2007 年の写真の進歩 - 日本写真学会

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「QSS-3501PLUS」,約 1200 枚処理の「QSS-3502PLUS」を 4 月
末に発売.PC,モニター,スキャナーなど離して設置できる
セパレートレイアウトに対応したことが特徴.
キヤノンは,L/ポストカード判用小型昇華型プリンター
「SELPHY CP750」推定 18,000 円,「SELPHY CP740」推定 13,000
円を 6 月 8 日に発売.CP750 型には 2.4 型液晶モニター,CP740
型には 2.0 型液晶モニターが付いている.
セイコーエプソンは,回収した使用済みカートリッジにイ
ンクを再充填した再生カートリッジを開発,5 月からエプソン
販売のネットショップを通じて販売.
エプソンは,ミニラボ店向けの顔料タイプインクジェット
プリンター「クリスタリオイージーラボ PPPS2-80EL」を 6 月
下旬から発売.L 判で毎時 325 枚出力でき,プリントサイズ
は L 判から 4 切まで.
キヤノンは,A1 ノビサイズ(24 インチ幅)対応の「image
PROGRAF iPF6100」365,400 円,A2 ノビサイズ(17 インチ
幅)対応の「imagePROGRAF iPF5100」291,900 円を 7 月に発
売.12 色顔料インクを採用,環境光補正機能により照明光に
よる見え方の違いを補正した出力が可能とされる.
ピクトリコは,白色度,光沢感を増した「ピクトリコプロ・
フォトペーパー」を 5 月 24 日に発売.L 判から A3+ まで,
厚みは 290 μm.
エプソンは,L 判とはがきサイズに特化した小型インク
ジェットプリンター「カラリオ E-720」推定 3 万円,「カラリ
オ E-520」推定 2 万円前半,「カラリオ E-300L」1 万円半ば,
を 9 月 16 日に発売した.上位機 E-720 には,顔を細身に見
せる修正機能,CD/DVD ドライブ機能が付いている.
キヤノンは,A4 フラットベッドスキャナーとして 4,800 dpi
の解像度,ブローニーまでのフィルムスキャン機能を持つ「キ
ヤノスキャン 8800F」推定 2.6 万円と,世界最小クラスを実
現した 2,400 dpi 解像度の「LiDE90」推定 1 万円を 8 月 30 日
に発売.
ノーリツ鋼機は,高い拡張性を確保した高性能デジタルミ
ニラボ機として L 判プリント毎時 2,250 枚の「QSS-3704」を
1,647 万円で,L 判プリント毎時 2,560 枚の「QSS-3705」を
1,798 万円で 9 月初旬から発売.処理ペーパー幅は共に 82.5
~ 305 mm まで.
富士フイルムイメージングは,ユーザーが店頭で液晶タッ
チパネルでセルフプリントを行う昇華型染料熱転写方式のデ
ジタルプリントシステムの「プリンチャオ Jr.」を推定価格 85
万円で,9 月 10 日に発売.
エプソンは,A4 フラットベッドスキャナーとして 6,400 dpi
解像度で 4×5 インチフィルムまで読みとれる「GT-X970」推
定 5.5 万円と,同じく 6,400 dpi 解像度でブローニーフィルム
まで読みとれる「GT-X770」推定 3 万円を,9 月 7 日に発売した.
キヤノンは,A4・7 色 IJ プリンター・A4・4800 dpi スキャ
ナー対応の複合機「PIXUS MP970」を推定 4 万円で,A4・5 色
IJ プリンター・A4・4800 dpi スキャナー対応の複合機「PIXUS
MP610」を推定 2.8 万円で,A4・4 色 IJ プリンター,A4・2400 dpi
スキャナー対応の複合機「PIXUS MP520」を推定 2 万円で,
日本写真学会誌 71 巻 3 号(2008 年,平 20)
A4・4 色 IJ プリンター・A4・2400 dpi スキャナー対応の複合
機「PIXUS MP470」を推定1.6万円で,いずれも10月4日に発売.
キヤノンは,A4・5 色インク,L 判縁なしプリント 18 秒,
自動両面印刷対応の IJ プリンター「PIXUS iP4500」推定を 1.8
万円で,A4・4 色インク,2 ウエイ給紙の IJ プリンター「PIXUS
iP3500」を推定 1.3 万円で,2L 判までプリント可能な 2.5 型
液晶モニター付き 4 色インク IJ プリンター「PIXUS mini360」
を推定 2 万円で,いずれも 10 月 4 日に発売した.
キヤノンは,大判写真・ポスターなどの制作に向けた大判
IJ プリンターで 60 インチ幅「イメージプログラフ iPF9100」
209.79 万円と 44 インチ幅対応の「イメージプログラフ
iPF8100」73.29 万円を 10 月中旬に発売した.いずれも顔料
タイプで,モノクロ系 4 種のインクを改良し,見る角度によ
り金属の輝きに見える「ブロンズ現象」を低減している.
キヤノンは,インク・用紙一体カセット式の昇華型 L 判用
小型プリンター「セルフィー ES2」を推定 2.5 万円で 10 月 18
日に発売した.
エプソンは,L 判縁なし 19 秒プリントの A4・6 色インク
IJ プリンター・A4・3200 dpi スキャナー対応の複合機「MP-
T960」を推定 3 万円後半で,A4・6 色 IJ プリンター・A4・
1200 dpi スキャナー対応の複合機「MP-A940」を推定 3 万円
前半で,A4・6 色 IJ プリンター・A4・1200 dpi スキャナー対
応の複合機「MP-A740」を推定 1 万円後半で,いずれも 10 月
4 日に発売した.
エプソンは,4 色インク・A4 対応の IJ プリンター「PM-
V780」を 1 万円前半で 10 月 4 日に,ブルーに代わりオレン
ジインクを採用した 8 色顔料インク PX-G を使用した A3+ 対
応機の IJ プリンター「PM-G5300」を推定 6 万円後半で,2007
年末に発売.
エプソンはは,大判写真・ポスターなどの制作に向けた大
判 IJ プリンターで 64 インチ幅「MAXART PX-2000」241.29
万円,B0+ 対応の「MAXART PX-9550」68.04 万円,A1 対応
の「MAXART PX-7550」36.54 万円,B0+ 対応の「MAXART
PX-9500N」62.79 万円,A1+ 対応の「MAXART PX-7500N」31.2
万円,B0+ 対応の「MAXART PX-9550S」62.79 万円,A1+ 対
応の「MAXART PX-7550S」31.29 万円,を 10 月下旬に発売.
富士フイルムは,ミニラボ機フロンティアに搭載されてい
る画像処理技術を搭載した L・はがきサイズ対応の昇華型小
型プリンターにメモリースロット /2.4 型液晶モニター搭載の
「富士フイルムファインピックスプリンター QS-70」を推定
1.7 万円で,普及機「QS-7」を推定 1.2 万円で 10 月 20 日に発
売.また,「QS-7」をベースに,規定・任意の証明サイズ出
力が可能な「IP-10」を推定 6 万円で 11 月下旬に発売.
キヤノンは,IJ 写真用紙スーパーフォトペーパー並びに光
沢紙 / エコノミーフォトペーパーの後継として,RC ベースの
高品位ペーパーとして「キヤノン写真用紙・光沢ゴールド」,
スタンダードな「キヤノン写真用紙・光沢」を 11 月上旬か
ら発売した.サイズは L 判から A3+ まで.価格はオープン.
三菱製紙は,ピクトリコからモノクロ IJ ペーパーで,バラ
イタ調・滑面光沢の「月光グリーンラベル」と高マット調・