カタログ2010-2011

一 次 抗 体IHC Solution Antibodies and ControlsMonoclonal Mouse Anti-HumanCA 125抗 ヒト CA125・マウス モノクローナル 抗 体クローン:M11 サブクラス:IgG1, κM3520 腹 水 由 来1mLこの 抗 体 は クローン OC 125 の 認 識 するエピトープとは 異 なる、より 多 様 な 抗原 群 に 対 して 反 応 性 を 示 すことが 明 らかとなっています。また、その 認 識 されるエピトープはホルマリン 固 定 パラフィン 包 埋 により 影 響 を 受 けにくいことが 報 告 されています (Amer J Obstet Gynecol 1990; 163(6): 1925)。この 抗 体 を 用 いた 免 疫 組 織 細 胞 化 学 的 検 討 により、 大 腸 癌 , 乳 癌 , 子 宮 乳 頭 漿液 腺 癌 , 子 宮 類 腺 腫 , 卵 巣 類 内 膜 癌 , 卵 巣 漿 液 腺 癌 , 甲 状 腺 乳 頭 腫 などの 多 くの腫 瘍 において 陽 性 例 が 認 められています。 正 常 組 織 においては、 胎 児 組 織 で 胎 児表 皮 ・ 羊 膜 ・ 脊 索 ・ 腸 管 残 遺 物 ( 卵 管 および 尿 膜 管 )・ 臍 帯 ・ 心 筋 ・ 心 嚢 膜 に 陽 性を 呈 し、 成 人 組 織 ではアポクリン 汗 腺 細 胞 や 乳 腺 の 導 管 に 反 応 します。M3520 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:25~1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/LPolyclonal Rabbit Anti-HumanCalcitonin抗 ヒト カルシトニン ・ウサギ ポリクローナル 抗 体i A0576 ウシ (Bovine) 血 漿 タンパクで 固 相 吸 収 済 み 1mLi N1552 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 , N シリーズ 7mLA0576 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:250~1:500ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/LMonoclonal Mouse Anti-HumanCaldesmon抗 ヒト カルデスモン・マウス モノクローナル 抗 体クローン:h-CD サブクラス:IgG1, κM3557 細 胞 培 養 上 清 由 来1mLカルデスモンは 平 滑 筋 細 胞 および 非 筋 細 胞 の 収 縮 を 調 節 している 収 縮 制 御 タンパクです。カルデスモンには、 主 に 平 滑 筋 細 胞 に 発 現 している 分 子 量 120~150kD の h -カルデスモンと、 非 筋 細 胞 に 発 現 している 分 子 量 70~80kD の l -カルデスモンがあります。これらアイソフォームの 発 現 変 換 は 平 滑 筋 細 胞 の 形 質 転 換( 分 化 ・ 脱 分 化 )に 伴 い 変 化 することから、 平 滑 筋 細 胞 の 形 質 転 換 の 探 究 に 有 用です。この 抗 体 は、 分 子 量 150kD の h -カルデスモンのみを 認 識 し、 分 化 型 平 滑筋 細 胞 のマーカーとして 有 用 です。M3557 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50~1:100ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/Lただし、 以 下 のダブルトリートメントを 行 う 方 がより 染 色 性は 向 上 します。ダブルトリートメント:10 倍 希 釈 したプロテイナーゼ K(Code No.S3020) で 常 温 、6 分 間 処 理 した 後 、10mmol/Lクエン 酸 緩 衝 液 pH6.0でのマイクロウェーブ 処 理 (5 分 間 )を行 う。Monoclonal Mouse Anti-HumanCalponin抗 ヒト カルポニン・マウス モノクローナル 抗 体クローン:CALPM3556 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG1, κ1mLカルポニンはカルモジュリン・F-アクチン・トロポミオシンと 結 合 するタンパク質 で、 平 滑 筋 収 縮 に 関 与 しています。カルポニンは 平 滑 筋 細 胞 に 特 異 的 に 発 現 しており、 分 化 型 平 滑 筋 細 胞 のマーカーとして 認 められています。この 抗 体 は 血 管 および 内 臓 の 平 滑 筋 細 胞 に 発 現 する 34kD の 高 分 子 型 カルポニンのみに 反 応 します。M3556 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:50~1:100ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :ProMonoclonal Mouse Anti-HumanCalretinin抗 ヒト カルレチニン・マウス モノクローナル 抗 体クローン:DAK-Calret 1M7245 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG1, κN1613 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 , N シリーズFibroadenoma (FFPE) stained withAnti-Calponin, Code M3556.0.2mL1mL11mLカルレチニンは、calbindin, parvalbumin そして calmodulin を 含 むカルシウム・バインディング・プロテイン (CaBP) スーパーファミリーのメンバーであり、 中枢 および 末 梢 の 神 経 組 織 、 特 に 網 膜 や 知 覚 経 路 のニューロンに 豊 富 に 発 現 しています。カルレチニンの 機 能 の 詳 細 については、まだわかっていませんが、 神 経 細 胞におけるカルシウムホメオスタシスとの 関 連 性 が 報 告 されています。 神 経 系 以 外 では、 中 皮 細 胞 、 角 化 細 胞 、 毛 嚢 、 乳 腺 、 汗 腺 、 神 経 内 分 泌 細 胞 その 他 様 々な 細 胞 で同 定 されています。カルレチニンは 正 常 および 悪 性 の 中 皮 細 胞 に 発 現 しており、 悪 性 中 皮 腫 の 鑑 別に 有 用 です。M7245 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:25~1:50ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Pro or Heat/L改 善 :Heat/TRS-9オートクレーブ 等 の 強 めの 熱 処 理 では 逆 に 染 色 性 が 減 弱 することがあります。細 胞 診 標 本 も 染 色 可 能 。また、マイクロウェーブ 等 による 熱処 理 により 染 色 性 が 向 上 する 場 合 があります。Mesothelioma (FFPE) stained withAnti-Calretinin, Code M7245.24免 疫 組 織 細 胞 化 学 染 色 条 件 の 表 記 につきましては 表 紙 裏 または 10 ページをご 参 照 ください。i : 体 外 診 断 用 医 薬 品 。 体 外 診 断 用 医 薬 品 名 につきましては (11) ページをご 参 照 ください。d : 医 薬 用 外 毒 物g : 医 薬 用 外 劇 物