2-STD-B21v5_5

ARIB STD-B21
private_data(プライベートデータ):これは 8×N ビットのフィールドで、 個 別 に 定 義 された 値
を 持 つ。
(3) パーシャルトランスポートストリームタイム 記 述 子 (PartialTS time descriptor)
Event の 時 間 情 報 、 及 び 送 出 した 時 の 時 間 情 報 を 記 述 することができる。SIT に 記 述 される。
transmission_info_loop に 記 述 する 場 合 は、JST_time のみの 記 述 とし、event の 情 報 は 記 述 し
ない。Event の 情 報 を 記 述 する 場 合 は、service_loop に 記 述 子 を 挿 入 する。SIT の 中 にこの 記
述 子 を 複 数 挿 入 することは 好 ましくない。( 表 9-60 参 照 )
表 9-60 パーシャルトランスポートストリームタイム 記 述 子
データ 構 造 ビット 数 ビット 列 表 記
PartialTS_time_descriptor(){
descriptor_tag 8 uimsbf
descriptor_length 8 uimsbf
event_version_number 8 uimsbf
event_start_time 40 bslbf
duration 24 uimsbf
offset 24 bslbf
reserved 5 bslbf
offset_flag 1 bslbf
other_descriptor_status 1 bslbf
JST_time_flag 1 bslbf
if(JST_time_flag == 1){
JST_time 40 bslbf
}
}
パーシャルトランスポートストリームタイム 記 述 子 の 意 味 :
event_version_number( 番 組 バージョン 番 号 ): 番 組 バージョン 番 号 は、SIT のサービスループ
に 挿 入 された 場 合 に 有 効 となり、そのサービスループで 指 し 示 す 番 組 に 関 連 する SI 情 報 が 変 わ
った 場 合 に+1 カウントアップする。 但 し、JST_time のみの 変 化 による 番 組 バージョン 番 号 の 更
新 は 行 なってはいけない。DIT が 挿 入 されるストリームの 変 化 があった 場 合 で、DIT 前 後 で 送 出
される 番 組 の 連 続 性 がある 場 合 は、 番 組 バージョン 番 号 の 連 続 性 を 保 証 して 送 出 することが 望 ま
しい。
event_start_time( 番 組 開 始 時 間 ):event の 開 始 時 間 を 記 述 する。 時 間 表 示 については、EIT に
記 述 されている start_time と 同 じ。この 時 間 情 報 を 使 用 しない 場 合 は、all 1 を 記 述 。
duration( 継 続 時 間 ):event の 継 続 時 間 を 記 述 する。 時 間 表 示 については、EIT に 記 述 されてい
る duration と 同 じ。 時 間 情 報 を 記 述 しない 場 合 は、all 1 を 記 述 。
offset(オフセット 時 間 ):オフセット 時 間 。event_start_time または JST_time がある 時 は、そ
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