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RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

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<strong>RedHawk</strong> <strong>Linux</strong> User’s <strong>Guide</strong>key の 値 がゼロ(IPC_PRIVATE)を 指 定 するための 条 件 もあります。IPC_PRIVATEが 指 定 されたとき、 新 しい 識 別 子 はメッセージ・キュー 最 大 数 (MSGMNI)のシステム 制 限 を 超 えない 限 り、 常 に対 応 するメッセージ・キューとデータ 構 造造 体 を 作 成 して 返 します。ipcs(8)コマンドは 全 てゼロでmsqid のためのkey フィールドを 表 示 します。もしメッセージ・キュー 識 別 子 が 指 定 されたkey が 存 在 する 場 合 、 既 存 の 識 別 子 の 値 が 返 されます。もし 既 存 のメッセージ・キュー 識 別 子 を 返 して 欲 しくない 場 合 、 制 御 コマンド(IPC_EXCL)をシステムコールに 渡 すmsgflg 引 数 に 設 定 することが 可 能 です( 本 システムコールの 詳 細 は、「msggetシステムコール」を 参 照 してください)。メッセージ・キューが 作 成 される 時 、msggetをコールしたプロセスは 所 有 者 / 作 成 者 になり、 対応 するデータ 構 造造 体 はそれに 応 じて 初 期 化 されます。 所 有 権 を 変 更 することは 可 能 ですが、 作 成されるプロセスは 常 に 作 成 者 のままであることを 覚 えておいてください。メッセージ・キュー 作成 者 もまたそれのために 初 期 操 作 権 限 を 決 定 します。一 旦 ユニークなメッセージ・キュー 識 別 子 が 作 成 された、もしくは 既 存 の 識 別 子 が 見 つかたら、msgop(2)(メッセージ 操 作 )とmsgctl(2)(メッセージ 制 御 )を 使 用 することが 可 能 です。前 述 のようにメッセージ 操 作 はメッセージの 送 信 と 受 信 で 構 成 されます。msgsndとmsgrcvのシステムコールは 各 々の 操 作 のために 提 供 されます(これらのシステムコールの 詳 細 は「msgsndおよびmsgrcvシステムコール」を 参 照 してください)。msgctlシステムコールは 以 下 の 方 法 によりメッセージ 機 能 を 制 御 することを 許 可 します。• メッセージ・キュー 識 別 子 に 対 応 するデータ 構 造造 体 の 取 得 (IPC_STAT)• メッセージ・キュー 権 限 の 変 更 操 作 (IPC_SET)• 特 定 メッセージ・キューのメッセージ・キューサイズ(msg_qbytes)の 変 更 (IPC_SET)• 対 応 するメッセージ・キューとデータ 構 造造 体 と 共 にオペレーティング・システムから 特 定 メッセージ・キュー 識 別 子 の 削 除 (IPC_RMID)msgctlシステムコールの 詳 細 は「msgctlシステムコール」セクションを 参 照 してください。System Vメッセージ・キューを 利 用 したサンプルプログラムに 関 しては、 付 録 Aを 参 照 してください。 更 なるサンプルプログラムは、 各 System Vシステムコールを 深 く 掘 り 下 げた 使 い 方 の 説 明をインターネットで 見 つけることが 可 能 です。これらはシステムコールを 説 明 する 本 章 のセクションの 中 で 記 載 されています。3-6

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