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平 成 1 9 年 度 熱可塑性樹脂複合材料の機械工業 ... - 素形材センター

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あるところである。一方で、図 6.2.2-2 や図 6.2.2-3 で紹介しているリアのバックドアには、<br />

日本の自動車会社も含めて採用している例が多い。これは、飛行機が新規材料をJ-NO<br />

SEで試用するのに対して、自動車ではバックドア等で試すことがある。これは、塗装に<br />

よるところが大きい。金属の部品と樹脂部品で色が変わってはならないが、金属と樹脂で<br />

は人間の目では、その差がわかることが多い。そのため、連続しないバックドアなどを使<br />

って、新規材料を使用することがある。また、現在のバックドアが車体の形状から丸みを<br />

帯びている形状をとっていることが多いのも、その一つである。図 6.2.2-3 で紹介している<br />

自動車もバックドアの丸みは顕著である。熱可塑性樹脂のひけの問題を、考えるとアウタ<br />

ーで使うよりも紹介図の通り、インナー側で用いることのほうが多い。航空機とは比較に<br />

ならない表面品位が求められるためである。<br />

図 6.2.2-2 バックドアへの適用事例1 1)<br />

図 6.2.2-3 バックドアへの適用事例2 1)<br />

6.2.2 項参考文献<br />

1) QUADRANT 社HP http://www.quadrantcomposites.com/<br />

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