ユーザガイド - Kaspersky Lab
ユーザガイド - Kaspersky Lab
ユーザガイド - Kaspersky Lab
Create successful ePaper yourself
Turn your PDF publications into a flip-book with our unique Google optimized e-Paper software.
ユ ー ザ ガ イ ド<br />
ウ イ ル ス 百 科 事 典 (www.viruslistjp.com) に 記 載 さ れ て い る 脅 威 の フ ル ネ ー ム<br />
(not-a-virus:RiskWare.RemoteAdmin.RA.311 や Flooder.Win32.Fuxx など)。<br />
マスクされた脅威の名前:<br />
関連項目<br />
not-a-virus* - 正当ではあるが潜在的に危険なプログラムやジョークプログラムをスキャンから除外します。<br />
*Riskware.* – リスクウェアをスキャンから除外します。<br />
*RemoteAdmin.* – すべてのリモート管理プログラムをスキャンから除外します。<br />
使用できるファイル除外マスク ......................................................................................................................................... 127<br />
信頼するアプリケーションのリストの作成<br />
信頼するアプリケーションのリストを作成することによって、リストに含まれるプログラムによるアクティビティ (疑わしいアクティビ<br />
ティ、ファイルアクティビティ、ネットワークアクティビティなど) およびシステムレジストリへのアクセスを監視対象から除外できま<br />
す。<br />
たとえば、Microsoft Windows のメモ帳で使われるオブジェクトは安全であり、スキャンの必要はないと考えたとします。つまり、<br />
このアプリケーションを信頼しているということです。このプログラムのプロセスで使用されるオブジェクトをスキャン対象から除外<br />
するには、信頼するアプリケーションのリストにメモ帳アプリケーションを追加します。ただし、実行ファイルおよび信頼するアプリ<br />
ケーションプロセスのウイルススキャンは、それまでどおり実行されます。アプリケーションを完全にスキャン対象から除外するに<br />
は、除外ルール (「除外ルールの作成」、126 ページを参照) を使用する必要があります。<br />
また、危険と分類された操作も、実際には各種アプリケーションの通常の機能による操作である場合があります。たとえば、キー<br />
ボードレイアウトを自動的に切り替える Punto Switcher のようなアプリケーションの場合、キーボードで入力されたテキストが常<br />
にインターセプトされます。そのようなアプリケーションの特性を考慮して監視対象から除外する場合は、そのプログラムを信頼す<br />
るアプリケーションのリストに追加することをお勧めします。<br />
信頼するアプリケーションを除外することで、<strong>Kaspersky</strong> Anti-Virus と他のアプリケーションの互換性に関する潜在的な問題 (ア<br />
ンチウイルスアプリケーションによってすでにスキャンされたコンピュータからのネットワークトラフィックなど) を解決し、コンピュー<br />
タの動作効率を高めることができます。これは特に、サーバアプリケーションを使用している場合に効果的です。<br />
デフォルトでは、すべてのプログラムプロセスでオブジェクトが開かれ、実行され、保存される操作がスキャンされ、すべてのアプリ<br />
ケーションのアクティビティとネットワークトラフィックが監視されます。<br />
信頼するリストにアプリケーションを追加するには:<br />
1. アプリケーション設定ウィンドウを開きます<br />
2. ウィンドウの左側で、[プロテクション] セクションを選択します。<br />
3. [除外] セクションの [信頼ゾーン] ボタンをクリックします。<br />
4. 表示されたウィンドウの [信頼するアプリケーション] タブで、[追加] ボタンをクリックします。<br />
5. 表示された [信頼するアプリケーション] ウィンドウで、[参照] ボタンをクリックし、プログラムを選択します。コンテキスト<br />
メニューの [参照] をクリックして、標準のファイル選択ウィンドウで実行ファイルのパスを選択するか、または [アプリ<br />
ケーション] をクリックして、現在実行中のアプリケーションのリストから、必要に応じて 1 つまたは複数のアプリケー<br />
ションを選択します。選択したアプリケーションに目的の設定を指定します。<br />
信頼ゾーンのコンポーネントのエクスポート/インポート<br />
エクスポートおよびインポートによって、作成した除外ルールおよび信頼するアプリケーションのリストを他のコンピュータに送るこ<br />
とができます。<br />
除外ルールをコピーするには:<br />
1. アプリケーション設定ウィンドウを開きます。<br />
2. ウィンドウの左側で、[プロテクション] セクションを選択します。<br />
3. [除外] セクションの [信頼ゾーン] ボタンをクリックします。<br />
128