JAEA-Review-2009-040.pdf:4.65MB - 日本原子力研究開発機構

6.3 個人線量の管理
(1) 外部被ばく線量の管理
2008 年度における放射線業務従事者の実効線量等については,四半期別及び作業者区分別に集
計し,それぞれ表 6.3-1 及び表 6.3-2 に示す。
その結果,放射線業務従事者の集団実効線量は,0.3 人・mSv,平均実効線量は,0.00mSv で
あった。また,最大実効線量は 0.2mSv であり,JT-60U 装置の点検・保守作業に従事した作業者
であった。
(2) 内部被ばく線量の管理
JT-60U 装置の重水素放電実験運転及び点検・保守作業に従事するグループの中から 5 名を選定
し,バイオアッセイ(トリチウム尿検査)による内部被ばく検査を四半期毎に実施した。測定の
結果,有意な体内汚染が検出された者はいなかった。
(大貫 孝哉)
管理期間
放射線業務
従事者実員
(人)
6.3-1 四半期別放射線業務従事者の実効線量等
0.1mSv 未満
線量分布(人)
0.1mSv 以上 1.0mSv を超え 5.0mSvを超え 15mSv を超え
1.0mSv 以下 5.0mSv 以下 15mSv 以下 るもの
総線量
(人・mSv)
(2008年度)
平均
実効線量
(mSv)
最大
実効線量
(mSv)
第 1 四半期 340 338 2 0 0 0 0.3 0.00 0.2
第 2 四半期 346 346 0 0 0 0 0.0 0.00 0.0
第 3 四半期 330 330 0 0 0 0 0.0 0.00 0.0
第 4 四半期 351 351 0 0 0 0 0.0 0.00 0.0
年 間
433 431 2 0 0 0 0.3 0.00 0.2
*
(553) (530) (23) (0) (0) (0) (6.8) (0.01) (0.8)
*カッコ内の数値は,2007 年度の値。
作業者区分
放射線業務
従事者実員
(人)
表 6.3-2 作業者区分別放射線業務従事者の実効線量等
0.1mSv 未満
JAEA-Review 2009-040
線量分布(人)
0.1mSv 以上 1.0mSv を超え 5.0mSvを超え 15mSv を超え
1.0mSv 以下 5.0mSv 以下 15mSv 以下 るもの
総線量
(人・mSv)
(2008 年度)
平均
実効線量
(mSv)
最大
実効線量
(mSv)
職員等 184 182 2 0 0 0 0.3 0.00 0.2
外来研究員等 19 19 0 0 0 0 0.0 0.00 0.0
請負業者 238 238 0 0 0 0 0.0 0.00 0.0
研修生 0 0 0 0 0 0 0.0 0.00 0.0
全作業者 433 431 2 0 0 0 0.3 0.00 0.2
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