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平 成 1 9 年 度 熱可塑性樹脂複合材料の機械工業 ... - 素形材センター

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6.2.5 航空機との差異について<br />

航空機との差異については冒頭で触れたとおりであるが、航空機においては小部品を熱<br />

可塑性樹脂複合材料で作製することが行われているが、重量軽減がシビアではない自動車<br />

会社においては、小部品はその量ならびに品質が高いスチール製を用いることがほとんど<br />

である。樹脂化ならびに繊維強化樹脂複合材料に求められているものは、一体<strong>成</strong>形により<br />

その小部品を省くことである。上記 LCA 結果にもあるように、一体化したことによる組立<br />

工数の削減が実施され、部品組立における CO2 排出量も大幅に減少している。今まで、自<br />

動車に熱可塑性樹脂複合材料が採用された多くの事例を考えると、すでに樹脂化されてい<br />

る部品がより大型化、軽量化を求められて、繊維強化されていると考えるのが普通である。<br />

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