12.07.2015 Views

RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

SHOW MORE
SHOW LESS

Create successful ePaper yourself

Turn your PDF publications into a flip-book with our unique Google optimized e-Paper software.

デバイス・ドライバドライバのテスト 14サンプル・カーネル・モジュールをテストする 最 良 の 方 法 は、RCIMドライバなしのカーネルを構 築 し、サンプル・ドライバをロードすることです。しかしながら、このモジュールはカーネルに 既 に 組 み 込 まれたRCIMドライバの 有 無 に 関 わらず 動 くように 設 計 されています。RCIMカーネル・モジュールとサンプル・カーネル・モジュールは 同 じ 割 り 込 みラインを 共 有 します。 割 り 込 みが 発 生 した 時 、RCIMの 割 り 込 みハンドラが 最 初 に 起 動 し、RCIM 上 のハードウェア 割 り 込 みレジスタはクリアされます。その 後 、サンプル・モジュールの 割 り 込 みハンドラが 呼び 出 されます。もし 両 方 のモジュールがロードされた 場 合 、もう1つのハンドラはクリアされた 割 り 込 みレジスタを 見 つけ、もし「 割 り 込 みソース」のチェックが 実 行 されるとハンドラは 割 り 込 みがrtc0とは 異なるデバイスから 来 たと 思 い 込 みます。RCIMとサンプル・モジュールの 両 方 がロードされる 時にこの 障 害 を 克 服 するため、サンプル・モジュールの 割 り 込 みハンドラの 以 下 の 行 をコメントアウトしました:// if (isr & RCIM_REG_RTC0) { .次 のコードは、RCIMスケルトン・ドライバの 割 り 込 み 発 生 でいつでもこのルーチンが 呼 び 出 されるようにどのような 方 法 でユーザー・レベル・ドライバをルーチンと 結 合 するかをデモする 簡易 ユーザー・レベル・プログラムです。このルーチン“interrupt_handler” は、RCIMのrtc0の 割 り 込み 発 生 時 に 呼 び 出 されるルーチンです。このプログラムはプログラムが 実 行 されている 端 末 で「Ctrl-C」の 入 力 することにより 終 了 します。このサンプル・コードは/usr/share/doc/ccur/examples/driver/usersampleでも 入 手 できることに 注 意 してください。サンプル・モジュールをロードして 正 常 にユーザー・サンプル・プログラムを 実 行 するには、RCIMドライバを 使 用 する 全 てのアプリケーションを 停 止 する 必 要 があります。以 下 がusersampleプログラムです。14-9

Hooray! Your file is uploaded and ready to be published.

Saved successfully!

Ooh no, something went wrong!