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カタログ2010-2011

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一 次 抗 体IHC Solution Antibodies and ControlsMonoclonal Mouse Anti-HumanEGFR, Wild-Type抗 ヒト Wild-Type EGFR・マウス モノクローナル 抗 体クローン:DAK-H1-WT サブクラス:IgG1, κM7298 細 胞 培 養 上 清 由 来0.2mLEpidermal Growth Factor Receptor (EGFR) は、リガンドの 結 合 によりホモ 二量 体 あるいは 他 の HER ファミリー 受 容 体 とヘテロ 二 量 体 を 形 成 し、 細 胞 内 へ 内在 化 されます。 受 容 体 の 二 量 体 化 は 細 胞 内 にある EGFR のチロシンキナーゼを活 性 化 しチロシン 残 基 の 自 己 リン 酸 化 を 惹 起 し、 細 胞 内 シグナル 伝 達 を 開 始 させます。この EGFR のシグナル 伝 達 は、 細 胞 分 裂 、アポトーシス、 細 胞 運 動 能 、タンパク 分 泌 、 分 化 や 脱 分 化 など 多 くの 細 胞 機 能 を 制 御 します。 正 常 細 胞 においてEGFR は、 線 維 芽 細 胞 や 様 々な 上 皮 細 胞 で 発 現 しています。自 然 に 引 き 起 こされる EGFR の 変 異 としてエクソン 2 からエクソン 7 をコードするアミノ 酸 (アミノ 酸 残 基 6~273 番 目 )の 欠 失 があり、EGFR-vIII と 呼 ばれています。これはヒト 腫 瘍 において 最 も 一 般 的 な EGFR の 変 異 であり、 不 完 全 に 制御 されているため、 恒 常 的 に 活 性 化 しています。抗 Wild-Type EGFR 抗 体 、クローン DAK-H1-WT は、ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 での 免 疫 組 織 染 色 により、 腫 瘍 など 組 織 細 胞 中 の Wild-Type EGFR の 同定 が 可 能 です。 本 抗 体 は EGFR 細 胞 外 ドメインの N 末 端 部 分 を 認 識 し、ウェスタンブロットおよびトランスフェクトした CHO 細 胞 より 作 製 したホルマリン 固 定 パラフィン 包 埋 標 本 での 免 疫 組 織 染 色 により、EGFR の 細 胞 外 ドメインとのみ 反 応し、 上 述 の EGFR-vIII やその 他 HER ファミリーとは 反 応 しないことが 確 認 されています。M7298 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50~1:200(CSA II、 抗 体 は 常 温 15 分 間 反 応 )ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/TRS-9改 善 :Heat S /TRS-9CSAII (Code No. K1497) などの 高 感 度 検 出 系 が 必 要 。温 浴 処 理 20 分 間 もしくは 40 分 間 推 奨Breast carcinoma stained with CodeM7298.検 出 システムCSA II (Code No. K1497)抗 体 希 釈 倍 率1:100( 常 温 15 分 間 反 応 )前 処 理Target Retrieval Solution, pH9(Code No.S2367/S2368) での 温 浴処 理 (95℃, 40 分 間 )Monoclonal Mouse Anti-HumanEGFR-pY1197抗 ヒト EGFR-pY1197・マウス モノクローナル 抗 体クローン:DAK-H1-1197M7299 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG2a, κ0.2mLEpidermal Growth Factor Receptor (EGFR) は、EGFR (ErbB-1, HER1)、ErB-2 (HER2)、ErbB-4 (HER4) から 成 る 受 容 体 型 チロシンキナーゼファミリーに属 する 170kDa の 膜 貫 通 型 糖 タンパクです。これら 受 容 体 は、 細 胞 外 ドメイン、膜 貫 通 疎 水 性 部 位 、C 末 端 に 制 御 部 位 を 持 つ 細 胞 内 チロシンキナーゼドメイン(HER3 には 無 い)から 構 成 されています。