Creative Professional Emulator X2リファレンスマニュアル
Creative Professional Emulator X2リファレンスマニュアル
Creative Professional Emulator X2リファレンスマニュアル
Create successful ePaper yourself
Turn your PDF publications into a flip-book with our unique Google optimized e-Paper software.
8 - TwistaLoop<br />
ループを使用する<br />
モジュレーションデスティネーション - Loop Select (Continuous)<br />
演奏中にループとループの間をスキップすることなくループを選択するには、モ<br />
ジュレーションデスティネーションで Loop Select (Continuous) を選択します。こ<br />
の方法では、サンプル再生中にコンティニアスコントローラでループを変更すると、<br />
選択された次のループへジャンプせずにサンプルを再生しながら移動します。<br />
前述の TwistaLoop で使用したような、2 つのループを持つサンプルを例にします。<br />
この効果は各ループ間に適度な間があり、さらにどちらのループが再生されている<br />
かが簡単に判断できるような素材が望ましいです。<br />
コンティニアスコントローラでループを変更する<br />
1. Voice Processing 画面で、コントロールしたい Voice が含まれ<br />
るグループを選択します。<br />
2. Loop (n) パラメータを 1 に設定し、START AT LOOP は Off<br />
にします。<br />
3. パッチコードセクション内の使用していないコードで、モジュ<br />
レーションソースに使用したいコンティニアスコントローラ<br />
(モジュレーションホィールや MIDI A など)を設定します。<br />
4. コードアマウントを +100 にします。<br />
5. モジュレーションデスティネーションに Loop Select (Continuous) を設定しま<br />
す(下図参照)。<br />
以上の設定でサンプルを再生すると、ループは以下の動作で再生されます。<br />
a) MIDI A コンティニアスコントローラを動かさない場合、サンプルの最初から再生<br />
が始まり、ループ #1 のエンドポイントまで達したら離鍵するまでループ #1 を繰<br />
り返し再生します。<br />
b) 再生中に MIDI A を 127 に動かした場合、ループ #1 はエンドポイントまで引き続<br />
き再生され、さらにループ #2 までのサンプルも同様に再生されます。そして<br />
ループ #2 のエンドポイントまで再生されたら、ループ #2 のスタートポイントに<br />
戻り、ループ #2 が繰り返し再生されます。<br />
c) 再生中に再度 MIDI A を 0 に戻すと、ループ #2 のエンドポイントに来た時点で、<br />
ループ #1 のスタートポイントにジャンプして戻ります。<br />
<br />
<br />
ループ #1 がサンプル<br />
の中ほどにあり、この<br />
ループスタートポイント<br />
から再生を行いたい場合<br />
は、START AT LOOP を<br />
有効にして下さい。<br />
218 <strong>Emulator</strong> X2 リファレンスマニュアル