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平成 24 年度 東北大学大学院 教育情報学教育部 修士論文 成長型教授 ...

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トとして扱える必要があるため,授業計画時だけでなく,授業実施時も再利用<br />

を考慮する必要がある.授業実施結果の再利用として,授業実施時に使用した<br />

スライドや教材をそれぞれ授業実施結果から再利用するだけなら ,既存<br />

IMPRESSION をそのまま活用することが可能だが,今回,板書データを新たに<br />

教材として扱うほか,各描画内容を線分毎,また提示した教材もそれぞれ独立<br />

したオブジェクトとして扱える必要がある.しかし既存 IMPRESSION では,手<br />

書き入力による描画をビットマップ形式で描画しており,描画内容を線分毎に<br />

扱う事が困難である.そこで,IMPRESSION が有する授業実施機能のほとんど<br />

を継承し,スライド上の教示内容を独立したオブジェクト単位で扱う事ができ<br />

る新しい授業実施システムの開発が必要と考えた.<br />

3.4.1 再利用を考慮した授業実施システムに求<br />

められる機能<br />

本研究においては,従来の IMPRESSION のように,スライドと教材データを<br />

対話的に提示でき,かつ板書による説明も可能な柔軟な授業実施を可能とする<br />

授業実施システムを想定している.その際,授業計画に登録されている,再利<br />

用された教材を提示できる必要がある.また,記録された授業実施結果から,<br />

画像と板書を任意に選択して再利用する事を想定しているため,授業実施中に<br />

扱う教材や板書に関しても同様に,画像や板書を別々に扱える必要があり,板<br />

書に関しては線分毎に扱える必要があると考えた.そのため本研究では,既存<br />

の IMPRESSION の授業実施機能をベースとし,画像や板書といった教示内容を<br />

別々に扱える機能,および複数の画像や板書からなる再利用された教材を提示<br />

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