RCE5å¹´éã®æ©ã¿ - UNU-IAS - United Nations University
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RCEによる 伝 統 医 療 に 関 するワークショップの 計 画<br />
2009 年 11 月 21~22 日 にインドのバンガロールで 行 われた2 日 間 のプ<br />
ランニングワークショップにおいて、8つのRCEの 代 表 が、ESDと 伝 統<br />
医 療 に 関 するプロジェクトについて 議 論 し、 立 案 しました。この「 伝 統 医<br />
療 と 健 康 に 関 するRCEプランニングワークショップ」は、 世 界 18ヵ 国 の<br />
人 々が 参 加 した 伝 統 的 医 療 者 の 国 際 交 換 会 議 に 続 いて 開 催 されたも<br />
のです。 会 議 とワークショップを 主 催 したのは、FRLHT(Foundation<br />
for the Revitalisation of Local Health Traditions: 地 域 医 療 伝<br />
統 復 興 財 団 )、ETC-COMPAS(オランダETC 財 団 のComparing and<br />
Supporting Endogenous Development: 内 発 的 開 発 比 較 支 援 ネッ<br />
トワーク)、 国 連 大 学 高 等 研 究 所 などのパートナーです。<br />
コタバルおよび 横 浜 での 協 議<br />
2008 年 5 月 にマレーシアで 開 かれたコタバル 会 議 では、ESDと 持 続<br />
可 能 な 健 康 について 議 論 が 行 われ、この 分 野 の 主 要 な 課 題 と 機 会<br />
が 明 示 されました。 参 加 者 はさらに、ネットワークの 活 動 範 囲 、 目 標 、<br />
戦 略 とその 当 面 のフォローアップについて 話 し 合 い、2 日 間 のプログラ<br />
ムでは、 動 員 可 能 な 資 源 やパートナーに 関 する 議 論 も 行 われました。<br />
この 会 議 には13のRCE、 国 連 大 学 の 国 際 グローバルヘルス 研 究 所<br />
(<strong>UNU</strong>-IIGH)、アジア 工 科 大 学 院 (AIT)が 参 加 しました。<br />
2009 年 1 月 に、アジアの3つのRCE、すなわちRCE 横 浜 、RCE<br />
Penang(ペナン)(マレーシア)、RCE Cebu(セブ)(フィリピン)が 横<br />
浜 で 会 合 を 開 き、4つのテーマ 領 域 、(1) 持 続 可 能 性 と 医 療 教 育 改<br />
革 のための 医 学 カリキュラムの 再 方 向 づけ、(2) 伝 統 知 識 の 復 興 と<br />
統 合 、(3) 国 外 からの 医 療 専 門 家 の 倫 理 的 採 用 と 移 民 の 問 題 、(4)<br />
食 べ 物 と 健 康 について 審 議 を 行 いました。2009 年 8 月 に、 上 記 3つの<br />
RCEは 再 び 横 浜 で 会 合 を 開 き、 持 続 可 能 な 健 康 における 大 学 の 役 割<br />
と、ESDにおける 人 材 開 発 のためのリンケージプログラムについて 議<br />
論 しました。8 月 の 会 議 では、 前 回 のワークショップのフォローアップと<br />
して、 以 下 の3つのトピックが 採 り 上 げられました。<br />
• 健 康 、 栄 養 、 食 べ 物 、 生 活 習 慣<br />
• 伝 統 的 な 知 識 と 現 代 医 療 ・ 医 療 の 関 係 づけ<br />
• 医 療 専 門 家 の 教 育 と 訓 練<br />
© Theeradech U<br />
2009 年 11 月 にインドのバンガロールで 開 催 された 国 際 伝 統 的 医 療 者<br />
(Traditional Healer) 会 議 にて<br />
バンガロール・ワークショップは、コタバルと 横 浜 での 議 論 を 踏 まえて<br />
行 われました。ワークショップの 目 的 は、ESD、 健 康 、 伝 統 医 療 に 関 す<br />
る 問 題 について 検 討 すること、 持 続 可 能 な 医 療 の 発 展 のためRCE 間<br />
で 既 存 の 伝 統 医 療 の 資 源 を 統 合 すること、このテーマに 関 するRCE<br />
活 動 の 世 界 的 枠 組 みを 作 ることでした。 参 加 したRCE Bangalore<br />
(バンガロール)、Cairo(カイロ)、Cebu(セブ)、Kodagu(コダグ)、<br />
Kyrgyzstan(キルギスタン)、Makana and Rural Eastern Cape<br />
(マカナおよび 東 ケープ 郊 外 )、Penang(ペナン)、Yogyakarta(ジョ<br />
グジャカルタ)は、プライマリヘルスケア、 薬 用 植 物 の 保 護 、 伝 統 医 療 に<br />
よる 持 続 可 能 な 暮 らしなどのプロジェクトについてアイデアを 発 表 し、<br />
協 力 の 可 能 性 を 話 し 合 いました。<br />
今 後 の 展 望<br />
現 在 、 健 康 をテーマとするグループは、コタバル、 横 浜 、バンガロール<br />
における 協 議 や 情 報 通 信 技 術 を 利 用 したRCE 間 のコミュニケーショ<br />
ンに 基 づき、 資 金 提 供 機 関 に 提 出 するための 共 同 プロジェクト 案 を 作<br />
成 しています。<br />
持 続 可 能 な 消 費 と 生 産 をテーマとしたRCE<br />
ネットワーク<br />
持 続 ( 不 ) 可 能 性 をめぐる 多 くの 難 題 は、 社 会 におけるモノやサービス<br />
の 生 産 ・ 消 費 方 法 に 関 係 があります。RCEではこうした 難 題 を 認 識 し、<br />
それぞれの 地 域 において、より 持 続 可 能 な 消 費 と 生 産 (Sustainable<br />
Consumption and Production:SCP)を 実 践 するための 一 連 の 教<br />
育 ・ 開 発 活 動 を 推 進 しています。<br />
次 ページに、SPCを 推 進 するためのRCE 活 動 の 一 部 を 紹 介 します。<br />
さらに、3つのRCEの 協 力 的 枠 組 みの 中 で、マレーシア 科 学 大 学<br />
(RCEペナン)、フィリピン 大 学 (RCEセブ)、 横 浜 国 立 大 学 (RCE 横<br />
浜 )の3 大 学 により、 環 境 ・ 健 康 ・ 持 続 可 能 性 をテーマとした 夏 期 学 生<br />
交 換 プログラムが 実 施 されています。<br />
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