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ARIB <strong>STD</strong>-B32 第 2 部 付 属<br />

第 3 章 音 声 パラメータの 切 替 え<br />

本 規 定 は、 自 局 から 送 出 される 同 一 サービス ID 内 の 音 声 ストリームのパラメータを 変 更 する 場 合<br />

に 適 用 する。 具 体 的 には、 以 下 のパラメータの 変 更 を 対 象 とする。<br />

・ サンプリング 周 波 数<br />

・ ビットレート<br />

・ チャンネル 構 成<br />

・ 音 声 モード<br />

本 規 定 に 関 し、 前 提 となる 考 え 方 は 以 下 のとおりである。<br />

・ 音 声 パラメータの 切 替 えは、 音 声 エンコーダに 0.5 秒 以 上 の 無 音 を 入 力 した 状 態 で 行 われる<br />

こと。なお、 将 来 的 には 無 音 時 間 を 短 くできる 可 能 性 を 考 慮 すること。<br />

・ 音 声 エンコーダの 実 現 方 法 については 言 及 しない。<br />

・ 音 声 デコーダは、そのデコーダが 扱 う 最 大 チャンネル 数 分 のバッファ 容 量 を 装 備 しているこ<br />

ととし、 各 音 声 パラメータの 切 替 えはバッファ 全 体 を 制 御 して 行 うこと。ただし、 定 常 状 態 で<br />

は、その 音 声 パラメータで 規 定 されるバッファ 量 に 対 する 制 御 ・ 監 視 (オーバーフロー、アン<br />

ダーフロー、 等 )を 行 う。<br />

・ 受 信 機 側 の 規 定<br />

- バッファのアンダーフローを 許 す。<br />

- バッファが 空 になった 場 合 、 無 音 を 出 力 する。( 必 要 があれば 直 前 からフェードアウトす<br />

る。)<br />

- バッファが 空 になった 場 合 、 所 定 の 符 号 化 音 声 データを 受 信 後 、デコード 処 理 を 再 開 する。<br />

(1) サンプリング 周 波 数 の 切 替 え<br />

サンプリング 周 波 数 を 切 り 替 える 場 合 、デコーダ 側 は 基 準 クロックを 変 更 することになるた<br />

め、ある 時 間 の 過 渡 的 な 不 安 定 状 態 を 生 じる。 現 状 では、この 場 合 0.5 秒 の 無 音 を 挿 入 するこ<br />

とで 十 分 かどうか 不 明 であるため、 運 用 には 十 分 留 意 しなければならない。<br />

(2) ビットレートの 切 替 え<br />

エンコーダ 側 で 適 切 なバッファ 制 御 を 行 うことでシームレスな 切 替 えを 行 うことが 可 能 であ<br />

る。ただし、ビットレートの 切 替 えにともない 符 号 化 遅 延 量 が 変 わる 場 合 等 々で、バッファ 制<br />

御 が 適 切 に 維 持 できない 恐 れのある 場 合 は、 次 項 の c)その 他 パラメータの 切 替 え に 従 うべき<br />

である。<br />

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