ユーザガイド - Kaspersky Lab
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ユ ー ザ ガ イ ド<br />
4. 表示されたウィンドウを使って、オブジェクトに関する除外ルールを設定 (126 ページを参照) し、信頼するアプリケー<br />
ションのリストを作成 (128 ページを参照) します。<br />
関連項目<br />
除外ルールの作成 .......................................................................................................................................................... 126<br />
追加の除外設定 ............................................................................................................................................................. 127<br />
使用できるファイル除外マスク ......................................................................................................................................... 127<br />
使用できる除外マスク - ウイルス百科事典 ..................................................................................................................... 127<br />
信頼するアプリケーションのリストの作成 .......................................................................................................................... 128<br />
信頼ゾーンのコンポーネントのエクスポート/インポート ...................................................................................................... 128<br />
除外ルールの作成<br />
除外ルールは、オブジェクトのスキャンが省略可能かどうかを検証するために使用する条件セットです。<br />
ファイル形式の指定や、ファイルマスクの使用によって、ファイルをスキャンから除外できます。また、ウイルス百科事典での分類<br />
に基づいて、特定の領域 (フォルダやアプリケーションなど) やプログラムプロセス、オブジェクトを除外できます。<br />
脅威の種類は、スキャン時に <strong>Kaspersky</strong> Anti-Virus がオブジェクトに割り当てるステータスです。このステータスは、カスペルス<br />
キーのウイルス百科事典に記載されているマルウェアとリスクウェアの分類に基づいて割り当てられます。<br />
潜在的に危険なソフトウェアは危険な機能を持ち合わせていませんが、プログラム上にエラーや抜け穴があり、マルウェアによっ<br />
て補助的に利用される可能性があります。このカテゴリにはリモート管理アプリケーション、IRC クライアント、FTP サーバ、プロ<br />
セスの停止や隠蔽を行う多目的ユーティリティ、キーロガー、パスワードマクロ、オートダイアラーなどが含まれます。こうしたプロ<br />
グラムはウイルスではないものとして分類され、アドウェア、ジョークソフト、リスクウェアなどのタイプに分類されます。詳細につい<br />
てはウイルス百科事典 (http://www.viruslistjp.com/) を参照してください。スキャン後、これらのプログラムは遮断されることがあ<br />
ります。これらの多くは広くユーザに利用されているため、スキャンから除外できます。除外するには、信頼ゾーンに脅威の名前ま<br />
たは脅威名のマスク (ウイルス百科事典の分類に従います) を追加する必要があります。<br />
たとえば、リモート管理プログラムを頻繁に使用しているとします。これは、リモートコンピュータからのリソース操作を可能にするリ<br />
モートアクセスシステムです。<strong>Kaspersky</strong> Anti-Virus では、この種のアプリケーションアクティビティは潜在的な危険があると判断<br />
され遮断されることがあります。アプリケーションが遮断されないようにするには、除外ルールに脅威の種類としてリモート管理プ<br />
ログラムを指定する必要があります。<br />
除外対象を追加すると、複数のアプリケーションコンポーネント (ファイルアンチウイルス、メールアンチウイルス、プロアクティブ<br />
ディフェンス、ウェブアンチウイルス)、およびスキャンタスクで使用できるルールが作成されます。<br />
除外ルールを作成するには:<br />
1. アプリケーション設定ウィンドウを開きます。<br />
2. ウィンドウの左側で、[プロテクション] セクションを選択します。<br />
3. [除外] セクションの [信頼ゾーン] ボタンをクリックします。<br />
4. 表示されたウィンドウの [除外ルール] タブで、[追加] ボタンをクリックします。<br />
5. 表示された [除外マスク] ウィンドウの [プロパティ] セクションで、除外の種類を選択します。次に、[ルールの詳細]<br />
セクションで、選択した除外の種類に値を割り当て、そのルールを適用する <strong>Kaspersky</strong> Anti-Virus コンポーネントを選<br />
択します。<br />
レポートウィンドウで除外ルールを作成するには:<br />
1. 除外に追加するオブジェクトをレポートから選択します。<br />
2. このオブジェクトのコンテキストメニューから [追加] を選択します。<br />
3. [除外マスク] ウィンドウが表示されます。除外ルールの設定が意図したとおりであることを確認します。<br />
オブジェクト名および関連する脅威の種類のフィールドが、レポートデータに基づいて自動的に表示されます。<br />
ルールを作成するには、[OK] ボタンをクリックします。<br />
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