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Creative Professional Emulator X2リファレンスマニュアル

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Loop Processing(ループプロセッシング)<br />

ルーピングはサウンドの長さを無限に伸ばすことのできるテクニックです。多くの<br />

サウンドは複雑なアタックの変化からスタートし、次第に比較的安定したサウンド<br />

になるという事実をベースにしています。<br />

<strong>Emulator</strong> X ではサンプル内で複数のループを持つことができますが、殆どのプリ<br />

セットのサンプルは 1 つのループだけを持っています。複数のループは特別な効果、<br />

または 207 ページで解説している TwistaLoop 用に使用されます。<br />

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例えばギターの弦を弾いたサウンドを注意深く聞いてみて下さい。サウンドの最初<br />

の部分はピックノイズと複数の倍音が複雑に混ざり合っていますが、次第に弦の音<br />

が減衰して安定した反復波形になります。波形のこの後半部分は反復している状態<br />

ですので、サンプリングする際にはこの部分全てをレコーディングすることはなく、<br />

この反復部分にループを設定することでメモリを節約しつつサウンドの長さを伸ば<br />

すことができます。鍵盤を押している間はこのループ間が繰り返し再生され、これ<br />

は鍵盤が離されるまで続きます。サンプルエディター画面上の " ループインリリー<br />

ス " が On の場合、サンプルループは離鍵後もボリュームが 0 になるまで続きます。<br />

7 - サンプルのエディット<br />

Loop Processing(ループプロセッシング)<br />

<strong>Creative</strong> <strong>Professional</strong> 201

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