近代日本における、ある異邦人の宿命 - subsite

112
(16) 同 上
(17) 外 山 卯 三 郎 「 萩 原 朔 太 郎 の 見 た 詩 人 野 口 米 次 郎 」 外 山 卯 三 郎 編 『 詩 人 ヨネ・ノグチ
研 究 』( 東 京 : 造 形 美 術 協 会 出 版 局 , 1965)p.91
(18) 同 上
(19) 萩 原 朔 太 郎 「 野 口 米 次 郎 論 」 外 山 卯 三 郎 編 『 詩 人 ヨネ・ノグチ 研 究 』( 東 京 : 造 形 美
術 協 会 出 版 局 , 1965)p.20
(20) これらの 数 は、 今 後 変 更 される 可 能 性 が 多 分 にある。 詩 集 として 出 されている 作 品
が 全 て 含 まれているかが 不 確 かなためである。また、ノグチは 同 じ 作 品 を 複 数 の 詩
集 に 納 めているが、2 冊 以 上 の 詩 集 に 納 められている 詩 のうち、 少 々 編 集 してある
ものと、または 全 く 同 じものの 両 方 があるようである。 例 えば、From the Eastern
Sea という、1903 年 にロンドンで 自 費 出 版 した 詩 集 (16 ページ、 詩 8 篇 )は、ロン
ドンの 文 壇 から 好 評 を 得 たために 第 2 版 を London Unicorn Press から 出 版 した。 第
2 版 は、73ページ、 詩 も28 篇 追 加 されているが、そのうちのいくつかは、その 前 に
サンフランシスコで 出 版 した 詩 集 に 入 っているものの 再 録 なのである。それらの 細
かい 計 算 をすれば、ノグチが 残 した 詩 の 数 が 正 確 に 出 る 筈 だが、 本 論 文 では、ノグ
チの 作 品 のうちの 詩 についての 概 要 を 掴 む 事 しかできなかった。
(21) Kamei, Shunsuke. Yone Noguchi, an English Poet of Japan: an Essay. (Tokyo: The Yone
Noguchi Society, 1965) p.12
(22) Ibid.
(23) “Opinions” in Noguchi, Yone. From The Eastern Sea. (3 rd ed.) quoted in Collected
English Works of Yone Noguchi Poems, Novels and Literary Essays. Kamei, Shunsuke ed.
(Tokyo: Edition Synapse, 2007) p.27
(24) 野 口 米 次 郎 「シェリーの 長 椅 子 」『 英 語 研 究 の 70 年 』( 東 京 : 研 究 社 , 1975)pp.227-
8
(25) “Opinions” in Noguchi, Yone. From The Eastern Sea. (3 rd ed.) quoted in Collected
English Works of Yone Noguchi Poems, Novels and Literary Essays. Kamei, Shunsuke ed.
(Tokyo: Edition Synapse, 2007) p.2
(26) Noguchi, Yone. Yone Noguchi Collected English Letters. Atsumi, Ikuko. ed. (Tokyo:
The Yone Noguchi Society, 1975) をはじめとする 書 簡 集 などを 参 考 にしてまとめた。
(27) Ransome, Arthur. Portraits and Speculations. 亀 井 俊 介 編 / 解 説 『ヨネ・ノグチの 英 文
著 作 』( 東 京 : Edition Synapse, 2007) 所 収 .p.192
(28) Lawrence, D.H. The Letters of D.H.Lawrence. Boulton, James T. ed. (Cambridge and
New York: Cambridge University Press, 1979-2000) vol. 1-8. p.61, no.636. To Marsh,
Edward. 18 [-20] August 1913: “...And if the mood is out of joint, the rhythm often
is. I have always tried to get an emotion out in its own course, without altering it. It
needs the finest instinct imaginable, much finer than the skill of the craftsmen. That