Creative Professional Emulator X2リファレンスマニュアル

2 - Emulator X の構造
モジュラーシステム
フレキシブルな構造
Emulator X はプリセットの作成にあたり、素晴らしい自由度を誇ります。1 つの
Voice 内でキーボードに複数のサンプルをアサインすることも 1 つのサンプルだけを
アサインすることも自由に行えます。
他の方法を指定しなければ、通常 1 つの Voice ごとに 1 つのサンプルだけが割り当
てられます。この場合キーボードに Voice(そしてそこに含まれる 1 つのサンプル)
を割り当てることでプリセットが完成します。また、まず最初に複数のサンプルを
使用して Voice を完全に作り上げ、これをプリセットとすることも可能です。プリ
セットでは複数の Voice をクロスフェード、レイヤー、スイッチし複雑なサウンド
を組み上げることができます。
プリセットの構造
以下の図はプリセットと Voice の関係を図示しています。
プリセット
完全なキーボードレイアウトを設定した Voice の集合体(Voice 数
に制限はありません)
Voice つもしくは複数のサンプルによる完全なシンセサウンド
サンプル
#
デジタルレコーディングされ、ループ情報を持ったサウンドの素材
LFO
#
Voice
Voice
Morph
Q
MIDI
Voice
Voice
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CC X-switch
36 Emulator X2 リファレンスマニュアル
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