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放射光科学研究施設・光源リング トップアップ入射に係る放射線 ... - KEK

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屋外機材置場<br />

空調機械室 1<br />

FU<br />

HEX<br />

73<br />

排気スタック<br />

空調機械室 2<br />

EF-2<br />

FU-1 EF-1<br />

FU-2<br />

図 29 空調・排気設備 2階平面図(変更なし)<br />

給気ダクト<br />

排気ダクト<br />

PAC空調機<br />

FU フィルターユニット<br />

HEX 熱交換器<br />

EF 排気ファン<br />

10-2 放射光アイソトープ実験施設の作業室及び排気口における RI の空気中濃度(変更なし)<br />

上述したように本施設の排気系統は、照射実験室の系統と、試料検査分析室などの系統とに分かれている。<br />

また両系統ともにフィルターユニットが設置されており、プレフィルター、高性能フィルター、活性炭フィルターが<br />

それぞれのユニットに収納される。これらを合わせた施設の総排気量は、4,205 m3/時である(図 27参照)。<br />

RI の空気中濃度を計算するにあたり、以下の仮定と条件を設ける。<br />

1. ダストの捕集効率を安全側に立って99 %とする。また、ヨウ素の捕集効率を90 %とする。<br />

2. Aグループは、細胞などの試料にドープされた後、放射光照射されるが、試料調製の際には、過激な加熱な<br />

どの操作を行わない。また、Bグループは本施設内では放射光照射のみを行い、試料の調製、加工などは一切<br />

行わない。放射光照射によっても試料は室温を超えることはない。飛散率の値は以上のことを考慮し、文献( 高<br />

田茂他,Radioisotopes,32(5),260-269 (1983))などを参考にすると、AグループのRI(液体)の飛散率は、そ<br />

れぞれ10-2、またBグループ(個体)の飛散率はそれぞれ10-5となる。 3. Cグループ(化学実験)のRI(溶液)の飛散率を、10-2とする。 4. 空気中濃度は8時間についての平均濃度とする。<br />

作業室の空気中濃度は以下のように表される。<br />

CR = A・ε・( VR×10 6×T ) -1 (5)

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