カタログ2010-2011

一 次 抗 体IHC Solution Antibodies and ControlsMonoclonal Mouse Anti-RabbitMacrophage抗 ウサギ マクロファージ・マウス モノクローナル 抗 体クローン:RAM11 サブクラス:IgG1, κM0633 細 胞 培 養 上 清 由 来1mLウサギマクロファージの 細 胞 質 内 抗 原 と 特 異 的 に 反 応 します。ウサギを 使 用 した 動 脈 硬 化 症 のモデル 実 験 でのマクロファージの 動 態 に 関 する研 究 に 有 用 です。ヒト, サル, ラットとは 交 差 反 応 を 示 しません。M0633 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :ProMonoclonal Mouse Anti-HumanMammaglobin抗 ヒト Mammaglobin・マウス モノクローナル 抗 体クローン:304-1A5 サブクラス:IgG1, κM3625 細 胞 培 養 上 清 由 来0.2mLN1637 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 ,N シリーズ11mLM a m m a g l o b i n は 乳 癌 細 胞 株 の 研 究 において 最 初 に 同 定 された 他 のsecretoglobin-uteroglobin ファミリーメンバーに 相 同 性 をもつ 93 のアミノ 酸 残基 からなるタンパクです。Mammaglobin の 発 現 は、RT-PCR 法 により 女 性 生 殖系 由 来 の 一 連 の 悪 性 および 正 常 組 織 でも 報 告 されています。Mammaglobin 遺 伝子 とタンパクの 発 現 は 乳 癌 組 織 および I 型 / II 型 小 葉 の 腺 房 内 や 終 末 乳 管 円 柱 細胞 内 の 正 常 乳 腺 上 皮 細 胞 の 一 部 において 認 められています。Mammaglobin の 発現 は 高 分 化 、 中 分 化 および 低 分 化 の 浸 潤 性 腺 管 癌 や 転 移 性 乳 癌 、 潜 伏 乳 癌 において 免 疫 組 織 化 学 染 色 や RT-PCR 法 により 解 析 されています。Mammaglobin の発 現 は 乳 腺 組 織 に 限 局 しており、 皮 膚 を 除 く、ほとんどの 正 常 組 織 において 検 出されていません。M3625 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50~1:100ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat S /TRS-9Monoclonal Mouse Anti-HumanMast Cell Tryptase抗 ヒト 肥 満 細 胞 トリプターゼ・マウス モノクローナル 抗 体クローン:AA1 サブクラス:IgG1, κM7052 細 胞 培 養 上 清 由 来0.2mLELISA 法 , ウェスタンブロッティング 法 , 交 差 免 疫 電 気 泳 動 法 により、 精 製 ヒト肥 満 細 胞 トリプターゼと 反 応 し、 特 に 肥 満 細 胞 の 分 泌 顆 粒 と 結 合 します。トリプターゼは 肥 満 細 胞 の 分 泌 顆 粒 のヘパリンと 結 合 しますが、ELISA 法 におけるこの抗 体 の 結 合 がヘパリンの 存 在 および 過 ヨウ 素 酸 による 処 理 の 影 響 を 受 けず、この抗 体 が 認 識 するエピトープが 糖 質 ではないことを 示 唆 しています。トリプターゼは 4 量 体 のセリンプロテアーゼの 一 種 ( 分 子 量 132kD)で、 免 疫 組織 細 胞 化 学 染 色 法 では 肥 満 細 胞 を 識 別 する 生 物 学 的 なマーカーとなります。 完 全に 定 義 はされていませんが、トリプターゼが 炎 症 疾 患 において 体 液 中 に 増 加 することは、この 酵 素 が 炎 症 の 重 要 な 媒 介 物 質 であることが 示 唆 されています。この 抗 体 は、 特 異 的 に 気 管 支 , 消 化 管 , 皮 膚 , 結 膜 , 脳 などのヒト 組 織 中 の 肥 満細 胞 と 反 応 しますが、 末 梢 血 中 の 好 塩 基 球 とは 反 応 しません。 組 織 染 色 において肥 満 細 胞 の 標 準 染 色 法 であるメタクロマジー 染 色 に 比 較 し、この 抗 体 を 用 いた 免疫 組 織 細 胞 化 学 染 色 は 再 現 性 が 良 く、 感 度 の 高 い 染 色 結 果 が 得 られます。