Creative Professional Emulator X2リファレンスマニュアル

Chorus / Delay(コーラス / ディレイ)
このエフェクトは最大 1 秒(1000ms)の Delay Time パラメータを持つ、コーラス
とディレイの複合エフェクトです。15 ~ 20ms の範囲で Delay Time を設定すること
で、コーラスエフェクトとなります。" バックグラウンド情報 : コーラス "244ペー
ジを参照して下さい。
長い Delay Time をモジュレーションした場合、ピッチシフトエフェクトのような効
果を出すことができます。さらに Feedback の値を上げることで、予測できない方法
で掻き混ぜられ、" 蜂の群れ " がうねるような効果が出せるかもしれません。また
Modulation Rate と Modulation Depth パラメータの組み合わせでビブラート効果も
簡単に作成できます。
短い Delay Time との組み合わせで Feedback をマ負値に設定した場合、Feedback が
反転して細かな帯域で打ち消しあうことで、より深い効果となります。
パラメータ 詳細
Initial Delay ディレイの長さを設定します。 設定範囲 : 10ms ~ 1000ms.
Modulation Delay Time がどの位 LFO に影響されるかを設定します。大きな
Depth
値にすることで、コーラスエフェクトにピッチシフト効果と動
きを与えます。
Modulation Rate LFO の速度をコントロールします。
設定範囲 : 0.01Hz ~ 15Hz
Feedback ディレイラインを経由して再循環する信号の位相と量を設定し
ます。設定範囲 : -99% ~ +99%
Pan ステレオフィールド内でディレイサウンドを左右に移動します。
LFO -> Pan Modulation Rate でパンニングする割合を設定します。
設定範囲 : -99% ~ +99%
モジュレーションパラメータ
Wet/Dry Mix
Rate (LFO)
Feedback
Pan
Feedback
Initial
Delay
LFO
9 - エフェクト
エフェクトの詳細
非常に短い Delay Time
と高い Feedback 設定によ
り、単調なロボットボイ
スエフェクトとなります。
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