Global Passport to Modern Direct Democracy 2008 – Japanese edition

ステップ2
◦ 国 レベルで
国 民 国 家 は 世 界 の 統 治 において 主 導 的 な 役 割 を
果 たし、すべての 政 治 レベルでの 意 思 決 定 の 主 要 な 源 泉 で
す。 この 役 割 が 優 位 なことは、 国 が 公 共 の 資 源 を 管 理 し、
公 共 政 策 をつくり、 政 府 間 の 組 織 においても 決 定 的 な 地 位
があることで 説 明 できます。あなたは 独 立 国 の 市 民 とし
て、 憲 法 、 法 律 または 政 府 規 制 によって 確 立 された 直 接 民
主 的 な 権 利 を 持 つことができます。 今 日 、 約 90%の 国 が 国
レベルで 現 代 のダイレクトデモクラシーを 利 用 していま
す。
◦ 超 国 家 レベルで
国 以 上 の 直 接 的 かつ 参 加 型 の 権 利 はまれです。
例 えば、 国 連 やアフリカ 連 合 のような 団 体 で 発 言 を 望 む 場
合 は、 非 政 府 組 織 (NGO)や 国 の 代 表 を 通 じて 指 示 する 必
要 があります。 NGOは、 現 代 の 技 術 とデジタル 請 願 プラッ
トフォームを 使 って 意 思 決 定 に 影 響 を 与 える 力 がありま
す。 環 境 問 題 に 関 するオーフス 条 約 を 含 む 数 少 ない 国 際 条
約 だけが、 市 民 参 加 と 市 民 のエンパワーメントを 提 供 して
います。いくつかの 機 関 では、 世 界 的 な 調 査 を 使 って 意 見
を 収 集 しています。たとえば、 国 連 は、アジェンダ2030の
優 先 事 項 について、 世 界 中 の 市 民 の 意 見 を 収 集 するために
MyWorldサーベイを 使 いました。
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