M7052 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50~1:100ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :ProMonoclonal Mouse Anti-HumanMCM3 Protein抗 ヒト MCM3タンパク・マウス モノクローナル 抗 体クローン:101 サブクラス:IgG1, κM7263 細 胞 培 養 上 清 由 来0.2mLMini-chromosome maintenance 3 protein(MCM3 タンパク)は、 真 核 生 物 のDNA 複 製 開 始 に 関 与 する 6 種 類 のタンパク(MCM2~MCM7)からなる MCMタンパクファミリーの 1 つです。MCM3 タンパクは、Ki-67 抗 原 と 同 様 、 増 殖 期 の 細 胞 に 発 現 していますが、 細胞 分 化 開 始 以 降 、Ki-67 抗 原 より 消 失 が 遅 い 為 、 抗 MCM3 抗 体 は、 抗 Ki-67 抗原 抗 体 より 多 くの 細 胞 をラベルします。また、p27 などの 分 化 末 期 のマーカーが 発現 している 場 合 、MCM3 タンパクは 発 現 していないことから、 抗 MCM3 抗 体 は、増 殖 が 盛 んではないが、 分 化 が 終 了 していない 細 胞 と 反 応 することも 示 唆 されています。その 他 、 腫 瘍 細 胞 における MCM3 タンパクの 発 現 レベルが、 子 宮 頸 部 での 正 常 な 増 殖 期 細 胞 や 異 型 細 胞 よりも 高 いとの 報 告 もあります。抗 ヒト MCM3 タンパク, 101・マウスモノクローナル 抗 体 は、ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 での 免 疫 組 織 染 色 が 可 能 です。 本 抗 体 は、ラットの MCM3 同 等 のタンパクとの 交 差 反 応 性 も 確 認 されています。M7263 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:25~1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat S /TRS-9Monoclonal Mouse Anti-HumanMelan-A抗 ヒト Melan-A・マウス モノクローナル 抗 体クローン:A103 サブクラス:IgG1, κM7196 細 胞 培 養 上 清 由 来N1622 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 , N シリーズ0.2mL1mL11mLMelan-A 遺 伝 子 は Coulie らによってヒト 由 来 のメラノーマ 細 胞 株 よりクローン化 されたもので、 自 己 細 胞 障 害 性 リンパ 細 胞 により 認 識 されるメラノーマ 特 異 抗原 をコードします。Kawakami らがメラノーマの 腫 瘍 浸 潤 リンパ 細 胞 の 標 的 抗 原を 解 析 したところ、 同 じ 遺 伝 子 がクローン 化 され、MART-1 と 名 付 けられました。Melan-A/ MART-1 抗 原 は 118 アミノ 酸 から 構 成 される 膜 貫 通 型 タンパクです。その 機 能 についてはいまのところわかっていませんが、 多 くのメラノーマとメラノサイトに 発 現 しています。本 抗 体 は、Melan-A mRNA 陽 性 のメラノーマ 細 胞 株 の 20-22kDa に 相 当 するタンパクを 認 識 し、Melan-A mRNA 陽 性 細 胞 株 とヒトのメラノーマの 90% 以 上 で細 胞 質 に 均 一 な 陽 性 反 応 を 示 し、 成 人 のメラノサイトにも 陽 性 反 応 を 示 します。本 抗 体 は イムノブロッティング 法 および 免 疫 沈 降 反 応 法 においても 適 用 可 能 です。M7196 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:25~1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat S /L改 善 :Heat S /HMalignant melanoma (FFPE) stainedwith Anti-Melan-A, Code M7196.54免 疫 組 織 細 胞 化 学 染 色 条 件 の 表 記 につきましては 表 紙 裏 または 10 ページをご 参 照 ください。i : 体 外 診 断 用 医 薬 品 。 体 外 診 断 用 医 薬 品 名 につきましては (11) ページをご 参 照 ください。d : 医 薬 用 外 毒 物g : 医 薬 用 外 劇 物