ハイビジョンと映画のメディアミックスに関する研究 - 電気通信大学学術 ...

More documents

Recommendations

Info

付録編付録 1 第 3 章関連写真 ........................................................1付録 2 第 5 章関連写真 ........................................................5付録 3 第 6 章関連写真 .......................................................13付録 4 第 7 章関連写真 .......................................................19付録 5 ハイビジョン技術史 ...................................................25付録 6 コンテンツリスト.....................................................29iv
第 1 章序論1.1 本研究の社会的背景と研究の目的近年、デジタル技術をベースに、ネットワークのワイドバンド化やインターネットの普及に合わせ、テレビ番組や映画作品、ゲームソフトといった映像コンテンツが様々なチャンネルで配信・流通されるようになっている。従来、別々の役割を担い、別々の業態だった放送と通信の両業界において「放送と通信の融合」 1 ということがしばしば語られ、それらを推進する国の施策も進んでいる 2 。昨今、ラジオ、テレビに代表される放送メディアと電話、携帯電話、インターネットなどの通信メディアが相互に乗り入れ、新たな映像情報サービスが急速に進んでいる。具体的なサービス形態として、テレビと IP(Internet Protocol)を融合した IPTV放送、ネットと電波を併用するワンセグ放送や VOD(Video On Demand)サービスなどが始まっている。ワイドバンドのネットワーク環境も利用したコンテンツの制作コラボレーションや配信など、今後ますますメディアの融合による多種多彩な展開が予想されている 3 。しかし「メディアの融合」は放送と通信という特定のメディア、分野に限ったことではなく、技術面だけに局限されるものでもない。レフ・マノビッチは「ポスト・メディアの美学」 4 において、マクルーハン的な個別メディア(medium) 5 の差異がなくなる状況を描き出し理論化している。マクルーハンのメディア論 6 が主張したのは、音声や活字、ラジオやテレビといった個別メディアは、それぞれ情報を伝達する特性、特徴を異にしており、違うやり方で人間や社会集団に影響を与え、それらを組織化していくということだった。マクルーハンが言う「メディアはメッセージである」 7 のメディアとは原語では「個別メディア(medium)」のことであり、個々のメディアはそれぞれの特性によって区別されるということが基本になっている。そのことは、例えば、アートとかメディアを教える大学の学科構成が、絵画、彫刻、写真、映画、デザイン、放送など個別メディアごとに分かれているように、学問や社会制度にも反映されていた。しかし、マノビッチはメディアの「区分」、「領域」が近年、時代と共に曖昧になっていると指摘する。ビデオアート、インスタレーション、コンセプチュアルアート、メディアアートなど従来の学問分野では分類できないような実践が、1970年代以降増えてきている。さらに最近のデジタル技術の進展により、写真や絵画( 広義の)においても制作過程でデジタル画像処理が自由に使われ、映画やテレビ、インターネット、携帯電話など多様なチャンネルにデジタル動画が同じよう1
Page 1 and 2: ハイビジョンと映画の
Page 3 and 4: ハイビジョンと映画の
Page 5 and 6: A study on Media Mix development of
Page 7 and 8: ンを合わせるための映
Page 9 and 10: 目次第 1 章序論 11.1 本
Page 11: 6.3.1 ハイビジョンによる
Page 15 and 16: 万博新聞、電光ニュ
Page 17 and 18: 的な映像メディア、す
Page 19 and 20: 文献や資料を調査、
Page 21 and 22: 果について論じている
Page 23 and 24: これからの映像メディ
Page 25: テレビカメラ取材が主
Page 28 and 29: ともしがたく、映画に
Page 30 and 31: 画に対して、後発の
Page 32 and 33: とは言えず、筆者はま
Page 34 and 35: やシミュレーションが行
Page 36 and 37: 3.2.4 ハイビジョンと映画
Page 38 and 39: する「エレクトロ・シネ
Page 40 and 41: 3.4 ハイビジョンフィルム
Page 42 and 43: (1) 70mm フィルムレーザー
Page 44 and 45: (3)ラップディゾルブ式コ
Page 46 and 47: (2)35mm フィルムレーザーテ
Page 48 and 49: 46図 3.9(a): 毎秒 24 コマか
Page 50 and 51: テレビカメラは基本的
Page 52 and 53: 前節で述べたフィルム
Page 54 and 55: ムのフレーム(3)を作り、
Page 56 and 57: デジタル技術を導入
Page 58 and 59: 713.7 ハイビジョン VTR の
Page 60 and 61: 使われた。もうひとつの
Page 62 and 63:
合成には使えない。そ
Page 64 and 65:
のやり取りをしながら、
Page 66 and 67:
ため、パン、チルト、ズ
Page 68 and 69:
(2) ライトバルブ型ディ
Page 70 and 71:
については第 6 章にて
Page 72 and 73:
テレビジョン学会技術
Page 74 and 75:
第 4 章ハイビジョンと映
Page 76 and 77:
と呼ばれる現象が発
Page 78 and 79:
(4) F→V→F 変換における
Page 80 and 81:
ム送り速度が上がる
Page 82 and 83:
4.2.2 画面の横縦比 (ア
Page 84 and 85:
24図 4.8:3 管合成式大画
Page 86 and 87:
スペクト比がハイビジョ
Page 88 and 89:
(3)フィルム画像とハイ
