平成14年度公開講座「パソコンを利用した点訳入門 ... - 筑波技術大学
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1<br />
日<br />
目<br />
2<br />
日<br />
目<br />
はじめに<br />
1 時 限<br />
2 時 限<br />
3 時 限<br />
4 時 限<br />
5 時 限<br />
1 時 限<br />
2 時 限<br />
3 時 限<br />
4 時 限<br />
5 時 限<br />
表 2 講 座 の 内 容<br />
講 師 紹 介<br />
パソコンの 仕 組 みとWindowsの 操 作<br />
点 字 の 仕 組 み<br />
点 字 の 入 力 と 編 集<br />
記 号 や 英 字 の 入 力 と 編 集<br />
専 門 点 字<br />
EbraWin2の 便 利 な 使 い 方<br />
点 字 IME Bracon2と 触 図 への 応 用<br />
自 動 点 字<br />
点 字 印 刷<br />
質 疑 応 答 、アンケート、 修 了 書<br />
一 日 目 の 専 門 点 字 の 内 容 は 次 のとおりである。2 級<br />
英 語 点 字 による 英 文 の 表 し 方 、 数 学 記 号 の 表 し 方 、プ<br />
ログラムの 表 し 方 である。 二 日 目 には EbraWin2 開 発 者<br />
の 染 田 貞 道 名 誉 教 授 により、EbraWin2を 使 って 文 章 の<br />
ドラッグ&ドロップや、 文 書 の 離 れた 部 分 を 同 時 に 開<br />
いたり、 多 くの 文 書 を 同 時 に 編 集 したりする 方 法 が 紹<br />
介 された。また、 点 字 IME Bracon2を 使 って、 一 般 の<br />
文 書 や 触 図 の 中 に 点 字 を 書 き 込 む 方 法 が 紹 介 された。<br />
すなわち、Word ファイル 等 に 墨 字 で 入 力 された 文 章 中<br />
に 説 明 のための 点 字 を 入 力 したい 場 合 、そのまま IME<br />
を MS IME 等 から Bracon2に 変 更 して 入 力 することで、<br />
通 常 の 文 字 と 同 様 に 文 書 作 成 することが 出 来 る。<br />
4. 受 講 者 の 感 想 ― アンケートから ―<br />
受 講 者 に 対 し、<br />
1) 受 講 の 目 的 と 達 成 度<br />
2) 点 字 およびパソコンの 経 験 程 度<br />
3) 講 座 の 期 間<br />
4) 難 易 度 およびテーマについての 興 味 の 度 合 い<br />
について 答 えていただいた。 以 下 に、その 集 計 結 果 を<br />
示 し 若 干 の 考 察 を 行 う。<br />
4.1 受 講 者 の 目 的 と 満 足 度<br />
受 講 の 目 的 を 次 表 に 示 す。<br />
a. 点 字 の 習 得<br />
b. 点 字 処 理 ソフトの 習 得<br />
c.その 他<br />
7<br />
8<br />
3<br />
目 的 の 達 成 度 については、 次 の 回 答 であった。<br />
a. 十 分 満 足<br />
6<br />
b.まあ 満 足<br />
5<br />
c. 不 満 が 残 った<br />
2<br />
c.の 内 容 については 対 処 しなければならない。<br />
4.2 点 字 とパソコンの 経 験<br />
a. 点 字 に 経 験 なし<br />
8<br />
b. 点 字 学 習 経 験 有 り<br />
5<br />
c. 点 字 に 熟 達 している<br />
0<br />
今 回 は、 点 字 未 経 験 者 の 割 合 が 昨 年 より 多 い( 昨 年<br />
と 逆 )。b.に 示 された 点 字 の 学 習 場 面 は 以 下 の 通 りで<br />
あった。<br />
1) 点 訳 サークルに 参 加 している。<br />
2) 社 会 福 祉 協 議 会 の 点 字 学 習 会 。<br />
パソコンの 利 用 経 験 については、<br />
a.ほとんどない<br />
0<br />
b.ワープロ 使 用<br />
9<br />
c. 日 常 的 に 使 用<br />
2<br />
パソコンを 自 宅 に 持 つ 人 12 人 である。 日 常 的 に 使 用<br />
する 人 は2 人 であるが、 大 部 分 の 人 が 日 常 的 にパソコ<br />
ンに 接 していると 考 えてよいと 思 われる( 職 場 では<br />
毎 日 使 う2、 使 わない8)。パソコン 使 用 は 浸 透 したと<br />
考 えられる。<br />
パソコン 使 用 の 場 面 は、 文 書 処 理 4、 印 刷 3、メー<br />
ル3、 図 表 作 成 3、インターネット2、 家 計 簿 1、 住<br />
所 管 理 1、であった。 昨 年 から 回 答 に 挙 がり 始 めたイ<br />
ンターネット 利 用 が 増 加 してきている。<br />
自 宅 にあるパソコンの 機 種 については 昨 年 同 様 メー<br />
カーがさまざまである(NEC6、 富 士 通 4、Mac1)。 配<br />
布 した EbraWin2は Windows では 使 用 可 能 であるが、<br />
残 念 ながら Mac では 使 えない。<br />
4.3 期 間<br />
a. 適 切 である<br />
5<br />
b.その 他<br />
7<br />
昨 年 と 同 じく、 点 字 の 習 得 より、パソコンを 点 字 処<br />
理 に 使 ってみたいという 立 場 であろう。<br />
次 の 意 見 が 書 かれていた<br />
1) 点 字 に 興 味 があった。<br />
2) 点 字 が 面 白 そうだった。<br />
その 他 と 答 えた 人 の 意 見 は、 以 下 の 通 りである。<br />
1) 連 続 だと 集 中 できるが 予 習 復 習 しにくいので、 連<br />
続 でないほうが 良 い。<br />
2) 期 間 が 短 いが、 時 間 帯 は 適 切 。<br />
3) 午 前 午 後 の2 時 間 程 度 が 適 切 。