カタログ2010-2011

一 次 抗 体Monoclonal Mouse Anti-HumanCOX-2抗 ヒト COX-2・マウス モノクローナル 抗 体クローン:CX-294M3617 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG1,κN1606 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 ,N シリーズ1mL11mLCyclooxygenase(COX,シクロオキシゲナーゼ)はアラキドン 酸 からプロスタグランジンへの 生 合 成 において 重 要 な 酵 素 であり、COX-1 と COX-2 の 2 種 類 が存 在 します。COX-1 は、 大 部 分 の 組 織 に 発 現 する 構 成 酵 素 であり、 生 体 内 における 恒 常 性 維 持 の 役 割 を 担 っています。 一 方 COX-2 は、 炎 症 部 位 でのプロスタグランジン 合 成 に 関 与 する 分 子 量 70kDa の 誘 導 酵 素 であり、 炎 症 反 応 の 他 、さまざまな 生 理 反 応 に 関 与 しています。また、COX-2 の 発 現 が 癌 化 に 関 与 していることも 知 られており、 特 異 的 COX-2 阻 害 剤 と 抗 腫 瘍 効 果 に 関 する 研 究 が 盛 んに 行 われています。抗 COX-2 抗 体 、クローン CX-294 はホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 での 免 疫 組織 染 色 において 優 れた 反 応 性 を 示 し、COX-2 と 発 癌 メカニズムとの 関 係 、COX-2阻 害 剤 の 効 果 との 関 係 に 関 する 研 究 に 有 用 です。M3617 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:100ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/TRS-9Monoclonal Mouse Anti-HumanCyclin D1抗 ヒト サイクリン D1・マウス モノクローナル 抗 体クローン:DCS-6サブクラス:IgG2a, κN1619 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 , N シリーズ11mLサイクリン D1 はサイクリンファミリーに 属 す 蛋 白 質 で、Cyclin-dependentkinase (Cdks) と 複 合 体 を 形 成 し 活 性 化 することにより、 様 々な 細 胞 周 期 の 遷 移について 正 の 制 御 を 行 っています。サイクリン D1 の 発 現 は 全 細 胞 周 期 で 見 られますが、G1 期 に 最 も 多 く 発 現 します。サイクリン D1 は Cdk4 と Cdk6 と 複 合 体を 形 成 し、Rb 蛋 白 質 をリン 酸 化 することにより 細 胞 周 期 を S 期 へ 移 行 します。サイクリン D1 遺 伝 子 はヒト 11 番 染 色 体 上 に 存 在 し、PRAD1/CCND1/bcl-1 として 知 られるプロトオンコジーンです。この 遺 伝 子 は、ヒトの 乳 癌 をはじめ 頭 部および 頸 部 ・ 結 腸 ・ 皮 膚 ・ 膀 胱 などの 悪 性 腫 瘍 においてしばしば 増 幅 し、サイクリン D1 の 過 剰 発 現 が 起 こります。さらに 暗 殻 細 胞 由 来 のリンパ 腫 (mantle zonelymphoma) では、かなりの 頻 度 で 過 剰 発 現 しています。本 抗 体 は、サイクリン D1 蛋 白 質 の 中 央 領 域 を 認 識 し(この 領 域 はサイクリンボックスと 言 われています)、そのエピトープは 151-165 アミノ 酸 の 間 に 存 在 します。 本 抗 体 は、ヒト・ラット・マウスと 反 応 し、 免 疫 組 織 細 胞 化 学 染 色 法 以 外 に、イムノブロッティング 法 、 免 疫 沈 降 反 応 法 および 中 和 抗 体 としても 適 用 可 能 です。N1619 組 織 染 色 ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat S /HTRS での 温 浴 処 理 (95℃, 40 分 間 ) と 200 倍 に 希 釈 したプロテイナーゼ K (S3020) ( 常 温 , 10 分 間 ) の 二 重 処 理 が 有効 な 場 合 があります。Monoclonal Rabbit Anti-HumanCyclin D1抗 ヒト サイクリン D1・ウサギ モノクローナル 抗 体クローン:SP4M3635 細 胞 培 養 上 清 由 来0.2mL1mL本 ウサギモノクローナル 抗 体 は、 染 色 体 11q13 に 位 置 し CCND1 (bcl-1) 遺 伝子 産 物 として 知 られる 分 子 量 36kDa のサイクリン D1 と 反 応 します。サイクリンD1 はサイクリン 依 存 性 キナーゼである CDK4 や CDK6 と 複 合 体 を 形 成 し 活 性 化します。また 様 々なヒト 腫 瘍 において CCND1 遺 伝 子 の 増 幅 やサイクリン D1 の過 剰 発 現 が 認 められることから、サイクリン D1 の 腫 瘍 発 生 への 関 与 が 注 目 されています。サイクリン D1 を 認 識 する 抗 体 は、リンパ 系 腫 瘍 においてマントル 細 胞リンパ 腫 を 同 定 するのに 特 に 有 用 です。M3635 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/H改 善 :Heat S /HMonoclonal Mouse Anti-HumanCytokeratin抗 ヒト サイトケラチン・マウス モノクローナル 抗 体クローン:AE1/AE3Mantle cell lymphoma (FFPE)stained with Anti-Cyclin D1, CodeM3635.サブクラス:IgG1, κ + IgG1, κi M3515 腹 水 由 来 0.2mL1mLi N1590 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 , N シリーズ 11mL2 つのクローン AE1 と AE3 を 混 合 したものです。AE1 は 酸 性 サブファミリーのうちの 56.5, 54', 50, 50', 48, 40 kD のサイトケラチンを 認 識 し、 一 方 AE3 は塩 基 性 サブファミリーのうちの 65.5-68, 63, 59, 58, 56, 54, および 52 kD のサイトケラチンを 認 識 します。 正 常 組 織 や 悪 性 腫 瘍 で、 重 層 扁 平 上 皮 の 基 底 層 、 気 管支 上 皮 、 導 管 、 近 位 尿 細 管 、 腺 癌 、 扁 平 上 皮 癌 などに 強 い 反 応 を 示 します。 結 合 組織 、 筋 組 織 、 間 葉 系 細 胞 は 陰 性 です。M3515 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:100~1:200ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Pro or Heat/L改 善 :Heat/HAntibodies and Controls IHC SolutionLung large-cell carcinoma (FFPE)stained with Anti-Cytokeratin, CodeM3515.37商 品 管 理 課 ( 在 庫 確 認 ・ 発 送 関 連 ) TEL : 03-5802-2583 FAX : 03-5802-2584