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Creative Professional Emulator X2リファレンスマニュアル

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8 - TwistaLoop<br />

トラブルシューティング<br />

4. マルチセットアップ画面、またはプリセットグローバル画面で、LOCK TO<br />

TEMPO が有効になっていることを確認します。<br />

5. 両方の Voice の Voice Processing 画面で、コンティニアスコントローラ(この例<br />

では MIDI A)と Amp Clossfade を同一に設定します。<br />

以上の設定で、正方向にループしているリージョンを再生中でもリアルタイムにク<br />

ロスフェードすることができます。クロスフェードはリアルタイムに行われますの<br />

で、鍵盤を押さえなおす必要はなく、単にコンティニアスコントローラ(この例で<br />

は MIDI A)を動かすだけです。マルチセットアップ画面で LOCK TO TEMPO を有効<br />

にしている場合、Voice は完全に同期した状態で再生されます。詳しくは "TEMPO<br />

(テンポコントロール)" 74ページを参照して下さい。<br />

リージョンをテンポソースに同期してループさせたい場合、ビートマーカー / ノー<br />

トマーカー間のリージョンである必要があります。さらにその拍がテンポ情報を<br />

持っている必要があります。これは各拍をルーピングした場合には、各拍が必ずテ<br />

ンポを持っていなければならないことを意味しています。これはテンポ精度を調節<br />

することで可能です。"Tempo Granularity Changes here(テンポ精度の変更)" 212<br />

ページも合わせて参照して下さい。<br />

トラブルシューティング<br />

TwistaLoop を使用する際に問題が生じた場合、以下の点を確認して下さい。<br />

ビートの解析で正しい拍が検出されない<br />

サンプルのビートの解析を行っても、ビートマーカーが正しい位置に表示されない<br />

場合、以下の点を確認して下さい。<br />

Beat Analysis ダイアログボックスで、適切なテンポの範囲が入力されている<br />

か確認して下さい。ここでの設定は、できる限り正しいと思われる値を含む<br />

範囲を入力して下さい。 また、拍子とメーター設定も適切かも合わせて確認し<br />

て下さい。<br />

Beat Analysis ダイアログボックスで、テンポバリエーションをいくつか試し<br />

てみて下さい。解析しようとしているサンプルが極端なテンポチェンジを持<br />

つ場合、Fast 設定を試してみて下さい。またタイトなテンポのサンプルであ<br />

れば、Constant 設定を試して下さい。<br />

サンプルエディター上でサンプルの最初、または終わりにある余分な拍を削<br />

除してから、再度解析を行って下さい。サンプルの一部分を削除するには、<br />

取り除きたいエリアを選択してからコンピュータキーボードの Delete キーを<br />

押します。<br />

ループ再生されない<br />

ループのスタートポイントとエンドポイントを作成し、Voice に割り当てたのにも関<br />

わらずループが繰り返し再生されない場合、以下の点を確認して下さい。<br />

ループを作成しているサンプルのサンプルエディター画面で、LOOP ボタン<br />

( )が On になっているかを確認して下さい。<br />

ループが設定されているエリアを再生しているか確認して下さい。Voice<br />

Processing 画面で START AT LOOP ボタンが Off になっている場合には、再<br />

生はサンプルの最初から始まり、ループエンドに達するまでループ再生は行<br />

われませんので注意して下さい。<br />

Tip: 鍵盤からループ<br />

をトリガーし、鍵盤を押<br />

さえ続けることなくこれ<br />

を再生したい場合、Voic<br />

Processing 画面でその<br />

Voice をラッチモードに<br />

設定して下さい。<br />

226 <strong>Emulator</strong> X2 リファレンスマニュアル

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