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PDF (PDF) - SIOS Technology Corp. Documentation

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チューニングXFS ファイルシステムIPv6XFS ファイルシステムは、ファイルシステムのチェックと 修 正 に fsck ユーティリティを 使 用 しません。その 代 わりに、ログの 再 生 をマウントに 依 存 します。 整 合 性 の 問 題 についての 懸 念 がある 場 合は、システム 管 理 者 がファイルシステムを out of service にしてシステムをアンマウントし、xfs_check(8) と xfs_repair(8) を 実 行 して 問 題 を 解 決 する 必 要 があります。<strong>SIOS</strong> は、ip コマンドの 使 用 に 移 行 し、ifconfig コマンドを 使 用 しなくなりました ( 詳 細 については IPv6 の 既 知 の 問 題 を 参 照 )。チューニング項目説 明IPCセマフォとIPC共有メモリシステムファイルテーブルLifeKeeper には、プロセス 間 通 信 (IPC) セマフォと IPC 共 有 メモリが 必 要 です。 以 下 の Linux カーネルオプションの Red Hat のデフォルト 値 は、/usr/src/linux/include/linux/sem.h にあり、LifeKeeper の 多 数 の設 定 をサポートするのに 十 分 な 値 です。必 要 なオプション Red Hat 6.2 のデフォルト 値SEMOPM 14 32SEMUME 20 32SEMMNU 60 32000SEMMAP 25 32000SEMMNI 25 128LifeKeeper がバックアップシステムに 正 常 にフェイルオーバするためには、システムリソースが 使 用 可 能 である 必 要 があります。 例 えば、システムファイルテーブルがフルの 場 合 、LifeKeeper が 新 しいプロセスを 開始 してリカバリを 実 行 することができない 可 能 性 があります。エンタプライズパッチを 持 つカーネル(LifeKeeper がサポートするものを 含 む) では、file-max、つまりシステムで 開 いているファイルの 最 大 数は、デフォルトでシステムメモリサイズの 1/10 に 設 定 されます。これは、LifeKeeper の 多 数 の 設 定 をサポートするのに 十 分 な 値 です。file-max 値 をデフォルト 値 よりも 低 く 設 定 すると、 予 期 しない LifeKeeperの 障 害 が 発 生 することがあります。file-max 値 は、 以 下 のコマンドで 取 得 できます。cat /proc/sys/fs/file-nrこのコマンドは、3 つの 値 を 返 します。1 番 目 の 値 はファイルテーブルのエントリのこれまでの 最 大 値 (システムがこれまでに 検 出 した 最 大 値 )、2 番 目 の 値 は 現 在 のファイルテーブルのエントリ 数 、3 番 目 の 値 はfile-max 値 です。file-max を 調 整 するには、/etc/sysctl.conf の「fs,file-max」 値 を 追 加 (または 変 更 ) し (フォーマットについては sysctl.conf(5) を 参 照 )、sysctl –p次 にこのファイルを 実 行 して、システムを 更 新 します。/etc/sysctl.conf の 値 は、 再 起 動 後 も 保 持 されます。SteelEye Protection Suite for Linux Technical <strong>Documentation</strong>Page 205

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