商学部(塾外用) - 慶應義塾大学-塾生HP
商学部(塾外用) - 慶應義塾大学-塾生HP
商学部(塾外用) - 慶應義塾大学-塾生HP
You also want an ePaper? Increase the reach of your titles
YUMPU automatically turns print PDFs into web optimized ePapers that Google loves.
参考書:<br />
伊藤陽一編『文化の国際流通と市民意識』<strong>慶應義塾大学</strong>出版会、<br />
2007年<br />
その他は授業時に適宜指示します。<br />
メディア社会論Ⅰオープン科目 2単位 (秋学期)<br />
現代社会の諸問題とメディア<br />
講師 津田 正太郎<br />
授業科目の内容:<br />
本講義の目的は、メディアという観点から現代社会の様々な問題<br />
について受講者諸君の理解を深めることにある。メディアが高度に<br />
発達した現代社会において、メディアがどのような役割を果たして<br />
いるのかを理解することは不可欠である。逆に言えば、現在あるい<br />
は将来のメディアのあり方について、社会との関係性を抜きにして<br />
語ることはできない。<br />
以上の観点から、本講義の前半では、メディアを理解するうえで<br />
重要な諸概念について解説を行う。一般的に使用される概念ばかり<br />
であるが、そこには様々な問題が含まれており、それらについて理<br />
解を深めることはメディア社会の分析にとって重要な意味を持つ。<br />
後半では、消費、都市、地域、犯罪、監視といったトピックをとり<br />
あげ、それらとメディアとがどのように関わっているのかについて<br />
検討する。<br />
テキスト(教科書):<br />
特に指定しない。<br />
参考書:<br />
講義中に適宜紹介する。<br />
メディア法制Ⅰオープン科目 2単位 (春学期)<br />
講師 山田 健太<br />
授業科目の内容:<br />
表現の自由、メディアに関わる法体系を概観するとともに、ジャ<br />
ーナリズムの諸問題を法的側面からアプローチする。必要に応じ、<br />
ジャーナリズムを支えるメディア産業制度、メディア政策、および<br />
メディア・ジャーナリストの倫理問題についても触れる。ただし、<br />
事前に法律的専門知識は不要。履修者数にもよるが、原則、講義形<br />
式で進める。<br />
テキスト(教科書):<br />
山田健太『法とジャーナリズム 第2版』学陽書房<br />
参考書:<br />
教室で指示<br />
ジャーナリズム論Ⅰオープン科目 2単位 (春学期)<br />
ジャーナリズムと権力<br />
メディア・コミュニケーション研究所専任講師 山腰 修三<br />
授業科目の内容:<br />
「ジャーナリズムと権力」をキーワードにニュースの生産過程お<br />
よびそれに関わる政治的、社会的諸要因について学習する。マス・<br />
メディアによって担われるジャーナリズムを主たる対象に理論と事<br />
例を交えつつ講義する。それを通じて現代日本の政治社会とジャー<br />
ナリズムとの関係について理解を深めることを目標とする。<br />
テキスト(教科書):<br />
・大石裕編『ジャーナリズムと権力』(世界思想社、2006年、1900円)<br />
・必要に応じて講義資料プリントを配布する。<br />
参考書:<br />
授業内で適宜指示する。<br />
ジャーナリズム論Ⅱオープン科目 2単位 (秋学期)<br />
ジャーナリズムと権力:法社会学・政治社会学の観点から<br />
講師 伊藤 高史<br />
授業科目の内容:<br />
法社会学と政治社会学の観点から、ジャーナリズムと権力の関係<br />
を考察します。<br />
テキスト(教科書):<br />
授業1回目に指定します。必ず、使う予定です。<br />
58<br />
参考書:<br />
伊藤高史『「表現の自由」の社会学』(八千代出版、2,600円税別)<br />
世論Ⅰオープン科目 2単位 (春学期)<br />
世論調査結果からみる現代社会<br />
講師 井田 正道<br />
授業科目の内容:<br />
はじめに世論調査の方法とデータ分析の手法について理解し、さ<br />
らに世論調査の分析結果から現代の政治と社会を理解する。<br />
テキスト(教科書):<br />
井田正道「政治・社会意識の現在―自民党一党優位の終焉と格差<br />
社会―」北樹出版、2008年<br />
世論Ⅱオープン科目 2単位 (秋学期)<br />
日本人の世論―持続と変化―<br />
講師 井田 正道<br />
授業科目の内容:<br />
主として政治に関する日本人の世論の変化に焦点を当て、その変<br />
化が選挙過程・政治リーダーの選出過程および政策決定過程にどの<br />
ような影響を及ぼしたかを考える。加えて、メディアの選挙報道に<br />
も言及する。<br />
テキスト(教科書):<br />
井田正道「変革期における政権と世論」北樹出版、2010年<br />
井田正道「日本政治の潮流」北樹出版、2007年<br />
情報行動論Ⅰオープン科目 2単位 (春学期)<br />
情報行動論概説、災害と情報行動<br />
講師 関谷 直也<br />
授業科目の内容:<br />
我々はマスメディア、インターネットや携帯電話などの通信メデ<br />
ィア、会話やうわさなどを通じて、情報を収集・処理・発信してい<br />
る。情報行動論とは、基礎的研究としてメディア利用行動とそこに<br />
纏わる人々の心理を分析し、応用的研究として社会事象、社会問題<br />
に関する様々な情報がいかに収集・処理・発信されているかを分析<br />
する学問分野である。本講義では、情報行動論の基礎的な考え方を<br />
一瞥した後、応用分野として情報行動論の主たる研究分野である災<br />
害時の情報行動について論じる。<br />
テキスト(教科書):<br />
・川上善郎編『情報行動の社会心理学』北大路出版<br />
・田中淳・吉井博明編著『災害情報論』弘文堂<br />
参考書:<br />
・吉井博明・田中淳編著『災害危機管理論入門-防災危機管理担当<br />
者のための基礎講座』弘文堂<br />
・大矢根淳・浦野正樹・田中淳・吉井博明『災害社会学入門』弘文堂<br />
・廣井脩・船津衛編『災害情報と社会心理』北樹出版<br />
情報行動論Ⅱオープン科目 2単位 (秋学期)<br />
環境問題と情報行動<br />
講師 関谷 直也<br />
授業科目の内容:<br />
本講義では、情報行動のいま一つの分野として、環境問題に関連<br />
する情報行動について論じる。公害問題、地球環境問題が人々の心<br />
理やメディア利用行動を前提に、いかに報道され、意味づけられで<br />
きたか。いかにマーケティングに利用されてきたか。情報行動論の<br />
視点から、歴史的に考えていく。前期の講義の履修は前提とはしな<br />
い。<br />
テキスト(教科書):<br />
・関谷直也,2009『環境広告の心理と戦略』同友館<br />
参考書:<br />
・地球環境戦略機関編,2001『環境メディア論』中央法規