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商学部(塾外用) - 慶應義塾大学-塾生HP

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春の講義では、社会保障問題、所得の再分配政策問題を考えるの<br />

に必要となる、基礎理論を講義する。<br />

講義といえば、時機にあった社会保障関連の題材を使っていろい<br />

ろと話をしているために、講義で話している内容は毎年大きく異な<br />

っている。よって、最近は、3 年次に履修して単位を取得した4 年生<br />

が飛び入りで講義に出席する傾向もでてきており、個人的には,こ<br />

の傾向を大いに歓迎している。昨年度履修した学生も、時間があれ<br />

ば顔を出すことをすすめたい。<br />

テキスト(教科書):<br />

〈旧図書館リザーブブックコーナーに配置している〉<br />

・権丈善一(2009)『社会保障の政策転換――再分配政策の政治経済<br />

学Ⅴ』<br />

・権丈善一(2007)『医療政策は選挙で変える――再分配政策の政治<br />

経済学Ⅳ』<br />

・権丈善一(2006)『医療年金問題の考え方――再分配政策の政治経<br />

済学Ⅲ』<br />

・権丈善一(2009)〔初版、2004〕『年金改革と積極的社会保障政策<br />

――再分配政策の政治経済学Ⅱ』<br />

・権丈善一(2005)[初版,2001]『再分配政策の政治経済学Ⅰ――<br />

日本の社会保障と医療』<br />

および,随時更新される下記ホームページに掲載される文章。<br />

http://kenjoh.com/<br />

参考書:<br />

講義の中で適宜指示する。<br />

社会保障各論(人口・労働問題と社会保障) 2単位 (秋学期)<br />

講師 権丈 英子<br />

授業科目の内容:<br />

現在,ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)やフレキ<br />

シキュリティ(労働市場の柔軟性と保障)に関する活発な議論が行<br />

われている。その議論には,少子高齢化の進展や経済社会環境の変<br />

化によって生じてきた新たな人口・労働問題が根底にある。この講<br />

義では,現在の日本における人口・労働問題,そしてこれに関連す<br />

る社会保障についての議論を,受講生が理解し,自ら考え,評価で<br />

きるようになることを目標とする。<br />

初めに,日本の社会保障制度の概要を学んだ後,人口構造の変化<br />

―特に少子化の現状とその要因―に関する経済理論や実証分析によ<br />

る研究成果を学ぶ。その後,ワーク・ライフ・バランスやフレキシ<br />

キュリティをキーワードにして,これからの働き方・暮らし方と政<br />

策との関わりを考察する。<br />

折りに触れて,類似の問題を抱える他の先進諸国の例を紹介して<br />

国際比較を行うことにより,理解を深めてもらうつもりでいる。<br />

テキスト(教科書):<br />

なし<br />

参考書:<br />

講義時に,適宜,指示する。<br />

産業史 2単位 (春学期)<br />

教授 牛島 利明<br />

授業科目の内容:<br />

この講義では明治期から戦時期にいたる日本の産業発展とそれを<br />

支えた制度的要因を事例としてとりあげ,産業の発展・衰退の過程,<br />

産業間の相互依存関係,個別産業と経済全体との関連について理解<br />

を深めることを目的とする。<br />

テキスト(教科書):<br />

『日本経済史 1600-2000』 浜野潔ほか著 <strong>慶應義塾大学</strong>出版会<br />

2009年 ISBN:978-4-7664-1573-5 を適宜参照します。<br />

参考書:<br />

参考文献は必要に応じてその都度指示するが,さしあたり下記の<br />

文献を参照されたい。<br />

西川俊作ほか編『日本経済の200年』日本評論社,1996年。<br />

19<br />

産業史各論(比較小売業史) 2単位 (秋学期)<br />

教授 平野 隆<br />

授業科目の内容:<br />

本講義は,19 世紀後半以降のヨーロッパ(主にイギリス),アメ<br />

リカおよび日本における近代小売業(百貨店,通信販売,チェーン<br />

ストアなど)の成立・発展過程を比較検討することを通じて,小売<br />

業態の変遷と消費社会の変容の間にはいかなる関係があるのか,各<br />

国(地域)の異なる社会的・歴史的背景要因は小売業の発展パター<br />

ンにどのように反映したのか,といった問題について論じていきま<br />

す。<br />

テキスト(教科書):<br />

特に指定しません。<br />

参考書:<br />

講義中に適宜指示します。さしあたり,以下の文献をあげておき<br />

ます。<br />

・J. ベンソン,G. ショー編,前田他訳『小売システムの歴史的発展』<br />

中央大学出版部,1996年。<br />

・山本武利・西沢保編『百貨店の文化史―日本の消費革命―』世界<br />

思想社,1999年。<br />

経営史 2単位 (春学期)<br />

教授 平野 隆<br />

授業科目の内容:<br />

今日の企業が直面している諸問題の本質を把握するためには,そ<br />

れらが歴史的に形成されてきた過程を理解することが不可欠です。<br />

この講義では,まず経営史学の基本的な考え方と方法について解<br />

説し,つづいて18 世紀以降のイギリス,アメリカおよび日本におけ<br />

るモダン・ビジネスの形成・発展と企業経営の展開過程を概観しま<br />

す。<br />

テキスト(教科書):<br />

特に指定しません。<br />

参考書:<br />

参考文献は講義中に適宜指示します。さしあたって以下の文献を<br />

あげておきます。<br />

・湯沢威ほか『エレメンタル経営史』英創社,2000年。<br />

・宮本又郎ほか『日本経営史』(新版)有斐閣,2007 年。<br />

・鈴木良隆ほか『ビジネスの歴史』有斐閣,2004 年。<br />

・アルフレッド D.チャンドラー,Jr.『組織は戦略に従う』ダイヤ<br />

モンド社,2004年。<br />

経営史各論(アメリカ経営史) 2単位 (春学期)<br />

教授 日高 千景<br />

授業科目の内容:<br />

この講義では、19世紀初頭以降の米国経済の歴史について、様々<br />

な形でのイノベーションの実現を通じて競争力を構築し、産業の飛<br />

躍的発展を先導してきた企業の経営行動に特に注目しながら学んで<br />

いきます。<br />

テキスト(教科書):<br />

特定のテキストは使用しません。<br />

参考書:<br />

それぞれのテーマごとに参考文献を紹介します。複数のテーマに<br />

わたる重要文献としては以下があげられます。<br />

『経営史講義』第2版 大河内暁男 東京大学出版会 2001年 ISBN:<br />

978-4130421096<br />

『ビジネスの歴史』鈴木良隆・大東英祐・武田晴人 有斐閣 2004年<br />

ISBN:978-4641122284<br />

『経営者の時代 上・下』 A. D. チャンドラー, Jr., 東洋経済新報社<br />

1979年 ISBN: 978-4492520369/978-4492520376<br />

経営史各論(戦後日本経営史) 2単位 (秋学期)<br />

教授 日高 千景<br />

授業科目の内容:<br />

この講義では、戦後日本で飛躍的な発展を遂げた産業のうち、特<br />

に鉄鋼・工作機械・自動車という3つの産業を取り上げ、それぞれ<br />

について、発展のプロセス・発展に関わる諸要因・米国との比較そ<br />

の他の観点から学んでいきます。<br />

[ 05 ] 専<br />

攻<br />

科<br />

目<br />

Ⅲ<br />

類<br />

( [ 99 ] Ⅳ<br />

類<br />

)

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