カタログ2010-2011

一 次 抗 体Monoclonal Mouse Anti-Bromodeoxyuridine抗 ブロモデオキシウリジン (BrdUrd)・マウス モノクローナル 抗 体クローン:Bu20aM0744 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG1, κ1mLBrdUrd, Bu20a 抗 体 は、ブロモデオキシウリジン (BrdUrd) に 特 異 的 な 抗 体で、 細 胞 周 期 S 期 のマーカーとして 用 いられています。 一 般 に、BrdUrd に 対 する抗 体 は、チミジンに 類 似 した 構 造 をもつ 他 のヌクレオシドと 弱 い 交 差 反 応 を 持 つことが 知 られていますが、Dako BrdUrd, Bu20a 抗 体 は、この 交 差 反 応 性 が 最 小 であることがわかっています。BrdUrd はチミジン 類 似 物 質 で、DNA 合 成 の 際 生 体 内 のチミジンに 代 わって DNA に 取 り 込 まれ、 細 胞 周 期 S 期 のマーカーとして 広 く 用 いられています。BrdUrd の 検 出 には、 予 め 目 的 とする 検 体 において、BrdUrd を 取 り 込 ませる 必 要があります。 染 色 上 の 注 意 としては、BrdUrd 抗 体 を 反 応 させるためには、DNAを1 本 鎖 に 変 性 させるための 塩 酸 処 理 等 が 必 要 となります。M0744 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:100~1:200ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Pro or Heat S /L改 善 :Heat S /H*Pro: 酵 素 処 理 の 他 、 前 処 理 としてDNA 変 性 処 理 が 必 要 です。*Heat:DNA 変 性 処 理 と 酵 素 処 理 の 代 用 が 可 能 です。Polyclonal Rabbit Anti-HumanC1q Complement抗 ヒト C1q 補 体 成 分 ・ウサギ ポリクローナル 抗 体F0254 FITC 標 識 , 液 相 吸 収Polyclonal Rabbit Anti-HumanC3c Complement抗 ヒト C3c 補 体 成 分 ・ウサギ ポリクローナル 抗 体F0201 FITC 標 識 , ヒト 血 漿 タンパクで 固 相 吸 収 済 み2mL2mLC3c および Native の C3 と C3b の C3c 部 位 に 反 応 します。C3d, C3a とは反 応 しません。F0201 蛍 光 法 希 釈 倍 率 /1:10Polyclonal Rabbit Anti-HumanC4c Complement抗 ヒト C4c 補 体 成 分 ・ウサギ ポリクローナル 抗 体F0169 FITC 標 識 2mLMonoclonal Mouse Anti-HumanC5b-9 (TCC)抗 ヒト C5b-9 補 体 成 分 ・マウス モノクローナル 抗 体クローン:aE11M0777 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG2a, κ1mLTerminal Complement Complex (TCC) の 中 の 活 性 化 された 補 体 成 分 C9 に存 在 するエピトープと 反 応 します。 組 織 中 の 細 胞 膜 に 結 合 した TCC の 検 索 に 有用 です。M0777組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:25~1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 不 可Antibodies and Controls IHC SolutionMonoclonal Mouse Anti-CA 19-9抗 CA19-9・マウス モノクローナル 抗 体クローン:116-NS-19-9 サブクラス:IgG1, κM3517 腹 水 由 来1mLI 型 の 糖 鎖 、ルイス A (Le a ) にシアル 酸 が 付 加 したシアリルルイス A (sialyl Le a )5 単 糖 と 反 応 します。その 反 応 部 位 は、モノシアリルガングリオシドのシアル 酸 残基 であることが 確 認 されています。 また、シアリルルイス A は 血 液 型 抗 原 、ルイス A から 合 成 されることから、ルイス 式 血 液 型 抗 原 の Le a あるいは Le b 抗 原 を持 つ 人 にも 発 現 し、 血 液 型 Le a-b- の 個 体 では 陰 性 となることが 明 らかとなっています。シアリル Le a の 発 現 は、 胎 児 期 においては 消 化 管 の 発 生 段 階 で 認 められますが、 出 生 後 では 消 化 管 ・ 気 管 支 ・ 生 殖 器 の 導 管 やその 分 泌 物 にのみに 確 認 されています。 胃 ・ 腸 および 膵 臓 の 腺 癌 を 含 む 消 化 管 腫 瘍 の 大 部 分 の 組 織 は、この 抗 体により 非 常 に 強 く 染 色 されます。また 膀 胱 の 移 行 上 皮 癌 ・ 子 宮 内 膜 腺 癌 さらには甲 状 腺 乳 頭 癌 や 胆 嚢 癌 においても 陽 性 所 見 が 認 められます。その 他 、 肺 腺 癌 ・ 気管 支 肺 胞 上 皮 癌 ・ 扁 平 上 皮 癌 ・および 小 細 胞 癌 を 含 む 肺 腫 瘍 全 般 において 陽 性 を呈 します。 正 常 組 織 では、 乳 腺 ・ 腎 臓 ・ 唾 液 腺 ・ 汗 腺 の 導 管 および 肺 の 気 管 支 上皮 ・ 大 腸 の 管 腔 上 皮 ・ 前 立 腺 の 導 管 上 皮 にその 反 応 性 が 確 認 されています。M3517 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:25~1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能23商 品 管 理 課 ( 在 庫 確 認 ・ 発 送 関 連 ) TEL : 03-5802-2583 FAX : 03-5802-2584