平 成 1 9 年 度 熱可塑性樹脂複合材料の機械工業 ... - 素形材センター
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図 5.4-4 熱可塑性樹脂複合材料の抵抗融着技術<br />
5.5 期待される熱可塑性樹脂複合材料の将来<br />
航空機に使用される熱可塑性樹脂複合材料の将来に対しては、主構造への適用、自動<br />
化、低コスト化が課題である(図 5.5-1 参照)。自動化としては、近<strong>年</strong>、自動積層機(ATP)<br />
を使用したダイレクトコンソリデーション(In-Situ プロセス)技術(図 5.5-2 参照)の<br />
開発が進んできており、材料のチューニングと合わせ、熱硬化樹脂複合材料に比べ、部<br />
品の製造時間、コストの低減が見込める有望な技術となりつつある。また、ADP<br />
(ADVANCED PULTRUSION)のような連続<strong>成</strong>形技術が熱可塑性樹脂複合材料に対して<br />
も開発が進められており(図 5.5-3 参照)、今後、熱可塑性樹脂複合材料の適用が拡大さ<br />
れると予想される。<br />
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