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Denver Ascites Shunt PAK 42-2050/42-2055 - CareFusion

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警 告<br />

粒 状 物 質 や 静 脈 血 栓 症 はシャントの 閉 鎖 の<br />

原 因 となり、シャントの 補 正 や 交 換 が 必 要<br />

となることがあります。ポンプチャンバー<br />

が 圧 迫 しにくくなった 場 合 、 静 脈 カテーテ<br />

ルまたはポンプチャンバーが 閉 塞 している<br />

恐 れがあります。ポンプチャンバーが 自 然<br />

に 充 填 しない 場 合 は、 腹 膜 カテーテルの 閉<br />

塞 が 考 えられます。(93ページの「シャン<br />

ト 機 能 のテスト」を 参 照 )<br />

シャントのチューブ 部 分 に 直 に 注 入 するこ<br />

とは 避 けてください。カテーテルの 漏 れや<br />

破 損 の 原 因 となります。<br />

血 管 に 挿 入 する 直 前 に、 静 脈 カテーテルを<br />

滅 菌 剤 で 拭 きます。 血 液 製 剤 がカテーテル<br />

に 残 留 しないよう 注 意 してください。<br />

シャントの 腹 腔 側 と 静 脈 側 の 圧 力 差 が 大 き<br />

いほど 流 量 が 大 きくなります。 体 液 過 剰 を<br />

避 けるため、シャント 配 置 直 後 は 患 者 を 仰<br />

臥 位 にする 時 間 を 最 小 限 にすることが 推 奨<br />

されます。(93ページの「 術 後 の 管 理 」を<br />

参 照 )<br />

鎖 骨 下 静 脈 への 刺 入 点 は 慎 重 に 選 択 する 必<br />

要 があります。カテーテルの 刺 入 点 が 内 側<br />

すぎると 鎖 骨 と 第 一 肋 骨 に 圧 縮 されて 流 れ<br />

が 抑 制 されたり、シャントの 静 脈 側 が 切 断<br />

される 恐 れがあります。<br />

シングルバルブのシャントをポンプ 中 は、<br />

静 脈 カテーテルへの 血 液 の 逆 流 を 避 けるた<br />

め、 患 者 を 仰 臥 位 にすることが 重 要 です。<br />

ポンプカテーテルを 圧 縮 した 後 、それをリ<br />

リースする 前 に、 静 脈 カテーテルを 皮 膚 の<br />

上 から 押 すか、つまんで 閉 塞 しなければな<br />

りません。<br />

腹 腔 静 脈 シャントは、 腹 腔 静 脈 シャントと<br />

してのみ 使 用 できます。<br />

注 意<br />

本 品 は 一 回 のみ 使 用 できます。 再 度 使 用<br />

すると、 製 品 が 正 しく 機 能 しなかったり、<br />

相 互 汚 染 の 原 因 になることがあります。<br />

本 製 品 の 使 用 にあたってはすべての 段 階 で<br />

滅 菌 処 置 を 講 じてください。<br />

個 々の 患 者 の 全 身 状 態 と 医 師 の 技 術 に 合 わ<br />

せて 手 順 を 選 ぶことが 必 要 となります。<br />

腫 瘍 性 腹 水 症 の 患 者 に 腹 腔 静 脈 シャントを<br />

使 用 する 場 合 は、その 利 点 と、 悪 性 細 胞 を<br />

含 む 腹 水 の 流 布 が 健 康 に 与 える 潜 在 的 な 危<br />

険 性 の 両 方 を 考 慮 する 必 要 があります。<br />

シャントが 素 手 やタオル、ドレープ、タル<br />

クその 他 糸 くずのある 面 または 顆 粒 状 面 に<br />

触 れないよう、 十 分 に 注 意 してください。<br />

シリコーンゴムは 静 電 性 が 高 く、 大 気 中 の<br />

小 粒 子 や 物 質 表 面 の 汚 染 物 質 を 引 きつけて<br />

組 織 反 応 の 原 因 となることがあります。<br />

88<br />

シャントを 取 り 扱 うときには、ゴムを 張 っ<br />

た 器 具 を 使 用 します。そうしないと、 傷 や<br />

裂 け 目 が 生 じることがあります。シャント<br />

の 過 度 な 取 り 扱 いは 避 けてください。<br />

結 紮 糸 を 配 置 する 際 には、カテーテルを 切<br />

断 したり、 閉 塞 しないよう 注 意 します。ス<br />

テンレススチールの 結 紮 糸 は 使 用 しないで<br />

ください。<br />

挿 入 前 にシャントの 開 通 性 を 確 認 します。<br />

挿 入 前 に、シャントをプライミングし、チ<br />

ャンバーやカテーテルから 大 きな 気 泡 を 排<br />

除 します。(89ページの「シャントの 準 備 」<br />

を 参 照 )<br />

この 装 置 は、 鎖 骨 下 静 脈 の 経 皮 アクセス 技<br />

術 の 完 全 なトレーニングを 受 けた 医 師 のみ<br />

が 使 用 するものです。<br />

腹 水 を 急 速 に 排 出 すると 循 環 虚 脱 や 血 管 虚<br />

脱 を 起 こすことがあるため、 腹 水 のドレナ<br />

ージには 十 分 注 意 します。<br />

腹 水 の 漏 れを 最 小 限 に 抑 えるために、 腹 膜<br />

に 針 を 斜 めに 通 すことが 非 常 に 重 要 です。<br />

不 注 意 でガイドワイヤー 全 体 が 患 者 体 内 に<br />

入 ってしまうことがないようにします。<br />

カテーテルのシースを 左 右 対 称 に 剥 がすこ<br />

とが 非 常 に 重 要 です。シースを 剥 がしてい<br />

る 間 にカテーテルが 外 れ 始 めた 場 合 は、カ<br />

テーテルを 所 定 の 場 所 に 保 持 して、 注 意 し<br />

ながらシースを 左 右 対 称 に 剥 がします。<br />

イントロデューサーのハンドルを 外 したり、<br />

シースをはがすために、 鉗 子 を 使 用 しない<br />

でください。<br />

ピールアウェイシースは、 身 体 から 自 由 に<br />

取 り 外 せます。 抵 抗 が 生 じた 場 合 は 無 理 に<br />

シースを 剥 がしたり、 引 き 出 さないように<br />

してください。 必 要 な 修 正 を 加 え、 作 業 を<br />

続 けます。<br />

針 を 通 じてガイドワイヤーを 引 き 抜 くと、<br />

ガイドワイヤーが 塞 栓 したり、 損 傷 をきた<br />

すことがあります。<br />

キットに 入 っているコンポーネントと 異 な<br />

るサイズのイントロデューサーやガイドワ<br />

イヤーは 使 用 しないでください。<br />

動 脈 に 挿 入 すると 出 血 多 量 や 余 病 の 原 因 と<br />

なることがあります。<br />

経 皮 挿 入 による 余 病 には、 気 胸 、 血 腫 形 成 、<br />

腕 神 経 叢 損 傷 、 縦 隔 構 造 または 血 管 構 造 の<br />

損 傷 または、 敗 血 症 / 感 染 症 、 出 血 多 量 、 血<br />

管 の 損 傷 などが 含 まれますが、これに 限 定<br />

されません。<br />

腹 壁 が 薄 い、または 弱 いなど、 個 々の 患 者<br />

の 特 性 に 合 わせ、カテーテル 付 近 の 腹 水 漏<br />

れを 防 止 するために 手 順 を 調 整 することが<br />

必 要 な 場 合 もあります。

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