br />

■<br />

酬<br />

肉<br />

皿<br />

吋<br />

鈩<br />

凡<br />

馴<br />

佃<br />

凸<br />

凹<br />

T<br />

口<br />

副<br />

足<br />

お<br />

‐<br />

町<br />

・<br />

■<br />

▲<br />

が<br />

言<br />

い<br />

仏<br />

&<br />

組<br />

晒<br />

出<br />

郵<br />

J<br />

J<br />

J<br />

n<br />

I<br />

1<br />

y<br />

e<br />

靱<br />

I<br />

0<br />

田<br />

■<br />

■<br />

P<br />

q<br />

L<br />

b<br />

6<br />

m2<br />

&<br />

I<br />

'1<br />

オ<br />

d<br />

』<br />

Ⅱ<br />

■<br />

巳<br />

包<br />

む<br />

凡<br />

岬<br />

珊<br />

閉<br />

叩<br />

睡<br />

抑<br />

‘<br />

『<br />

心<br />

胖<br />

牢<br />

E<br />

n<br />

u<br />

D<br />

品<br />

挿<br />

砿<br />

甚<br />

巧<br />

町<br />

門<br />

評<br />

画<br />

叩<br />

」<br />

M<br />

a<br />

ふ<br />

一<br />

頭<br />

且<br />

朋<br />

画<br />

b<br />

y<br />

一<br />

.<br />

け<br />

4<br />

h<br />

<strong>日</strong><br />

争<br />

丁<br />

----].‘ 一 一 一

Hooray! Your file is uploaded and ready to be published.

Saved successfully!

Ooh no, something went wrong!