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JAEA-Review-2009-040.pdf:4.65MB - 日本原子力研究開発機構

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3.高崎量子応用研究所の放射線管理<br />

施設の放射線管理,個人被ばく管理,環境放射線の監視,放射線計測器の管理及び各種放射線<br />

管理状況の報告等の業務を 2007 年度に引き続き実施した。<br />

放射線障害防止法に基づく許可使用に係る変更許可等については,9 月に密封 RI の使用数量の<br />

変更許可申請を行い,許可を受けた。<br />

上記の変更許可と共に,所内における放射線障害予防規程及び放射線安全取扱手引について,<br />

それぞれ 2 回及び 1 回の改正を行うことで,施設の放射線管理を確実に実施した。<br />

イオン照射研究施設から放出された放射性気体廃棄物は,放射線障害予防規程に定められた放<br />

出管理基準値を十分に下回った。その他,線量当量率等の測定,環境放射線監視及び放射線測定<br />

器の保守管理を行い,異常は認められなかった。<br />

放射線業務従事者の個人被ばく線量については,実効線量及び等価線量とも放射線障害予防規<br />

程に定められた警戒線量を超える被ばくはなかった。2008 年度における実効線量の最大は<br />

0.9mSv であり,サイクロトロン保守点検及び修理作業に従事した作業者の被ばくであった。内部<br />

被ばくについては,全身計測による確認検査の結果,被検者全員について有意な体内汚染は検出<br />

されなかった。<br />

3.1 環境放射線の管理<br />

<strong>JAEA</strong>-<strong>Review</strong> <strong>2009</strong>-040<br />

(三浦 吉史)<br />

モニタリングポストは事業所境界の東西南北 4 地点に設置しており,γ 線及び中性子線につい<br />

て測定を行っている。これらの空間線量当量率の監視結果を表 3.1-1 及び表 3.1-2 に示す。ま<br />

た,事業所境界の東西南北 4 地点における積算線量測定結果を表 3.1-3 に示す。表 3.1-1,表<br />

3.1-2 及び表 3.1-3 の結果から高崎量子応用研究所における放射線発生装置等の運転に伴う事業<br />

所境界での異常は認められなかった。<br />

- 118 -<br />

(田島 好弘)

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