カタログ2010-2011

一 次 抗 体Polyclonal Rabbit Anti-HumanProstate-Specific Antigen (PSA)抗 ヒト PSA( 前 立 腺 特 異 抗 原 )・ウサギ ポリクローナル 抗 体i A0562 ヒト 血 漿 タンパクで 固 相 吸 収 済 み 1mLi N1517 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 , N シリーズ 11mLこの 抗 体 は、 前 立 腺 由 来 の 腫 瘍 の 同 定 に 有 用 です。A0562 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:500~1:1,000ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能改 善 :Heat/ALLMonoclonal Mouse Anti-HumanProstate-Specific Membrane Antigen (PSMA)抗 ヒト PSMA・マウス モノクローナル 抗 体クローン:3E6M3620 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG1, κ0.2mLN1611 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 ,N シリーズ 11mLPSMA ( 前 立 腺 特 異 的 膜 抗 原 ) は 葉 酸 加 水 分 解 活 性 およびニューロペプチダーゼ 活 性 を 持 つ 750 アミノ 酸 からなるII 型 膜 糖 タンパクです。PSMA 遺 伝 子 は 11番 染 色 体 の 短 腕 に 位 置 し、サイトゾルバリアントを 含 む 複 数 の 選 択 的 スプライシングバリアントが 確 認 されています。PSMA は 正 常 前 立 腺 上 皮 、 前 立 腺 癌 上 皮 や 非前 立 腺 組 織 の 一 部 に 発 現 します。また 前 立 腺 癌 において、 腫 瘍 の 進 展 と 相 関 することが 示 されており、 特 にホルモン 療 法 抵 抗 性 および 転 移 性 癌 で 高 いレベルで 発現 しています。さらに、 近 年 では PSMA を 標 的 とした 免 疫 治 療 や 抗 体 治 療 の 研 究が 進 んでおり、 前 立 腺 癌 に 対 する 治 療 の 標 的 として 注 目 されています。M3620 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:100~1:200ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/TRS-9Monoclonal Mouse Anti-HumanProstatic Acid Phosphatase抗 ヒト PSAP( 前 立 腺 酸 性 フォスファターゼ)・マウス モノクローナル 抗 体クローン:PASE/4LJM0792 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG1, κ1mL分 子 量 52kD の 賛 成 フォスファターゼと 反 応 し、 正 常 前 立 腺 、 前 立 腺 肥 大 症 、前 立 腺 ガン 原 発 巣 、 転 移 巣 組 織 で 強 い 染 色 性 を 示 します。 脱 灰 操 作 後 の 標 本 にも適 応 できます。M0792 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:200~1:400ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能改 善 :Heat/ALLMonoclonal Mouse Anti-HumanProstein抗 ヒト Prostein・マウス モノクローナル 抗 体クローン:10E3M3615 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG2a, κN1610 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 ,N シリーズ0.2mL11mL抗 Prostein 抗 体 は 前 立 腺 癌 における cDNA ライブラリーのサブトラクションとマイクロアレイの 組 み 合 わせ 解 析 により 同 定 された 553 アミノ 酸 残 基 からなるタンパクを 認 識 します。Prostein は P501S としても 知 られている IIIa 型 の 膜 タンパクです。このタンパクはノザンブロット、cDNA マイクロアレイ、リアルタイム PCRおよび 免 疫 組 織 染 色 により、 正 常 前 立 腺 および 前 立 腺 癌 にのみ 発 現 し、 他 の 正 常および 悪 性 腺 組 織 には 発 現 していないことが 確 認 されています。抗 Prostein 抗 体 、クローン 10E3 はホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 での 免 疫 組織 染 色 が 可 能 であり、 抗 PSA 抗 体 との 組 み 合 わせにより、 原 発 巣 不 明 悪 性 腫 瘍における 転 移 性 前 立 腺 癌 の 鑑 別 に 有 用 です。M3615 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:100~1:200ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat/TRS, TRS-9Monoclonal Mouse Anti-HumanPTEN抗 ヒト PTEN・マウス モノクローナル 抗 体クローン:6H2.1M3627 細 胞 培 養 上 清 由 来サブクラス:IgG2a, κ0.2mLPTEN (phosphatase and tensin homolog deleted on chromosome ten) はさまざまな 癌 において 突 然 変 異 することが 知 られている 癌 抑 制 遺 伝 子 です。 染 色 体10q23.3 に 位 置 し、リン 脂 質 フォスファターゼとして 作 用 する 403 のアミノ 酸 残基 からなるタンパクをコードします。PTEN は、フォスファチジルイノシトール (Pl-3) キナーゼ 下 流 のシグナル 伝 達 を 抑 制 していますが、PTEN 遺 伝 子 の 変 異 によりPTEN 機 能 が 低 下 すると、Pl3K の 下 流 シグナル 伝 達 系 が 活 性 化 され、 細 胞 増 殖 、アポトーシス、 細 胞 浸 潤 などが 影 響 を 受 けます。PTEN 遺 伝 子 の 変 異 は 子 宮 体 癌 においては 他 の 癌 に 比 べ 頻 度 が 高 く、 子 宮 内膜 癌 の 前 癌 病 変 にあたる 子 宮 内 膜 増 殖 症 においては 20~30% に 変 異 が 認 められます。また 抗 PTEN 抗 体 を 用 いた 免 疫 組 織 化 学 的 分 析 と、 遺 伝 子 異 常 とが 相関 するとの 報 告 もあります。さらに HER2 タンパク 過 剰 発 現 乳 癌 患 者 に 対 する 抗体 治 療 薬 trastuzumab の 作 用 には PTEN が 関 与 しており、PTEN 発 現 の 低 下 がtrastuzumab の 効 果 不 良 の 予 測 となるとの 報 告 があります。M3627 組 織 染 色 希 釈 倍 率 /1:100ホルマリン 固 定 パラフィン 切 片 可 能必 須 :Heat S /TRS-9Antibodies and Controls IHC SolutionPolyclonal Rabbit Anti-HumanProstatic Acid Phosphatase抗 ヒト PSAP( 前 立 腺 酸 性 フォスファターゼ)・ウサギ ポリクローナル 抗 体i N1518 組 織 染 色 用 希 釈 抗 体 , N シリーズ 11mL63商 品 管 理 課 ( 在 庫 確 認 ・ 発 送 関 連 ) TEL : 03-5802-2583 FAX : 03-5802-2584