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RCE5年間の歩み - UNU-IAS - United Nations University

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参 考 資 料<br />

ウブントゥ 宣 言<br />

ウブントゥ 宣 言 は、2002 年 の 国 連 ヨハネスブルグ・サミット( 持 続 可 能 な 開 発 に 関 する 世 界 首 脳 会 議 :WSSD)において 署<br />

名 されました。ウブントゥ 宣 言 に 署 名 した 機 関 は、のちにウブントゥ 同 盟 と 呼 ばれるようになり、2006 年 にはウブントゥRCE<br />

審 査 委 員 会 を 設 立 しました。2006 年 には、 国 際 自 然 保 護 連 合 (IUCN)と 国 際 連 合 環 境 計 画 (UNEP)が、2009 年 にはア<br />

フリカ 大 学 協 会 (AAU)がウブントゥ 同 盟 に 加 わりました。<br />

ウブントゥ 宣 言 は、 国 連 大 学 高 等 研 究 所 のESDプログラムのストラテジーとRCEコンセプトの 基 礎 をなしています。<br />

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持 続 可 能 な 開 発 のための 教 育 と 科 学 ・ 技 術 に 関 する<br />

ウブントゥ 宣 言<br />

持 続 可 能 な 開 発 のための 統 合 的 な 解 決 を 機 能 させるため、また、 教 育 セクターが 持 続 可 能 な 開 発 に 貢 献 するように 動 員<br />

させるために、<br />

我 々 世 界 の 教 育 ・ 科 学 関 連 機 関 、<br />

国 際 連 合 大 学 (<strong>UNU</strong>)<br />

国 際 連 合 教 育 科 学 文 化 機 関 (UENSCO)<br />

アフリカ 科 学 アカデミー(AAS)<br />

国 際 科 学 会 議 (ICSU)<br />

国 際 大 学 協 会 (IAU)<br />

コペルニクス・キャンパス(Copernicus-Campus)<br />

持 続 可 能 性 パートナーシップのための 世 界 高 等 教 育 (GHESP)<br />

アジア 学 術 会 議 (SCA)<br />

第 三 世 界 科 学 アカデミー (TWAS)<br />

持 続 可 能 な 未 来 のための 大 学 リーダー (ULSF)<br />

世 界 工 学 機 関 連 盟 (WFEO)<br />

は、 持 続 可 能 な 開 発 のための 科 学 ・ 技 術 教 育 を 強 化 するイニシアティブを 求 める。<br />

WSSDの 参 加 各 国 政 府 に 対 して、また、サミット 後 のアジェンダに 対 して、 次 のことを 求 める。<br />

WSSDのプロセスにおいて、 教 育 者 を 第 10 番 目 の 利 害 関 係 グループとして 指 定 すること。<br />

教 育 者 、 政 府 及 び 全 ての 関 連 する 利 害 関 係 者 に、 以 下 のことを 求 める。<br />

次 の 点 に 焦 点 を 当 て、 持 続 可 能 な 開 発 の 挑 戦 と 機 会 により 良 く 対 処 するために、 学 校 や 大 学 のプログラムや<br />

カリキュラムを 見 直 すこと。<br />

• 地 元 ・ 地 域 ・ 国 レベルで 計 画 を 立 てる。<br />

• 技 能 、 知 識 、 考 察 、 倫 理 、 価 値 基 準 を 一 緒 にバランス 良 く 備 えた 学 習 モジュールを 作 る。<br />

• 教 育 サイクルの 早 期 段 階 において 問 題 解 決 の 統 合 的 で 非 手 段 的 なアプローチ<br />

• 教 育 学 的 アプローチとして 及 び 科 学 研 究 の 機 能 としての 高 等 教 育 における 問 題 解 決 型 の 科 学 的 研 究 。<br />

初 等 ・ 中 等 ・ 高 等 教 育 を 更 に 強 化 するため、そして、 初 等 教 育 に 全 ての 人 がアクセスできるようにするミレニアム 開 発 目 標<br />

を 達 成 するために、 若 者 が 教 職 に 惹 きつけられるようにする 努 力 を 促 進 する。 先 進 国 において 今 後 直 面 する 主 な 挑 戦 は、<br />

定 年 に 達 したり、 他 の 職 業 に 就 くことによって 生 じる 経 験 豊 富 な 教 員 の 大 きな 流 出 を 埋 合 わせることである。<br />

持 続 可 能 な 開 発 に 関 連 のある 科 学 ・ 技 術 の 知 識 の 主 な 進 歩 について 継 続 的 に 教 員 に 知 らせ、プログラムを 更 新 するメカ<br />