EGFR のリガンドは、 現 在 まで、 少 なくとも 6 種 類 が 同 定 されており、 EGFR の 細 胞 外 ドメインへ 結 合 することにより、 受 容 体 の 二 量 体 化 とチロシン 残 基 の 自 己 リン 酸 化 を 引 き 起 こし、 受 容 体 が 活性 化 されます。 受 容 体 の 活 性 化 は、 細 胞 内 シグナル 伝 達 を 介 し、 細 胞 の 増 殖 、 生存 、 移 動 、 分 化 の 制 御 に 関 与 します。抗 EGFR-pY1197 抗 体 、クローン DAK-H1-1197 はホルマリン 固 定 パラフィン 切片 での 免 疫 組 織 染 色 が 可 能 であり、EGFR の 第 1197 番 チロシン 残 基 のリン 酸 化を 同 定 し、EGFR が 活 性 化 された 腫 瘍 の 指 標 として 使 用 できます。 本 抗 体 は、ウェスタンブロットにより、リン 酸 化 された EGFR にのみ 反 応 し、リン 酸 化 されたその他 HER ファミリーとは 反 応 しないこと、また、リン 酸 化 されていない EGFR、その他 HER ファミリーとは 反 応 しないことが 確 認 されています。M7299 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50~1:200(CSA II, 抗 体 は 常 温 15 分 間 反 応 )ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/TRS-9改 善 :Heat S /TRS-9* CSA II (Code No. K1497)などの 高 感 度 検 出 系 が 必 要 。温 浴 処 理 20 分 間 もしくは 40 分 間 推 奨 。EndoglinCD105, Endoglin の 項 をご 覧 下 さい。Endothelial CellCD31, Endothelial Cell の 項 をご 覧 下 さい。Monoclonal Mouse Anti-Enterovirus抗 エンテロウイルス・マウス モノクローナル 抗 体クローン:5-D8/1M7064 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG2a, κ1mL熱 処 理 による 不 活 性 化 コクサッキー B5 ウィルスを 抗 原 として 作 製 したもので、エンテロウィルス 属 の カプシドタンパクを 構 成 する 4 種 のタンパク (VP1, VP2,VP3, VP4) のうち、ウイルス 粒 子 の 外 側 に 位 置 する VP1 ペプチドと 反 応 します。ウェスタンブロッティング 法 により、この 抗 体 は 一 本 鎖 ペプタイド( 分 子 量 34~37kD)と 反 応 することが 確 認 されています。この 抗 体 はエンテロウィルス 属 の 4群 の 大 部 分 のウイルスと 反 応 することが 確 認 されています。ヒトロタウィルス, 黄熱 病 ウィルス, 麻 疹 ウィルス, ライノウィルス A1, アデノウィルス 18, A 型 肝 炎 ウィルスとは 交 差 反 応 を 示 しません。糞 便 , 喀 痰 , CNS/ 髄 液 , 血 液 , 皮 膚 , 結 膜 を 接 種 後 、1~2 日 後 の 培 養 細 胞 中 のエンテロウイルスの 同 定 に 有 用 です。ウイルス 分 離 法 , 急 性 期 と 回 復 期 の 血 清 を 用いたウイルス 特 異 的 抗 体 中 和 法 に 比 べ、 手 間 がかからず、 短 期 間 で 信 頼 できる 結果 が 得 られます。M7064 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:10~1:20ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 不 可Epidermal Growth Factor ReceptorEGFR の 項 をご 覧 下 さい。42免 疫 組 織 細 胞 化 学 染 色 条 件 の 表 記 につきましては 表 紙 裏 または 10 ページをご 参 照 ください。i : 体 外 診 断 用 医 薬 品 。 体 外 診 断 用 医 薬 品 名 につきましては (11) ページをご 参 照 ください。d : 医 薬 用 外 毒 物g : 医 薬 用 外 劇 物

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