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CI-NET LiteS 利用者のための建設工事の電子契約についての解説 ...

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<strong>CI</strong>-<strong>NET</strong> <strong>LiteS</strong> 利 用 者 のための 建 設 工 事 の 電 子 契 約 についての 解 説<br />

4.3 <strong>CI</strong>-<strong>NET</strong> <strong>LiteS</strong> によって 建 設 工 事 の 請 負 契 約 の 締 結 を 行 う 場 合 の 対 応<br />

<strong>CI</strong>-<strong>NET</strong> <strong>LiteS</strong> によって 建 設 工 事 の 請 負 契 約 を 締 結 する 場 合 、<strong>CI</strong>-<strong>NET</strong> <strong>LiteS</strong> 実 装 規 約 に 準<br />

拠 しているならば 4.2 に 整 理 した 要 件 は 既 に 満 足 していると 考 えられます。 本 節 では、そ<br />

の 他 に 必 要 となる 対 応 を 解 説 します。<br />

電<br />

磁<br />

的<br />

措<br />

置<br />

の<br />

技<br />

術<br />

的<br />

基<br />

準<br />

表 B.Ⅷ-3<br />

必 要 な 対 応 の 概 要<br />

本 項 の 節 番 号 法 的 要 件 の 内 容 対 応 の 内 容<br />

4.3.1 見 読 性 の<br />

確 保<br />

4.3.2 電 磁 的 記<br />

録 等 の 保 存<br />

ディスプレイ、 書<br />

面 等 に 速 やかかつ<br />

整 然 と 表 示 できる<br />

システム 整 備<br />

電 磁 的 記 録 等 の 適<br />

切 な 保 存 、 改 ざん<br />

されていないこと<br />

を 自 ら 証 明 できる<br />

システムの 整 備<br />

・ 保 管 している 電 磁 的 記 録 等 をディスプレイ、 書 面<br />

等 に 速 やかかつ 整 然 と 表 示 するシステムを 整 備 し<br />

なければならない。<br />

・このため、 当 該 記 録 の 検 索 に 使 用 するインデック<br />

ス 情 報 と 対 応 づけて 保 管 することが 推 奨 される。<br />

・アクセス 管 理 や 電 磁 的 記 録 等 の 滅 失 、 読 み 出 し 不<br />

能 、 破 壊 等 を 防 御 するための 運 用 やコンピュー<br />

タ・システムの 構 築 等 が 推 奨 される。<br />

・ 保 管 している 電 磁 的 記 録 等 が 改 ざんされていない<br />

ことを 証 明 するシステムを 整 備 しなければならな<br />

い。 改 ざんされていないことの 証 明 を 電 子 署 名 を<br />

用 いて 行 う 場 合 には、 注 文 データ・ 注 文 請 データ<br />

の 電 磁 的 記 録 等 を、 電 子 署 名 、 電 子 的 な 証 明 書 と<br />

ともに 保 管 することが 推 奨 される。<br />

・ 表 示 ・ 印 刷 機 能 および 改 ざんされていないことの<br />

証 明 機 能 が 正 しく 動 作 し、 運 用 されていることを<br />

示 すために、 機 能 仕 様 書 、 操 作 説 明 書 等 を 整 備 し、<br />

その 内 容 を 遵 守 することが 推 奨 される。<br />

なお、<strong>CI</strong>-<strong>NET</strong> <strong>LiteS</strong> によって 請 負 契 約 を 締 結 する 場 合 も、 書 面 による 場 合 と 同 じく、 建<br />

設 業 法 第 19 条 第 1 項 に 掲 げられた 第 1 号 から 第 11 号 の 内 容 ( 工 事 内 容 、 請 負 代 金 の 額 、<br />

工 期 等 )について 相 手 方 と 合 意 したことを 確 認 できる 記 載 をする 必 要 があることは 言 うま<br />

でもありません。<br />

また 契 約 書 の 交 付 方 法 として、 建 設 業 法 第 19 条 では「 相 互 に 交 付 しなければならない」<br />

とされているので、 契 約 書 を 2 通 作 成 してお 互 いに 持 ち 合 うことになります。しかし 業 界<br />

の 実 態 として 注 文 書 ・ 請 書 の 形 態 による 契 約 締 結 が 多 く 行 われていることから、<strong>CI</strong>-<strong>NET</strong><br />

<strong>LiteS</strong> のような 注 文 書 ・ 請 書 による 契 約 の 形 態 も 認 められています( 参 考 5. 参 照 )。<br />

233<br />

Ver.2.1 ad.5 (2008.06.10)

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