Page 90 and 91:
合わせることは不可能
Page 92 and 93:
図 4.11b:オプティカルプリ
Page 94 and 95:
1牛窪正「映画のフィ
Page 96 and 97:
クフローがとられたのか
Page 98 and 99:
当時の HDTV にとってはや
Page 100 and 101:
型で扱いにくく、演出
Page 102 and 103:
くさ、フィルムに比べて
Page 104 and 105:
このような映像効果は
Page 106 and 107:
作された 19 。監督は
Page 108 and 109:
ど様々な技術的問題
Page 110 and 111:
リプチンスキーは『イマ
Page 112 and 113:
表現例を示す。ヴェン
Page 114 and 115:
ィルム制作をベースに
Page 116 and 117:
があることを確認し、
Page 118 and 119:
悪く、髪の毛などの
Page 120 and 121:
みにくいことが生じるこ
Page 122 and 123:
当時、標準テレビの
Page 124 and 125:
りに感動的な対面を
Page 126 and 127:
DVE により各種イフェク
Page 128 and 129:
(3)F→V 変換に伴う問
Page 130 and 131:
またこの作品で評判
Page 132 and 133:
とにより実現できた映
Page 134 and 135:
や壁面の一部がブル
Page 136 and 137:
廃墟の空など、他の
Page 138 and 139:
ニチュアセットに適宜
Page 140 and 141:
(5) 本作品制作につい
Page 142 and 143:
10111213141516171819202122232425262
Page 144 and 145:
第 6 章ハイビジョンと映
Page 146 and 147:
物内に配置し、最小
Page 148 and 149:
アター構築に向け、「
Page 150 and 151:
界、映画界、機器メ
Page 152 and 153:
それらの代表例として
Page 154 and 155:
その実績は評判にな
Page 156 and 157:
当時行われた数々の
Page 158 and 159:
交流は、ライブによるコ
Page 160 and 161:
での送出、日本への
Page 162 and 163:
姫』のハイライトシーン
Page 164 and 165:
く、郵政省や通産省
Page 166 and 167:
ィスプレイが設置され
Page 168 and 169:
ステム移行に必要な
Page 170 and 171:
ョンが集まっていたフロ
Page 172 and 173:
6.5 本章のまとめと考察
Page 174 and 175:
35石田武久「HDTV90 カナ
Page 176 and 177:
表 7.1:メディアミックス
Page 178 and 179:
7.3 デジタル技術が映
Page 180 and 181:
デジタル技術によりリ
Page 182 and 183:
7.4.3 デジタルシネマの規
Page 184 and 185:
近の NAB や Inter BEE などに
Page 186 and 187:
図 7.2 デジタル・インター
Page 188 and 189:
フォーマットに対応し
Page 190 and 191:
はまだしばらくはあるが
Page 192 and 193:
(2) V→F 変換システムの
Page 194 and 195:
独自のデジタル画像処
Page 196 and 197:
る実写映像と別撮り
Page 198 and 199:
(3) 半導体メモリー半導
Page 200 and 201:
このような映像メディ
Page 202 and 203:
システム更新と言う
Page 204 and 205:
流行ブームになった 46
Page 206 and 207:
イなどが出されている。
Page 208 and 209:
行っているメーカから 3D
Page 210 and 211:
し、写 7.42 に示すアン
Page 212 and 213:
7.6 まとめ映像メディア
Page 214 and 215:
34石田前掲書 26、pp.78-79
Page 216 and 217:
8.2 本研究論文のまと
Page 218 and 219:
る動きの不自然さを
Page 220 and 221:
てきたのか、さらに 2000
Page 222 and 223:
引用文献および全体
Page 224 and 225:
参考文献1. 単行本・
Page 226 and 227:
pp.70-72、1989・杉本昌穂
Page 228 and 229:
pp.1-5、2003・種田悌一
Page 230 and 231:
研究業績1. 論文・"A 70mm
Page 232 and 233:
・「私が見た映像技
Page 234 and 235:
付録 1第 3 章関連写真
Page 236 and 237:
写 3.14:HV1 号カメラ( 放送
Page 238 and 239:
Page 240 and 241:
写 5.9:『夢』ロケ撮影
Page 242 and 243:
写 5.14a:『出発』「怪
Page 244 and 245:
e: 廃墟のシーンのセット
Page 246 and 247:
Page 248 and 249:
写 6.11a:ブリスベーン国
Page 250 and 251:
写 6.16a: 花の万博情景
Page 252 and 253:
Page 254 and 255:
写 7.16 小形 HDD( 東芝 ) 写
Page 256 and 257:
写 7.31:コンテンツ・シン
Page 258 and 259:
付録 5 ハイビジョン技
Page 260 and 261:
高ダビング特性、高 S/
Page 262 and 263:
付録 6 ハイビジョンコン
Page 264:
カフカの日記をドラマ
show all

ハイビジョンと映画のメディアミックス に関する研究 - 電気通信大学学術 ...

You also want an ePaper? Increase the reach of your titles

Delete template?

Save as template?

ハイビジョンと映画のメディアミックスに関する研究 - 電気通信大学学術 ...