ユーザガイド - Kaspersky Lab
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SMTP トラフィック保護のテスト<br />
K A S P E R S K Y A N T I - V I R U S の 設 定 の 検 証<br />
SMTP プロトコルを使用して送信されるデータストリーム内のウイルスを検知するには、SMTP プロトコルを使用してデータを送<br />
信するメールシステムを使用する必要があります。<br />
メッセージ本文と添付ファイルの両方を含むメールメッセージの送信が <strong>Kaspersky</strong> Anti-Virus でどのように処理されるかをテスト<br />
することをお勧めします。メッセージ本文のウイルスの検知をテストするには、標準のテスト用ウイルスまたは変更したテスト用ウ<br />
イルスのテキストをメッセージ本文にコピーします。<br />
テストを実行するには:<br />
1. コンピュータにインストールされているメールクライアントを使用して、プレーンテキスト形式のメッセージを作成しま<br />
す。<br />
RTF または HTML 形式で作成した場合、テスト用ウイルスが含まれていても、そのメッセージはスキャンされません。<br />
2. メッセージに標準または変更したテスト用ウイルスのテキストをコピーするか、またはテスト用ウイルスを含むファイ<br />
ルをメッセージに添付します。<br />
3. メッセージを管理者に送信します。<br />
オブジェクトが検知され、感染していると判断され、メッセージが遮断されます。<br />
ファイルアンチウイルスの設定の検証<br />
ファイルアンチウイルスの設定が正しいことを検証するには:<br />
1. デ ィ ス ク 内 に フ ォ ル ダ を 作 成 し ま す 。 こ の フ ォ ル ダ に 、 EICAR の 公 式 Web サ イ ト<br />
(http://www.eicar.org/anti_virus_test_file.htm) からダウンロードしたテスト用ウイルス、および自分で作成したテ<br />
スト用ウイルスの亜種をすべてコピーします。<br />
2. すべてのイベントの記録を許可して、破損オブジェクトやエラーのためにスキップされたオブジェクトのデータをレ<br />
ポートファイルに記録します。<br />
3. テスト用ウイルスまたはその亜種を実行します。<br />
ファイルアンチウイルスは、このファイルの実行呼び出しをインターセプトしてスキャンし、このステータスのオブジェクト用の設定で<br />
指定されている処理を実行します検知されたオブジェクトに対してさまざまな処理を選択して実行することで、コンポーネントの動<br />
作を完全にチェックできます。<br />
ファイルアンチウイルスの動作結果に関する情報は、コンポーネントの動作レポートで確認できます。<br />
スキャンタスクの設定の検証<br />
スキャンタスクが正しく設定されていることを検証するには:<br />
1. デ ィ ス ク 内 に フ ォ ル ダ を 作 成 し ま す 。 こ の フ ォ ル ダ に 、 EICAR の 公 式 Web サ イ ト<br />
(http://www.eicar.org/anti_virus_test_file.htm) からダウンロードしたテスト用ウイルス、および自分で作成したテ<br />
スト用ウイルスの亜種をすべてコピーします<br />
2. スキャンタスクを新規に作成し、スキャン対象のオブジェクトとして、一連のテスト用ウイルスが存在するフォルダを<br />
選択します。<br />
3. すべてのイベントの記録を許可して、破損オブジェクトおよびエラーのためにスキャンされないオブジェクトのデータ<br />
をレポートファイルに記録します。<br />
4. スキャンタスクを実行します。<br />
スキャンタスクの実行中に疑わしいオブジェクトや感染したオブジェクトが検知されると、タスク設定で指定した処理が実行されま<br />
す。検知されたオブジェクトに対してさまざまな処理を選択して実行することで、コンポーネントの動作を完全にチェックできます。<br />
スキャンタスクの処理に関するすべての情報をコンポーネントの動作レポートで確認できます。<br />
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