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ユーザガイド - Kaspersky Lab

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ウェブアンチウイルス<br />

インターネットを利用しているときには、コンピュータに保存している情報が常にマルウェアによる感染の危険にさらされています。<br />

マルウェアは、Web ページを表示しているときにコンピュータに侵入する可能性があります。<br />

<strong>Kaspersky</strong> Anti-Virus for Windows Workstation 6.0 MP4 には、インターネットセッションに対するセキュリティを確保するウェブ<br />

アンチウイルスと呼ばれる特別なコンポーネントが含まれます。HTTP プロトコルを使用してコンピュータに送られてくるデータに<br />

対してコンピュータを保護し、危険なスクリプトの実行を阻止します。<br />

Web に対する保護では、監視対象ポートのリスト (「監視対象ポートのリストの作成」、142 ページを参照) に含まれるポートを<br />

通じて受け渡される HTTP トラフィックだけが監視されます。<strong>Kaspersky</strong> Anti-Virus インストールパッケージには、メールと<br />

HTTP トラフィックの送信に使用する最も一般的なポートのリストが付属しています。リストにないポートを使用する場合は、その<br />

ようなポートを通るトラフィックを保護するために、ポートをリストに追加する必要があります。<br />

保護されていない領域での作業時に、モデムを使用してインターネットに接続している場合は、ファイアウォールを使用して保護す<br />

ることをお勧めします。ファイアウォールまたは HTTP トラフィックフィルタによって保護されているネットワークでは、ファイア<br />

ウォールによってインターネット使用時の保護が強化されます。<br />

セキュリティレベルと呼ばれる設定の集合によって、トラフィックのスキャン方法が決まります。ウェブアンチウイルスは脅威を検知<br />

すると、割り当てられている処理を実行します。<br />

ウェブの保護レベルは、一連の設定によって決まります。設定は、次のグループに分類されます:<br />

保護範囲の設定<br />

トラフィック保護の効率を決定する設定 (ヒューリスティック分析の使用、スキャンの最適化)<br />

ウェブアンチウイルスをユーザが自分で設定することは、控えることをお勧めします。ほとんどの場合、別のセキュリティレベルを<br />

選択すれば十分です。<br />

ウェブアンチウイルスが何らかの理由で無効になった場合、有効になる前に確立された接続は監視されません。ウェブアンチウイ<br />

ルスを実行した直後にブラウザを再起動する必要があります。<br />

ウェブアンチウイルスの設定を編集するには:<br />

1. アプリケーションのメインウィンドウを開きます。<br />

2. ウィンドウの左側で、[プロテクション] セクションを選択します。<br />

3. [ウェブアンチウイルス] コンポーネントのコンテキストメニューから [設定] を選択します。<br />

4. 表示されたウィンドウで、コンポーネントの設定に必要な変更を加えます。<br />

このセクションの内容<br />

コンポーネントの動作アルゴリズム..................................................................................................................................... 57<br />

HTTP トラフィックのセキュリティレベルの変更 ................................................................................................................... 57<br />

検知されたオブジェクトに対して実行する処理の変更.......................................................................................................... 58<br />

保護範囲の作成 ............................................................................................................................................................... 58<br />

スキャン方法の選択 .......................................................................................................................................................... 58<br />

ヒューリスティック分析の使用 ............................................................................................................................................ 59<br />

スキャンの最適化 ............................................................................................................................................................. 59<br />

ウェブアンチウイルスのデフォルト設定の復元 .................................................................................................................... 60<br />

ウェブアンチウイルスの統計情報....................................................................................................................................... 60<br />

56

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