ニズムを 開 発 する。<br />

知 識 の 格 差 及 び 不 平 等 を 緩 和 するプロセスを 加 速 するために、 革 新 的 な 手 法 での 知 識 の 移 転 を 促 進 する。これは、 教<br />

員 、 学 校 、 研 究 ・ 教 育 機 関 及 び 政 府 が、 共 に 負 う 責 任 である。<br />

これらの 挑 戦 と 目 的 を 達 成 するために、 我 々は、 世 界 中 の 全 ての 段 階 、 全 てのセクターの 教 育 機 関 の 間 の 協 力 と 交 流 を<br />

促 進 するための、 教 育 と 持 続 可 能 性 に 関 する 新 しいグローバルな 学 習 空 間 のために 努 力 することを 決 意 している。この 空<br />

間 は、 大 学 、 専 門 学 校 、 中 等 教 育 機 関 、 初 等 教 育 機 関 を 糾 合 した 機 関 の 国 際 的 ネットワークと 地 域 のセンター・オブ・エ<br />

クセレンスの 設 立 に 基 いて 開 発 されなければならない。 我 々は、 他 の 責 任 を 持 って 協 力 できる 利 害 関 係 者 全 てが、この 試<br />

みに 参 加 することを 歓 迎 する。<br />

出 典 :http://www.unu.edu/hq/japanese/news/news2002/prej37-02.html<br />

持 続 可 能 な 開 発 のための 統 合 された 解 決 は、 科 学 と 技 術 の 持 続 的 で 効 果 的 な 応 用 に 依 存 すること、また、 教 育<br />

は、 持 続 可 能 な 開 発 の 挑 戦 に 対 するアプローチを 活 気 付 ける 上 で 重 要 であることを 認 識 し、<br />

地 球 憲 章 が、21 世 紀 において 公 正 かつ 持 続 可 能 で 平 和 的 なグローバル 社 会 を 築 くための 勇 気 付 けられる 根 本<br />

的 でバランスの 取 れた 原 則 及 び 指 針 であり、 教 育 の 全 ての 段 階 と 全 てのセクターに 浸 透 すべきであることを 認 め、<br />

科 学 とは、 全 ての 科 学 ― 自 然 科 学 、 社 会 科 学 、 人 文 科 学 であるということを 踏 まえ、<br />

世 界 中 の 国 々の 知 識 格 差 を 緩 和 する 必 要 性 を 認 識 し、 持 続 可 能 性 のための 教 育 の 配 分 に 根 本 的 な 均 衡 を 取 り<br />

戻 す 必 要 性 があることを 認 識 し、<br />

全 ての 形 態 の 教 育 の 最 終 的 な 目 標 というのは、 人 々が 変 化 をもたらすことができるように 知 識 ・ 技 能 ・ 価 値 基 準<br />

を 与 えることであることを 認 め、<br />

教 育 が、 持 続 可 能 な 開 発 を 達 成 するための 手 段 として 活 用 されていないことを 懸 念 し、<br />

持 続 可 能 な 開 発 を 達 成 するために 教 育 が 果 たす 必 要 不 可 欠 な 役 割 と、アジェンダ21の 第 36 章 に 述 べられてい<br />

る 持 続 可 能 性 のために 科 学 と 技 術 を 動 員 する 上 での 教 育 の 重 要 な 役 割 を 再 確 認 し、<br />

2001 年 10 月 10 日 の 持 続 可 能 な 開 発 のための 高 等 教 育 に 関 するリュ-ネブルク 宣 言 、そしてその 宣 言 が 持 続 可<br />

能 な 開 発 の 決 定 的 な 挑 戦 に 対 処 するに 当 たり、 全 ての 教 育 に 情 報 を 与 え、サポートしている 高 等 教 育 の 必 要 不<br />

可 欠 な 役 割 を 強 調 してしていることを 想 起 し、 国 際 科 学 会 議 、 第 三 世 界 科 学 アカデミー、 世 界 工 学 機 関 連 盟 に<br />

代 表 される 科 学 ・ 技 術 のコミュニティーが、WSSDのプロセスにおいて 持 続 可 能 な 開 発 のための 科 学 ・ 技 術 と 社<br />

会 との 間 の 新 しい 社 会 的 な 契 約 を 要 求 したことを 認 識 し、<br />

ミレニアム 宣 言 、モンテレイ 合 意 、ドーハ 開 発 宣 言 に 含 まれた 目 標 に 向 かって 努 力 することを 決 意 する。<br />

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