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カタログ2010-2011

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一 次 抗 体IHC Solution Antibodies and ControlsMonoclonal Mouse Anti-HumanBCL10 Protein抗 ヒト BCL10 タンパク・マウス モノクローナル 抗 体クローン:151 サブクラス:IgG1,κM7260 細 胞 培 養 上 清 由 来0.2mLBCL10 遺 伝 子 は、caspase recruitment domain (CARD) を 持 つ 223 アミノ酸 のアポトーシス 制 御 分 子 をコードしています。BCL10 はアポトーシスの 誘 導 やnuclear factor- κB (NF-κB) を 活 性 化 する 機 能 を 持 ち、 一 部 の 正 常 T 細 胞 ・B 細胞 質 に 発 現 しています。MALT リンパ 腫 の 中 で BCL10 遺 伝 子 に 関 係 する 転 座 は稀 であり、これまで 胃 や 肺 に 発 生 する MALT リンパ 腫 のみ、と 全 体 の 5% 以 下 でした。t(1;14) 転 座 では BCL10 遺 伝 子 は 免 疫 グロブリン 重 鎖 遺 伝 子 近 傍 に 転 座することで、BCL10 タンパクの 過 剰 発 現 や 核 への 局 在 が 引 き 起 こされます。またt(11;18) 転 座 を 持 つ MALT リンパ 腫 も、 非 常 に 低 いレベルではありますが BCL10の 異 常 な 核 への 局 在 を 示 します。BCL10 遺 伝 子 の 変 異 は、MALT リンパ 腫 を 含 むB 細 胞 性 リンパ 腫 の 一 部 において 報 告 されてきました。この 変 異 により、 不 完 全な BCL10 タンパクの 発 現 がしばしば 引 き 起 こされますが、NF-κB の 活 性 化 部 位(CARD) は 残 されています。抗 ヒト BCL10 タンパク, 151・マウスモノクローナル 抗 体 は、ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 での 免 疫 組 織 染 色 が 可 能 であり、t(1;14) 転 座 を 伴 う MALT リンパ 腫では 核 と 細 胞 質 に 強 い 反 応 性 が 認 められます。また、この 転 座 のない MALT リンパ 腫 の 55%において、 染 色 レベルは 低 いものの 同 様 の 局 在 が 認 められるとの 報告 があります。M7260 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50~1:200ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/HMonoclonal Mouse Anti-HumanBeta-Catenin抗 ヒト β-カテニン・マウス モノクローナル 抗 体クローン:β-Catenin-1 サブクラス:IgG1, κM3539 細 胞 培 養 上 清 由 来1mLカテニンは 細 胞 骨 格 関 連 タンパクでα, β, γのサブクラスが 知 られています。β-カテニン 遺 伝 子 は 染 色 体 3p21 の 位 置 にあり 88kDa のタンパクをコードしています。β-カテニンは、カドヘリンを 介 した 細 胞 接 着 や 細 胞 骨 格 形 成 に 重 要 な 役 割 を果 たすと 同 時 に、Wnt シグナル 伝 達 系 の 媒 体 として 遺 伝 子 発 現 調 節 にも 関 与 しています。またβ-カテニン 発 現 は、 正 常 細 胞 では 比 較 的 安 定 ですが、 様 々な 腫 瘍 で 低 下している 事 が 認 められており、 腫 瘍 組 織 の 特 徴 の 一 つと 考 えられています。M3539 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:200ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat S /L改 善 :Heat S /HColorectal adenocarcinoma (FFPE)stained with Anti-Beta-Catenin,Code M3539.Monoclonal Mouse Anti-HumanBeta-Amyloid抗 ヒト β-アミロイド・マウス モノクローナル 抗 体クローン:6F/3D サブクラス:IgG1, κM0872 細 胞 培 養 上 清 由 来1mLアルツハイマー 病 はヒト 老 人 性 痴 呆 の 主 要 な 原 因 であり、 病 理 所 見 の 特 徴 として、 肉 眼 的 には 大 脳 の 萎 縮 があげられます。 顕 微 鏡 下 では、 大 脳 皮 質 に 広 範 囲 にみられる 神 経 細 胞 内 に 蓄 積 するアルツハイマー 神 経 原 線 維 変 化 と 細 胞 外 にみられる 老 人 斑 があります。 老 人 斑 は、 中 心 部 に 存 在 するアミロイドコアとその 周 辺 の腫 大 した 変 性 神 経 突 起 から 成 ります。この 脳 アミロイドの 構 成 成 分 としては β/A4蛋 白 ( 分 子 量 4kD)と α-1-Antichymotrypshin が 同 定 されています。この 抗 体 は C 末 端 にシスチン 残 基 を 有 するアミロイド β/A4 蛋 白 の 8~17 番 目のアミノ 酸 から 成 る 合 成 ペプチドを Keyhole Limpet のヘモシアニンに 結 合 させたものを 抗 原 としています。ELISA 法 ではヘモシアニンと 結 合 したペプチド 抗 原 とは 特 異 的 に 反 応 し、 単 独 のヘモシアニンとは 反 応 しません。ホルマリン 固 定 パラフィン 包 埋 切 片 中 のアルツハイマー 病 や Lewy-Body 症 の脳 内 の 老 人 斑 や 血 管 壁 の β/A4 蛋 白 を 検 出 します。M0872 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50~1:100ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能蟻 酸 による 前 処 理 (2~3 分 ) により 染 色 性 が 増 強 されます。処 理 後 は 緩 衝 液 で 完 全 に 洗 浄 します。Monoclonal Mouse Anti-HumanBRCA1抗 ヒト BRCA1・マウス モノクローナル 抗 体クローン:GLK-2M3606 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgM,κ1mLBRCA1 は 多 くの 家 族 性 乳 癌 において 先 天 的 な 遺 伝 子 異 常 を 起 こしている 乳 癌原 因 遺 伝 子 です。BRCA1 は 癌 抑 制 遺 伝 子 として 機 能 し、DNA の 修 復 と 再 構 築 、細 胞 周 期 のチェックポイントコントロールや 転 写 などに 関 与 し、 遺 伝 子 安 定 性 の維 持 を 担 っています。BRCA1 の 変 異 あるいは 欠 失 によって 細 胞 機 能 の 制 御 異 常が 引 き 起 こされ、 最 終 的 に 腫 瘍 への 進 展 につながると 考 えられています。 抗 ヒトBRCA1, GLK-2・マウスモノクローナル 抗 体 は、BRCA1 の C 末 端 領 域 を 認 識 し、EGFR とは 交 差 反 応 しないことが 確 認 されています。本 抗 体 は、ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 での 免 疫 組 織 染 色 が 可 能 であり、 乳 癌及 び 卵 巣 癌 における BRCA1 と 腫 瘍 化 機 序 の 解 明 あるいは 予 後 との 関 係 などの研 究 に 有 用 です。M3606 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:25~1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat S /TRS-9* 本 抗 体 の 希 釈 には、0.1 % Tween 20 含 有 PBS のご 使 用をお 勧 め 致 します。それ 以 外 の 希 釈 液 にて 希 釈 を 行 うと、非 特 異 反 応 が 増 強 される 場 合 があります。Breast carcinoma (FFPE) stainedwith Anti-BRCA1, Code M3606.22免 疫 組 織 細 胞 化 学 染 色 条 件 の 表 記 につきましては 表 紙 裏 または 10 ページをご 参 照 ください。i : 体 外 診 断 用 医 薬 品 。 体 外 診 断 用 医 薬 品 名 につきましては (11) ページをご 参 照 ください。d : 医 薬 用 外 毒 物g : 医 薬 用 外 劇 物

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