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RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

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<strong>RedHawk</strong> <strong>Linux</strong> User’s <strong>Guide</strong>ppid で 識 別 されるプロセスのスケジューリング 優 先 度 を 指 定 する 構 造造 体 へのポインタ。 優 先 度 は、 指 定 されたポリシーに 対 応 するスケジューラ・クラスに 定義 される 優 先 度 の 範 囲 内 にある 整 数 値 です。 次 のシステムコールの1つを 呼 び 出すことにより 対 応 するポリシーの 優 先 度 の 範 囲 を 判 断 することが 可 能 です:sched_get_priority_minもしくはsched_get_priority_max(これらのシステムコールの 説 明 については4-11ページを 参 照 してください)。sched_getschedulerルーチン4もし 指 定 したプロセスのスケジューリング・ポリシーと 優 先 度 の 正 常 に 設 定 された 場 合 、sched_setschedulerシステムコールはプロセスの 以 前 のスケジューリング・ポリシーを 返 します。 戻 り 値 -1はエラーが 発 生 したことを 示 し、errnoはエラーを 知 らせるため 設 定 されます。 発生 する 可 能 性 のあるエラーの 種 類 の 一 覧 はsched_setscheduler(2)のmanページを 参 照 してください。もしエラーが 発 生 した 場 合 、プロセスのスケジューリング・ポリシーと 優 先 度 は 変 更 されません。プロセスのスケジューリング・ポリシーを 変 更 した 時 、その 新 しいタイム・クォンタムもポリシーと 優 先 度 に 関 連連 するスケジューラに 定 義 されているデフォルトのタイム・クォンタムへ 変 更 される 事 に 注 意 することが 重 要 です。run(1)コマンドの 使 用 によりコマンド・レベルでSCHED_RRスケジューリング・ポリシーにスケジュールされたプロセスのタイム・クォンタムを 変 更 することが 可 能 です(このコマンドの 情 報 については4-13ページを 参 照 してください)。sched_getscheduler(2)システムコールは 指 定 したプロセスのスケジューリング・ポリシーを 取得 することが 可 能 です。スケジューリング・ポリシーは 次 のようにファイル 内 に 定 義されています:SCHED_FIFOSCHED_RRSCHED_OTHERファーストイン・ファーストアウト(FIFO)ラウンドロビン(RR)タイムシェアリング概 要#include int sched_getscheduler(pid_t pid);引 数 は 以 下 のように 定 義 されます:pidスケジューリング・ポリシーを 取 得 したいプロセスのプロセス 識 別 番 号 (PID)。現 在 のプロセスを 指 定 するにはpid の 値 をゼロに 設 定 します。もし 呼 び 出 しが 成 功 した 場 合 、sched_getschedulerは 指 定 されたプロセスのスケジューリング・ポリシーを 返 します。 戻 り 値 -1はエラーが 発 生 したことを 示 し、errno はエラーを 知 らせるため 設 定 されます。 発 生 する 可 能 性 のあるエラーの 種 類 の 一 覧 はsched_getscheduler(2)のmanページを 参 照 してください。4-8

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