放射光科学研究施設・光源リング トップアップ入射に係る放射線 ... - KEK
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8-8 放射光科学研究施設・ストレージリングからの漏洩線量 (変更あり)<br />
評価は入射点、スクレーパ、リング一様損失、新設の入射点上流トップアップ入射用スリット及びビームダンプ<br />
の各線源から最も寄与の大きい箇所について行った。また遮へいの厚さ、線源からの距離は、表 3と表 4に示<br />
した。運転中の放射光科学研究施設・ストレージリングには、立ち入りが出来ない。リング周辺の線量は、エネル<br />
ギーと電流の積に比例し、2.5 GeV で 800mA まで入射した際に最大になる。<br />
以下では、①<br />
8-8-1 入射点及びストレージリング (変更あり)<br />
入射時の損失の 64 % が入射セプタム(図 20 3 印)に集中すると、1 秒当たりに平均した損失は 8.32×108 個/s となる。トップアップ入射で連続的に入射する場合でも、1 週間の損失を 1 秒当たりに平均すると、入射セプ<br />
タムでの損失は上記の値を越えない。側面の加速器機械室((図 20 E 印)では(1)(2)式を用いて中性子<br />
1.65μSv/h, γ 線 5.24μSv/h で合計 6.89μSv/h になり一般管理区域の基準(< 20μSv /時)を満たしている。側<br />
面の搬入口側((図 20 F 印)では中性子 0.228μSv/h, γ 線 0.230μSv/h で合計 0.458μSv/h になり一般管理<br />
区域の基準(< 20μSv /時)を満たしている。前面の実験室((図 20 G 印)では中性子 0.0581μSv/h, γ 線<br />
0.0580μSv/h で合計 0.116μSv/h になり一般管理区域の基準(