Creative Professional Emulator X2リファレンスマニュアル

6. 元のプリセットに戻り、1 つの鍵盤を繰り返し打鍵して Emulator X 画面下部の
サンプル発音数を確認します。.
7. バンクを保存します。
KEY MODE(キーボードモード)
キーボードモードは Voice がキーボードからどのようにトリガーされるかを設定し
ます。Poly Normal が初期設定のモードで、和音の演奏が可能です。
Emulator X には 8 つの異なったソロモードがあり、一度に 1 つのノートしか演奏で
きないモノフォニック楽器 - 吹奏楽器、弦楽器などを、よりリアルなサウンドで再生
することができます。またシンセサイザーのリードサウンドでもモノモードを利用
します。これらのソロモードはモノフォニックシンセサイザーのサウンドやその他
の効果を出す際には使用することができます。
リリースモードは鍵盤を離した時のみ Voice をトリガーします。多くのアコース
ティック楽器、例えばハープシコードなどはキーリリース時に発音します。この機
能を使用するために特別な " リリース Voice" を作成し、その Voice にこれらのモー
ドを設定して下さい。
Poly Normal
一度に幾つでもノートを演奏できる標準的なポリフォニック
モードです。
Multiple Trigger 最後のノートを優先します。キーアップアクションはありま
せん。打鍵時にはエンベロープもサンプルもリトリガーされ
ます。
Melody (last)
Melody (low)
Melody (high)
Synth (last)
Synth (low)
Synth (high)
Fingered Glide
Poly Release
Trig Release Vel
最後のノートを優先し、キーアップアクションはありません。
何も鳴っていない時 : エンベロープは、アタックがレート 0 か
ら始まり、サンプルは最初から再生されます。
前のノートのリリース中 : エンベロープは、そのリリース中の
レベルからアタックが始まり、サンプルは最初から再生され
ます。
レガート演奏時 : エンベロープは、リトリガーされずにそのま
ま次の音を発音します。サンプルはループ波形であればそのま
ま再生され、ループ波形でないならば最初から再生されます。
Melody (last) と同様ですが、低いノートを優先します。演奏中
のノートよりも高いキーが打鍵されても発音しません。
Melody (last) と同様ですが、高いノートを優先します。演奏
中のノートよりも低いキーが打鍵されても発音しません。
Melody (last) と同様ですが、キーアップアクションがありま
す。演奏中のノートをリリースした時に他の鍵盤を押えてい
た場合、最も高いキーがレガートで発音します(エンベロー
プはリトリガーされません)。
Synth (last) と同様ですが、低いノートを優先します。演奏中
のノートをリリースした時に他の鍵盤を押えていた場合、最
も低いキーがレガートで発音します(MiniMoog)。
Synth (last) と同様ですが、高いノートを優先します。演奏中
のノートをリリースした時に他の鍵盤を押えていた場合、最
も高いキーがレガートで発音します。
Synth (last) と同様ですが、スタッカート演奏時にはグライド
が無効になり、レガート演奏時のみ有効になります。
ポリフォニックアクションで、Voice はキーリリース時にのみ
トリガーされます。キーベロシティはどの位早く鍵盤を離し
たかで決定します。
6 - Voice Processing / シンセサイズ
CORDS(モジュレーションパッチコード)
ソロモードでは、よ
り多くの Pre-roll 量( 22
ページ )を必要とする場
合があります。ソロモー
ドを設定した時に、問題
が発生した場合、Pre-roll
量を増やして下さい。
ソロモードでエン
ベロープジェネレータ
のタイムを変更した場
合、その変更を確認す
るには、ノートディケ
イが完全に終わる必要
があります。
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