講義要綱 PDFファイル【冊子版】※2013/3/11現在 - 慶應義塾大学-塾生HP
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共通授業科目<br />
それぞれ若干名とします。コントラバスについては、上述したよう<br />
に、楽器の貸し出し(3台)の用意があります。しかしながら、練習<br />
場所は各自で確保するということが履修条件になります。打楽器の<br />
募集はティンパニのみになります。<br />
履修を希望する学生は、ガイダンスに必ず出席し、そこで履修希<br />
望届を教員に提出してください。その後、教員から履修許可証が発<br />
行されます。履修許可がないと履修登録ができません。注意してく<br />
ださい。<br />
音楽Ⅰ 2 単位(春学期)<br />
世界音めぐり<br />
【文経法政商医理薬】<br />
【文経法政商医理薬】<br />
【文経法政商医理薬】<br />
尾高 暁子<br />
授業科目の内容:<br />
諸民族の音楽・芸能の営みを、伝統的なジャンルを対象として概<br />
観する。代表的な楽器、理論、演奏・上演の社会的な文脈紹介を主<br />
なポイントとし、各地域の民族が育んだ独自の音楽文化に目をむけ<br />
る。<br />
テキスト(教科書):<br />
『はじめての世界音楽』柘植元一他編 音楽之友社 1999年 ISBN:<br />
4-276-13531-1<br />
音楽Ⅱ 2 単位(秋学期)<br />
人間によりそう音楽<br />
尾高 暁子<br />
授業科目の内容:<br />
人間が音ないし音楽とどう向き合ってきたたかを考え、人間にと<br />
って音や音楽の意味、その変遷をあらためて吟味しよう。<br />
はたして音楽や音に、地域や民族をこえた普遍性が存在するのだ<br />
ろうか?子供の頃から当たり前のように受けてきた音楽の授業や、<br />
いつ、いかに準備されたのか?何が音や音楽の生成や変化、淘汰の<br />
契機になったのか?こうした諸々の問題点を毎回オムニバス形式で<br />
とりあげる。<br />
テキスト(教科書):<br />
なし<br />
各回の内容にあわせて適宜プリントを配布する。<br />
音楽Ⅰ(水5) 2 単位(春学期)<br />
音楽Ⅱ(水5) 2 単位(秋学期)<br />
[春] 合唱音楽①<br />
[秋] 合唱音楽②<br />
佐藤 望<br />
(春学期)<br />
授業科目の内容:<br />
海外の大学には、よくコレギウム・ムジクムというものがあり、<br />
学生と教員が一緒になって演奏を楽しみ、それを学内や地域の方々<br />
に披露しています。この授業では、その伝統に倣い、古今の合唱の<br />
名曲を実際に歌うことによって、音楽の歴史を身体で感じ取ってい<br />
きます。春学期は、発声や発音といった基礎的な事柄に比重をおい<br />
て授業を進めます。学期の終わりには演奏会を行う予定です。<br />
※必ずガイダンスに出席し履修申込をしてください。<br />
ガイダンス時に声を出していただきパート分けを行いますので、ガ<br />
イダンスは前半から出席してください。(ガイダンス時間内に終了し<br />
ない場合は、別途時間を調整して指示します。)<br />
※学期の終わりに演奏会を開きます。春学期には秋学期の準備を始<br />
めますので、音楽II 合唱音楽②(秋学期・水曜5限)とセットで履<br />
修してください。春学期だけの履修はできません。<br />
※履修許可者は共通掲示板に発表します。許可を受けたものは必ず<br />
履修登録してください。<br />
※ガイダンス終了後、追加募集を行う場合は、第8校舎掲示板、日<br />
吉学生部掲示板、日吉音楽学研究室ホームページ http://<br />
musicology.hc.keio.ac.jp/ で告知します。<br />
テキスト(教科書):<br />
