2-STD-B21v5_5

ARIB STD-B21
付 属 -2 高 速 デジタルインタフェース
高 速 デジタルインタフェースは、 拡 張 デコーダの 他 にデータ 放 送 等 テレビジョン 受 信 以 外 の 端 末
機 器 への 接 続 を 目 的 とする。このためには、インタフェース 規 格 は 家 庭 内 でのデジタルストリーム
分 配 に 適 するとともに、 将 来 に 備 え、 今 後 開 発 される 周 辺 デジタル 機 器 とのインタフェースに 適 合
することが 望 ましい。 今 回 の 議 論 においても 国 内 外 デジタル 受 信 装 置 の 検 討 状 況 や、パソコン 等 の
周 辺 機 器 で 使 用 されるインタフェースを 前 提 に 検 討 を 行 った。
現 時 点 でのインタフェースの 技 術 動 向 は、MPEG データ 等 の 高 速 、 大 容 量 転 送 を 目 的 に 開 発 が 進
み、DIRD の 接 続 される 周 辺 機 器 との 構 成 を 満 足 する 技 術 仕 様 が 出 てきている。
インタフェース 仕 様 の 選 定 条 件 としては、 接 続 が 容 易 、 大 容 量 データ 転 送 可 能 、 安 価 なインタフ
ェース、パソコンとの 親 和 性 、ホームネットワークへの 期 待 、 双 方 向 性 、 技 術 規 格 がオープン、 統
一 規 格 、 複 数 機 器 間 での 接 続 可 能 などを 条 件 とした。また、 既 にデジタル 放 送 が 行 われている CS
放 送 の 受 信 装 置 標 準 規 格 (ARIB STD-B1)との 互 換 性 を 持 たせることとした。その 結 果 、IEEE1394
(IEEE Std 1394-1995 準 拠 )を 選 定 し、プロトコルとして IEC61883-1、4 を 採 用 した。コマンド、
デスクリプタは、1394TA で 審 議 されている「AV/C Digital Interface Command Set Specification」、
「AV/C Descriptor Mechanism Specification」に 準 拠 することとした。
コマンドについては、 外 部 機 器 から 制 御 するために Tuner(DIRD)コマンドを 規 定 した。1394TA
「AV/C Tuner Model and Command 」 及 び「Enhancements to the AV/C Broadcast System
Specification-Digital Video Broadcast (DVB)」に 準 拠 し、Enhancements to the AV/C Broadcast
System Specification の Profile1:The Simplest Tuner Without Lists and Selection by DSIT で 規
定 される 機 能 をサポートすることにした。また、デスクリプタについてもサポートすべきデスクリ
プタとして、「Tuner Subunit Identifier Descriptor」と「Tuner Status Descriptor」を 規 定 した。
さらに、Tuner Subunit の 入 出 力 プラグの 接 続 について 接 続 モデルを 規 定 した。また、DIRD 機 能
として EPG からの 予 約 に 対 するコマンドの 規 定 ( 外 部 機 器 コマンド)の 問 題 が 指 摘 された。 基 本
的 には、DIRD が 外 部 機 器 コマンドの 1394TA コマンド 規 格 に 沿 ったコマンド 機 能 搭 載 により、 各
外 部 機 器 間 での interoperability の 確 保 は 可 能 と 考 えるが、 現 時 点 では 商 品 企 画 、アプリケーショ
ンを 明 確 にすることは 難 しいため、また 1394TA においては 予 約 関 連 のコマンドがまだ 規 定 されて
いないことも 考 慮 し、EPG 予 約 機 能 などに 必 要 な 外 部 機 器 のコマンド 規 定 は 今 後 の 課 題 とした。た
だし、 別 紙 に DIRD-VCR のシステム 構 成 におけるコマンド 例 を 参 考 とし 記 載 した。 記 載 コマンド
のサポートレベルは 商 品 企 画 により 異 なるため、コマンドのみ 記 載 した。コマンドは、1394TA「AV/C
Tape Recorder/Player Subunit Specification」を 参 考 とした。
シリアルインタフェースの 信 号 仕 様 は、 出 力 信 号 形 態 としてデマックス 前 の 全 てのトランスポー
トストリームまたはパーシャルトランスポートストリームとし、 外 部 機 器 から DIRD への 入 力 信 号
形 態 も 全 てのトランスポートストリームまたはパーシャルトランスポートストリームとした。 信 号
内 容 は、 全 てのトランスポートストリーム 出 力 は、 現 パラレルインタフェース 仕 様 と 同 様 とし、パ
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