その都度指示します。<br />
6<br />
(秋学期)<br />
授業科目の内容:<br />
春学期に引き続き、さらに高度な作品に取り組んでいきます。発声<br />
や発音の訓練をさらに深化させます。学期の終わりには演奏会を行<br />
う予定です。<br />
※春学期のガイダンスに出席し履修申込をしてください。<br />
①春学期から、秋学期の演奏会の準備を始めますので、秋学期だけ<br />
の履修はできません。<br />
②合唱音楽①(春学期・水曜5限)とセットで履修してください。<br />
授業の計画:(内容と順序は変更になる場合があります)<br />
1 発声練習 腹式呼吸 読譜、パート練習、作品研究 (進度・<br />
練習内容はその都度調整します)<br />
2 発声練習 頭声、胸声 読譜、パート練習、作品研究<br />
3 発声練習 ロングトーン 読譜、パート練習 合わせ練習<br />
4 発声練習 母音・子音をそろえる 読譜、パート練習 合わせ<br />
練習<br />
5 発声練習 母音・子音をそろえる 読譜、パート練習 合わせ<br />
練習<br />
6 発声練習 総合 パート練習 合わせ練習<br />
7 発声練習 総合 パート練習 合わせ練習<br />
8 発声練習 総合 パート練習 合わせ練習<br />
9 発声練習 総合 パート練習 合わせ練習<br />
10 発声練習 総合 合わせ練習 オーケストラ合同練習<br />
11 発声練習 総合 合わせ練習 作品研究<br />
12 発声練習 総合 合わせ練習 オーケストラ合同練習<br />
13 発声練習 総合 合わせ練習 作品研究<br />
14 発声練習 総合 合わせ練習 オーケストラ合同練習<br />
15 演奏会<br />
成績評価方法:<br />
出席点・授業態度(70%)<br />
レポート/試験の評点(30%)<br />
テキスト(教科書):<br />
その都度指示します。<br />
音楽Ⅰ(木3) 2 単位(春学期)<br />
音楽Ⅱ(木3) 2 単位(秋学期)<br />
オペラ史①<br />
【文経法政商医理薬】<br />
佐藤 望<br />
(春学期)<br />
授業科目の内容:<br />
オペラは西洋音楽のなかで、あるいはあらゆる舞台芸術のなかで、<br />
最も高貴で華やかなジャンルと言えるでしょう。17世紀にオペラが<br />
成立して以来、オペラは急速に広がり、音楽やその他の芸術のさま<br />
ざまな要素をふんだんに取り入れながら、豊かな発展を遂げ、その<br />
時代時代で生き生きとした人間の生のドラマを描き出してきました。<br />
この授業では、このオペラの歴史をひもといていきます。<br />
春学期は、初期のオペラをひとつの高みにまで導いたモンテヴェ<br />
ルディの作品から、モーツァルトまでを取り扱います。<br />
※この授業の履修に、特に予備知識は必要ありません。オペラはあ<br />
まり知らないけれど、いったいどんなものだろうと興味を持ってい<br />
る学生の皆さんの履修を歓迎します。<br />
※なお、本講義では、実際の劇場にでかけオペラを鑑賞する課題を<br />
課します。<br />
テキスト(教科書):<br />
特にありません。<br />
(秋学期)<br />
授業科目の内容:<br />
春学期のオペラ史①に引き続き、最も高貴で華やかなジャンル、オ<br />
ペラの歴史をひもといていきます。<br />
19世紀以降オペラは、ブルジョワジーの高尚な娯楽として、豊<br />
かな音楽文化の形成の重要な一翼を担ってきました。<br />
秋学期は、ロッシーニ、ヴァーグナー、20世紀のオペラまでを<br />
扱います。<br />
授業の計画:(内容と順序は変更になる場合があります)<br />
1 導入 ポスト・モーツァルト世代 ベートーヴェン<br />
2 ロッシーニ<br />
3 ドイツ・ロマン派オペラ ヴェーバー<br />
4 リヒャルト・ヴァーグナーのオペラ①